原裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今更ながらSDGsを調べてみるにあたり口コミの良い本として手に取ってみた。
誰1人取り残さない、持続可能な未来を作り出すためのビジネスのエッセンスが盛り込まれている。
ここで大事なのはビジネスとして成り立つということだろう、その事例もいくつも散りばめられている。
17のゴールに対して何を包摂しているビジネスか示しておりビジュアル的にわかりやすい。
プラダやルイヴィトンのような毛皮製品廃止でエシカルな取り組み、応援が増えているという。
南方熊楠の思想にも通じる取り組みが増えると良い。
ただビジュアルメインのため、正直電子書籍では読みづらい -
Posted by ブクログ
SDGs自体を学ぶ本ではなく、使う本だということですが、ちょっと知らなすぎました。p40あたりから17の各ゴールについて、日本、世界の現状数値が書かれていますが、いろいろとショッキング。
・日本の相対的貧困率は14%(17歳以下)
・橋(に限らないけど)などの公共インフラの老朽化
・食料自給率、耕作放棄地
・世界トップ8人の資産が全世界の資産の半分。。。衝撃
などなど。
・purpose(パーパス)は、内外とのコミットメント(共有価値)を示す言葉。理念、ミッションはどちらかというと内向きのコミットメント。
・社会課題の解決こそ、企業のpurpose。
・SDGsが金融(投資)の世界を変えつつ -
Posted by ブクログ
合理的よりも情緒的。結局は頭で理解するよりも心が動かされることがSDGsが目指すゴールの達成につながる行動を起こすきっかけになるのかなと思いました。
環境問題や貧困問題など、どうしても対岸の火事のように捉えてしまっています。ただ、自分の生活に落とし込んで考えてみると持続可能な社会が意味するものが見えてきました。病気をしたら、自然災害があったら、失業したら、、、自分の生活さえ持続可能でなく脆弱的なものだということを思い知らされます。SDGsの達成目標は自分の生活の持続可能性を高めるためのヒントにもなってるのかなと思いました。
自分の生活を守るというモチベーションは、私にとってはSDGsを達成 -