うえたに夫婦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「博物ふぃすてぃばる」で一目ぼれして購入しました!イラストがかわいかったし、何より内容が面白かったです。理科室にある実験器具はたくさんありますが、知らな道具について、名前を知ったり、使い方を知ったり、さらには何でそんな道具が出来たのか知ったりするのが凄く面白かったです。
特に、名前を知って感動したのが(笑)、るつぼくんです!「るつぼ(坩堝)は、高熱を利用して物質の溶融・合成・保温を行う際に使用する耐熱容器。」だそうで、実際に使っている道具なんだと初めて知りました。「状態」のこと以外に考えたことなかったです。金網があるのに、なんで三角架があるんだろうと思っていたら、るつぼくん用だったんですね! -
Posted by ブクログ
いろんな製造業の品質管理(と製造過程)を説明した本。
絵も解説もわかりやすくて申し分ないです。
取り上げられている商品は10種類しかありませんが、うまくバランスが取れているのか、十分に多様な製品について説明されている印象を受けました。
著者のうえたに夫婦の旦那さんの方が、元々資生堂の研究員をしていたこともあってか、品質管理についても、製造過程についても、焦点の当て方がとてもうまくて納得できる部分が多く、読み足りない、とか、もっと知りたい、といった読後感が残らず、読み味(といった言葉があるかどうかわかりませんが)もスッキリ。
気軽に読めましたが、とても満足できました。
続編、出ないかな。 -
Posted by ブクログ
ちょうどこの本を読み終える前日に,2025年のノーベル生理学・医学賞に,大阪大学の坂口志文先生を含む3人が選出されたという,タイムリーなニュースが飛び込んできて,大変喜ばしく,高揚を覚えた。
日本30例目というキリの良い受賞となるそうだ。
ところで,理系アレルギーであり,天文と医療以外の分野に対しては,ほぼ関心を示すことのない私が,「自然科学に関する本を読む」ということ自体が,そもそも非常に珍しくはあるのだが,子ども向けに書かれている本書であっても,やはり理系・自然科学の分野は難しいなと感じさせられる。
私はその理由が大きく分けて2つあると考えていて,ひとつは専門用語を用いなければ,よい -
Posted by ブクログ
私は今も科学好きで、小学生の頃は趣味の実験器具集め?に走っていた身として、
ほとんどの器具は知っていたが駒込ピペットや桐山漏斗のように知らない物もあり興味深かった。
対象読者は大人だと思うが興味を持つ子供も少なくないだろうから
キャラクター化、チャートや相関図などは主観でも構わないが、
小学校から使うもの理科室にあるもの、大学や専門施設で使うものとか分類のようなものがあっても良いのでは。
個人的には、いつ頃開発されたものか等のデータもあれば自分で深堀りせずに済むのでありがたい。
あと理科室の器具と百葉箱に関連した器具が一緒というのはちょっと違和感があった。
科学部とかで括れば分けることは