あらすじ
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本書は、SDGsの入門書であり、実践書です。SDGsで定められた17の目標を実現するには、ビジネスの力が欠かせません。そして、SDGsへの取り組みがこれからのビジネスには必要不可欠です。本書では、ビジネスパーソンになじみのあるマーケティングの4P(Product、Price、Place、Promotion)とSDGsの5P(People、Planet、Peace、Prosperity、Partnership)を掛け合わせることで、SDGsをどのように事業に組み込めばよいか図解しています。
SDGsは遠い世界のことではなく、身の回りにある問題です。そこで、SDGsについて初めて学ぶという人でも自分事として読めるように、身近な日本国内から海外の事例まで豊富に取り揃えて、イラストや写真を使って解説しているのも本書の特徴です。
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Posted by ブクログ
SDGsの概要と17のターゲットに対して世界の企業がどういう取り組みをしているのかが非常にわかりやすく一冊にまとまっている。SDGsの細かい解説というよりも具体的にそれをどうビジネスに取り込むかに焦点を当てている。
電子書籍で読んだが、これは前のページに戻りながら見たほうがより理解が深まる一冊だからリアルでほしい!
Posted by ブクログ
最近やたらと耳にするようになったSDGsについて、少しは知っておかないとなぁと思い何気なく手に取ったけれど……。
読み終わったあと益々興味が湧いてきて、もっと知りたい、個人にできることはなんだろうと前のめりになっている自分に気がついた。
SDGsの分類や、実際の企業の取り組みがわかりやすく見開きでまとめられていて、入門書として読むのに適していると思う。
本書を足掛かりに、もう一段階踏み込んだ内容の本にも手を出してみようかな。
Posted by ブクログ
SDGs本来の、社会的課題に取り組むことを本懐としてまとめられていておすすめです。経営戦略として取り入れましょうとう扱いの本も多く、そういう営利目的でSDGsを捉えるのは違うと思う。
Posted by ブクログ
SDGsについて簡潔にまとめられており、具体サービスも記載されているため、17の目標それぞれの役割を理解しやすい構造となっています。
これを読んだから満足するのではなく、自身の日々の生活の中でエシカルな取り組みをどのようにして実行していくか、どのようなパーパスを定義するかの重要性が学べます。
Posted by ブクログ
いろんな企業のSDGsに関連する取り組みが学べる。SDGsによって、マーケティングが根本から変わりつつあることが感じられる。
「パーパス」も頻りに出てくる。SDGsをパーパス志向を高めるツールとしてとらえることが重要。なぜなら、社会課題の解決こそが企業のパーパスであり、その企業の存在意義そのものだから。
Posted by ブクログ
本の前半は単なるSDGSの説明だったが、後半から実際にSDGSをビジネスに活用するフレームワークや実践している企業事例が掲載されており、参考になった。
Posted by ブクログ
初めて読むSDGs関連の本。
初心者にも分かりやすい一冊だった。
SDGsとはなんぞや?だけではなく、それがどうビジネスに関連しているのか。既に取り入れている会社の参考例など入口から出口までしっかり読み込める。
【ESG投資】という言葉に初めて出会い、【サイモンシネック】という人も初めて知った。
裾野が広がった一冊。
Posted by ブクログ
日常的に考えてるわけではないが、とても大切なこと。自分が考えていない分、誰かが考えてる。人任せにするのではなく、自分が出来る小さなことから始めていく。
Posted by ブクログ
初めて読んだSDGsに関する本。ひとつひとつのゴールについて詳しく書いてあり、企業の取り組みも紹介されていて、今自分にできることをそれぞれのテーマで考えられた。
最後に書かれていた『奪い合いから与え合いへ』という言葉。これを成し得るために必要なことは何なのか。『1人ひとりの意識と行動の変化からしか、ビジネスの変革も社会の変革も成し遂げられない』とある。ひとりひとりに変化を促すことがとても大きな課題に思えた。
Posted by ブクログ
今更ながらSDGsを調べてみるにあたり口コミの良い本として手に取ってみた。
誰1人取り残さない、持続可能な未来を作り出すためのビジネスのエッセンスが盛り込まれている。
ここで大事なのはビジネスとして成り立つということだろう、その事例もいくつも散りばめられている。
17のゴールに対して何を包摂しているビジネスか示しておりビジュアル的にわかりやすい。
プラダやルイヴィトンのような毛皮製品廃止でエシカルな取り組み、応援が増えているという。
南方熊楠の思想にも通じる取り組みが増えると良い。
ただビジュアルメインのため、正直電子書籍では読みづらい
Posted by ブクログ
知識を深めるというよりは、日々の中で使っていけたらこの書籍の価値が出ると思う。意識し続けられるか…というテーマを与えられ、今の日本がどれほど既得の中で生きているのかを気付かされた。
Posted by ブクログ
SDGsについて知らないことが多かったのでとても勉強になりました。
整理されていて読みやすく、
世の中に対しての視点が変わる。
まだまだ日本は遅れているけれど、
その中でも早くから取り組んでいる企業を知ることが出来たのでよかったです!
Posted by ブクログ
SDGs自体を学ぶ本ではなく、使う本だということですが、ちょっと知らなすぎました。p40あたりから17の各ゴールについて、日本、世界の現状数値が書かれていますが、いろいろとショッキング。
・日本の相対的貧困率は14%(17歳以下)
・橋(に限らないけど)などの公共インフラの老朽化
・食料自給率、耕作放棄地
・世界トップ8人の資産が全世界の資産の半分。。。衝撃
などなど。
・purpose(パーパス)は、内外とのコミットメント(共有価値)を示す言葉。理念、ミッションはどちらかというと内向きのコミットメント。
・社会課題の解決こそ、企業のpurpose。
・SDGsが金融(投資)の世界を変えつつある。一方で、プラットフォーム企業(GAFA代表例)が、世界の富を集めているとするなら、ここに矛盾はないのだろうか。
・SDGs Marketing Matrixをベースに、自社事業のSDGs貢献度なりSDGs化度合いが計測できるかも?
・Start with WHY (TED)。紹介されてたので、見た。時々見よう。
・企業事例が豊富なので、これからやろうとしている監査にも役立つ情報が得られた。
Posted by ブクログ
わかりやすい。イメージしやすい。1番頭に残ったのは、企業の目的をSDGsのゴールから導き出すってのと、論理より倫理。感情に訴えかける方が人は響く。事業計画を作る身からすると、難しい。。。
Posted by ブクログ
合理的よりも情緒的。結局は頭で理解するよりも心が動かされることがSDGsが目指すゴールの達成につながる行動を起こすきっかけになるのかなと思いました。
環境問題や貧困問題など、どうしても対岸の火事のように捉えてしまっています。ただ、自分の生活に落とし込んで考えてみると持続可能な社会が意味するものが見えてきました。病気をしたら、自然災害があったら、失業したら、、、自分の生活さえ持続可能でなく脆弱的なものだということを思い知らされます。SDGsの達成目標は自分の生活の持続可能性を高めるためのヒントにもなってるのかなと思いました。
自分の生活を守るというモチベーションは、私にとってはSDGsを達成するための充分な情緒的理由になり、大きなことを変えていくきっかけになるのかなと思いました。
Posted by ブクログ
新しい17の目標のロゴマークと現時点での企業の取り組みやアイディアが分かる。初級者向けというよりはSDGsを知っている人が知識を広げる、少し深めるのに最適な本。勉強になりました。「SDGsは球体で捉える」はお互いに絡み合っているのは分かっていましたが、立体で示されると初めて知る人にも視覚的に理解しやすくなって非常に良い視点、捉え方だと思いました。
Posted by ブクログ
初版から約4年経っているが、十分だった。逆に言うとそこまで進展が無いのかも。。
子どもがSDGsに興味を持っていたのと、読みたい物リストに入れていたので、やっと読めた。こう言う取り組みをしている企業を勉強し、利用していきたい。
Posted by ブクログ
ビジネスパーソンが自社でSDGsをそう取り入れるかを考える手助けとなる本。マトリクス表が載っているので、取っ付きやすそう。SDGsとは何ぞやという初歩的な所も簡単に説明されている。前職で少し関係があったので読んだが、もうちょっと突っ込んだ事例がたくさん載っていれば良かった。銀行のタッチ決済は何もないよりかはマシだが、もう一捻り欲しい。世界最小のミツバチ用マクドナルド店舗が可愛かった。
Posted by ブクログ
SDGsとビジネスのつながりについて考えさせてくれる本です。
具体的なビジネスの例もたくさん載っていてヒントがたくさんあると思います。
これからは企業価値、モノよりコトが重要になっていくというのが、わかりました。
また、SDGsはビジネスをしてなくても、1人1人が意識して行動することで目標達成に近づけるということがとても響きました。
より、SDGsに関心の高い企業を応援したいと思いました。
ただ、言葉遣いが難しいのと、結局言ってることは同じ内容を、何度も違う言い回しで繰り返していることもあり、私は読み進めづらかったです。
Posted by ブクログ
SDGsをビジネスに活かすための教科書
前半ではSDGsの17のGOALの概略説明、後半ではそれをビジネスで活用するためのフレームワークと実際のビジネス事例が語られています。
フレームワークとしては、
マーケティングの4P
・Product
・Price
・Placement
・Promotion
とSDGsの5つのP
・People
・Planet
・Peace
・Prosperity
・Partnership
からなるSDGs Marketing Matrixを用いてビジネスを考えるということ。
そして、そこからパーパスを導きさすといったものです。
4×5のマトリクスから導き出されるものは
人を犠牲にしない製品づくり
資源に配慮した製品づくり
平和を実現する製品づくり
心豊かな製品づくり
パートナーと共創する製品づくり
平等な権利を守る価格設定
地球環境に負荷をかけない価格設定
平和を促進するための価格設定
豊かさに貢献する価格設定
パートナーも共に公正な対価を得る価格設定
人に負担のない流通の仕組みづくり
環境に負荷をかけない流通の仕組みづくり
地域の文化を尊重する流通の仕組みづくり
パートナーの豊かな生活を生み出す流通の仕組み
パートナーと共創できる流通の仕組みづくり
共感性の高いコミュニケーションの創造
地球にやさしいコミュニケーションの創造
差別や争いのないコミュニケーションの創造
心豊かなコミュニケーションの創造
パートナーと共創するコミュニケーションの創造
そして、それぞれに質問が用意され、確認することが可能です。また、それぞれの事例が紹介されています。
こうしたことから、新しいビジネスを生みだしていくということになります。
Posted by ブクログ
2030年の目標として世界がかかげた17の目標。
飢餓をなくす。ジェンダーレス。海、陸の保護。自然エネルギー推進。様々な問題が世界に襲いかかっていることがわかった。問題が大きく解決するするには大規模な行動が必要だか、一人一人が学び行動を起こすこともまた大きな力になることがわかった。
モノの循環と同時に優しさの循環もする。
私自身何ができるかを考え、パーパスを考える。
パーパスとは社会を客観的に捉えた時自分自身はどんな存在としてうつるのか。
2030まであと10年
この10年の活動で2030の未来は別れる
もし謝れば2030の未来はない
EU2020に新規石炭事業禁止
2021充電ガソリンスタンド設置
太陽光発電により蓄電
Posted by ブクログ
初めてSDGsに触れた。
これまでの人生で聞き慣れない言葉に溢れていた。
これからの買い物感が変わる気がする。
また自身も何が出来るか、一つずつ、少しずつ