アラン・ド・ボトンのレビュー一覧

  • メランコリーで生きてみる

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    こんなに頷きながら読んだ本はない。私の性格を知りたかったらこの本を読んで!という感じ。(ちょっと当てはまらない章もあるが。)星5は、本や文章の完成度に対してではなく、ここに書かれている内容そのものに対して。最後の章が素晴らしかった。こういう本にありがちなように「しんどいよね〜」で終わるのではなく、大きな道しるべを最後に渡してくれた。

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    2025年08月21日
  • メランコリーで生きてみる

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    この感覚の言語化は嬉しい。シニカルや陰キャで片付けられてしまいそうな危うい感覚を許されたような気持ち。原題をタトゥーにしたいくらいだ。

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    2025年03月01日
  • メランコリーで生きてみる

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    メランコリーで生きる
    ふむふむ。そうなのかも。
    メランコリーな感じが外に出ていると、いろんな場面で、負の印象を持たれガチだけれど、
    この本は、メランコリーな生き方は悪くないんだと勇気づけてくれる。
    特に印象に残った箇所は↓
    「メランコリーな人は、・・・この世界がほとんどの場合、恐ろしくてどうしようもないほど残酷なのを知っている。心をしめるさまざまな苦しみがまだ当分続くことを知っている。それでもなお、絶望してしまわないよう必死にがんばっている。・・・心身が弱っている時は、メランコリーな状態が結局は唯一理にかなっている。苦しみに対する最前の心構え、そして、希望や楽しさを残している何かへと疲弊した心

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    2025年02月02日
  • メランコリーで生きてみる

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    タイトルに魅かれて手に取った。

    メランコリーとは?
    1 気がふさぐこと。 憂鬱 ゆううつ
    2 鬱病 うつびょう

    気分的なものか、医療的に病気かによっても違う。

    誰しも憂鬱になることはしばしば起きる。
    そんなときに、この本をパラパラめくると、
    自分に当てはまるメランコリーが見つかるだろう。

    もし、病気で苦しんでいたら、
    思いつめる前にこの本をじっくりと読んでほしい。

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    2024年12月23日
  • メランコリーで生きてみる

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    MBTI診断で一度でも内向的と診断された人、特にINFJの人は絶対読んだ方がいい。
    自分のことが書かれていると思うだろう。

    良い人のように見られがちだけど心の中じゃ案外毒づいてる、そんな自分の性格をずっとやだなと思ってたけど、それを「メランコリーな人」としてひとつの人生のありかたとして肯定くれる本だった。

    ひとつひとつ章ごとに短く区切ってあるし、絵とか写真の資料もカラーでたくさん載ってるから読みやすい。文章もなかなかズバッと切ってくれるから読んでて気持ちいい。訳者さんが面白いのかな?
    原題:varieties of melancholy(様々なメランコリー)を「メランコリーで生きてみる」っ

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    2024年12月18日
  • メランコリーで生きてみる

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    期待して手にした本で、期待以上でした。これまで自分のことをメランコリーだとは認識していなかったけれど、まさにメランコリーでした、私。私が見えていないだけで、みんなメランコリーな一面があって、だけどもそれを隠しているのかもなぁと思いました。気づかずにメランコリーを隠している、見ないようにしている、ということもあり得るなぁなんて思いながら読みました。邦訳のタイトル、秀逸かも。少なくとも私はタイトルに惹かれて手にしました。
    意外に日本に関連するところが出てくるのも、読みやすさ、とっつきやすさに弾みをつけました。メランコリー、今の時代に必要かも。右肩上がり、成長志向、ポジティブ全開な時代は過去のもので

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    2024年12月07日
  • メランコリーで生きてみる

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    ネタバレ

    人生何度目かの「落ち込みマックス」の時期に出逢って,マックス過ぎて読めなくて,「積ん読」になってたのを,「それほどでもない,っていうか,状況が悪いにも拘わらずまぁまぁ」な今になってようやく読んでみた.

    で,読み始めてすぐ思ったのが,「え?ネクラ?ネクラのな!?」っていうのと,「何?メランコリーって,落ち込みとかじゃなくてネガティブ思考?」ってこと.
    3分の1ぐらい読んでも「え?ネクラ?」って笑.

    でも,「天文学とメランコリー」あたりから,「まぁそうだよなー.いわれてみれば・・・いわれなくったってそうだよね」ってなって,「セックスとメランコリー」から「50歳とメランコリー」までの中盤で一気に

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    2025年10月25日
  • メランコリーで生きてみる

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    メランコリーという言葉で表現できたのかーと、目から鱗の本だった。
    気になる章だけ読んだ。
    楽観、朗らかさの足りないメランコリーの人が読むと、少しなぐさめられるかもしれない。

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    2025年03月26日
  • メランコリーで生きてみる

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    著者の邦訳はほとんど読んでいる。生きる慰めとなる哲学を普段使いの言葉で提示する人、という印象。

    不完全な世界、不完全な人生を生きる助けとしてのメランコリー。

    本書が指すメランコリーの定義は明確にはされない。自分は「前向きな悲観主義」と了解した。楽観的ではない、さりとて失望して拗ねてもいない。

    メランコリーな人は内向的で感受性が強い。家にいるのが大好き。静寂、穏やかな日常を好む。花も好き。朗らかさを求められたりパーティーに出るのは苦手。なんだ俺のことか…と思うがこんなの世の中の半分くらいの人はそうじゃないのか? さすがに中年にもなって自分を「感受性が強い」と思うのには気恥ずかしさがある。

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    2024年11月27日
  • 人類は絶滅を逃れられるのか

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    賛成派と反対派に知識人を分けて、ディベート開始!その内容を記録したエキサイティングな本で面白い。知識人同士が対談すると、妙に気を遣い合って議論にはならず、相互補完的な意見交換に終始する。そんな日和見な論壇風景が生温いと感じるなら、この本は最適だ。ひろゆきの論破シリーズも本にしてみては?と思い付いたほどだ。お題は、「人類の未来は明るいか」さて自分はどちら側で参加しよう。

    と、上記が読み始めた前半。で、読み進めると、ディベート特有の噛み合わない空中論争。テレビタックル読書編。意味のない揚げ足取りと一方的主張にだんだん辟易してくる。あー、そうか。ディベート番組のエンタメとしての醍醐味は、揶揄中傷、

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    2022年05月02日
  • 人類は絶滅を逃れられるのか

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    短時間でサラッと読めるディベート。
    マルコムグラットウェルのジョークが冴え渡りなかなか楽しい。
    しかし結果は予想に反していた。
    現場の臨場感はまた違うのだろう。
    ともあれ、進歩によって一人の人間が及ぼす事のできる影響は過去に例のないほど大きくなっているのかどうか。
    なかなか面白かった。

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    2018年12月31日
  • 人類は絶滅を逃れられるのか

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    ムンクディベート。テーマが壮大過ぎてやや消化不良といった感じ。ただ、リドレーとグラッドウェルの対決は個人的に○

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    2018年03月22日
  • 人類は絶滅を逃れられるのか

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    未来に対しての肯定派マット・リドレーとスティーブン・ピンカー、懐疑派のマルコム・グラッドウェル、アラン・ド・ボトンの文明の過去・現在・未来に対するディベートの本。

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    2018年01月04日
  • メランコリーで生きてみる

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    感想
    悲しみに浸ってみる。無理に明るく、幸せなふりをする必要もない。本当の自分は小さく非力な存在。そこに気づいてから日々を謙虚に生きる。

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    2024年11月01日