吉田桃子のレビュー一覧

  • 夜明けをつれてくる犬

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    犬との出会いを通して、少しずつ前を向いていく姿がとても印象に残る一冊。寂しさや苦しさの中にも、そっと寄り添ってくれる存在がいることの温かさを感じる作品。

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    2026年10月01日
  • 夜明けをつれてくる犬

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    愛犬を看取ったことがある人はみんな気持ち宝箱が開いてしまってしばらく涙が止まらないんじゃないだろうか。今は亡き歴代キャバリアたちの優しい温もりを思い出して恋しくてたまらない。

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    2024年07月04日
  • 推しトモ!

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    無趣味な主人公が「推し」を見つけ、それを通して友達ができ成長していく、かなり気持ちの良い物語。「推し」活することを完全なる是として語るわけではなく、自分が好きなものを見つけよう!という文脈なので、帯の、「推ししか勝たん!」は方向性がかなり違う気がする。しかし好きなものがないっていうのはなかなか苦しいよね。

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    2024年03月29日
  • 夜明けをつれてくる犬

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    犬と暮らすってそんなにいいことなのだなあ。アレルギーで動物が飼えないので絶対にできない経験。お花屋さんのお姉さんが優しすぎる。傷ついた分だけ、人の心の傷に気づくことができ、優しくできる、そんな人になりたいものです。美咲の家族もあたたかい。

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    2024年01月25日
  • ラブリィ!

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    本の題名やどピンクの表紙のイメージから
    女子度が高い恋バナなのかと勝手に想像していましたが、見事に期待を裏切ってくれて、面白かったです。

    中学生になると自分や人の外見が気になり始めます。

    自分の外見は相談しにくいことでもあれば、人は外見だけじゃないよと思うこともある。
    だけど、外見で判断してしまうこともある。

    誰しもが持っているよう微妙な気持ち、グレーゾーンが
    細かく書かれていたことに、作家さんの愛を感じました。

    そしてその悩みはいくつになっても、持っている人は多いから大人にもオススメしたい本だと思いました。

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    2021年11月25日
  • ばかみたいって言われてもいいよ3

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    最後まできゅんきゅん、
    あんづちゃんと詩音が可愛くて愛おしいのなんのって。

    初恋のエピソードと、
    文化祭、
    そして家族関係の決着。
    14歳なりの決心が描かれていて、
    とてもほっこり、しあわせな気持ちになりました。

    3巻目は立ち上がりが暗めなので
    どうなることかと思ったけど、
    最後の方は怒涛のきゅんきゅん攻撃でした。
    あー、幸せだった。


    この作者さん、福島県郡山市在住だそうで!
    わたしの地元で勝手に親近感。
    他の本も読んでみます

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    2021年05月19日
  • ばかみたいって言われてもいいよ1

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    表紙のイラストのかわいさ、
    タイトルの「ばかみたいって言われてもいいよ」というセンスのよさ、天才。

    おしゃれが好きな主人公が、
    田舎で暮らすことになる…
    というありがちな設定だれけど、これがまあ面白い。

    うじうじ悩んでるかと思えば
    ばちっ!と思ったことを言ってしまったり、
    ちょっと矛盾して感じるところも、思春期ぽいなあと。

    きっときっと、お隣の家の彼とは恋に落ちるのだろうし、わかりきっているのにワクワクする、
    最高なYA小説でした。はー、すぐに続き読も。

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    2021年04月19日
  • moja

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    中2の主人公と同じ年頃の娘がいるので、面白かった!
    数十分でさらりと読める軽い読み物だったけれど、読んで良かった。
    家族も周りの子どもたちも、本当はみんな色々考えていて、根本はみんないい人なのが良かった。

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    2019年10月03日
  • ラブリィ!

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    多くの人が見た目を気にしていて、それは思春期であればなおのこと。
    主人公・拓郎は自分が撮った映画でコンクールで念願の賞を取る。
    喜ぶ拓郎だが、ふたを開けてみれば審査員に褒められているのは主演を飾ったクラスメートの涼子。涼子は、みんなからブスだとバカにされている女子なのだが、拓郎は映画にぴったりだと思い主演に抜擢したのだ。しかし、涼子が主演だということは外部には秘密だったため、拓郎はこれを機会に秘密がバレるかもしれないと焦り出す。

    なんとか秘密を守ろうとする拓郎。それは、たまたまクラスメートから涼子を守る行動にもなっていって、その偶然が読んでいて面白い。

    さらに、この出来事をきっかけに拓郎は、人はなぜ見た目を気にするのか、キレイなもの、そうでないものを区別し、差別するのはなぜか、自分の頭と心で考え始める。

    モテモテのイケメン親友や学校いちの美少女にも見た目からくる悩みがあったり、薄毛や身長を気にして恋愛や結婚に踏みきれず悩む拓郎のおじさんなど周りのキャラクターも魅力的。

    考える日々を送る主人公・拓郎が思う、「目には見えないけれどその人が大事に抱えているもの、背景にあることを感じ取れる人間になりたい」ということは想像力を働かせるということでもあるのですね。
    そして、読んでみるとピッタリなタイトルに納得!
    児童書にしてはシンプルな装丁も、そういうわけか、と思いました。
    ピンクカラーで女の子向けみたいに見えますが、性別も、年齢も越えて多くの人が共感できる本だと思いました。

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    2017年08月27日
  • 夜明けをつれてくる犬

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    実家で飼っていたキャバリアにそっくりの表紙、しかも主人公が人前で話すことがとても苦手な女の子…。
    我が家の息子も場面緘黙症なので、通じ合う事が多すぎて、児童書ですが気になって読んでみました。
    結果、あちこちで込み上げてくる涙を子供達に悟られないようにしつつ、あっという間に最後まで読んでしまいました。とても良かったです。是非、今色々な事で悩んでいるお子さんがいれば、読んでほしいなと思います。

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    2026年04月06日
  • 夜明けをつれてくる犬

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     Naffyさんの、ちょっとクールでバランス感覚が独特な、美しい絵を見たくて借りた本書であったが、読んでいく内に、犬のかけがえのない素晴らしさを知ることができた、吉田桃子さんの物語も、少女の成長とともに印象深いものがありました。


     物語の主人公「斎藤美咲」は、その両親と兄も含め、家族みんなに愛されていた、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの、「レオン」が亡くなったことが、一年経った今も忘れられず、いわゆるペットロスのような喪失感に苛まれていたが、彼女に関しては、それだけではなく、幼少期から声が出ない、精神的な苦しみも抱えていたことから、その辛さは尚のことであり、学校ではひとりぼっちでいることが多い上に、その話すことができないことを、度々馬鹿にされるような姿には、はっきりと、こういう病気ですといったものが不明であるからなのか、見ていて不憫でならなかった。

     そんな彼女にとって、数少ない心を許せる友達がレオンだったのであり、そこには言葉が無くとも通い合わすことのできる、犬が人間にもたらす、素晴らしき恩恵を見た思いであったが、その大切なレオンがこの世からいなくなってしまった、今現在に於いて、彼女はこれからどう生きていけば良いのか?

     と思った矢先に、幸か不幸か、レオンにそっくりな犬を花屋さんで見かけた美咲は、勇気を出して、その飼い主に止められない思いを伝えようとするが・・・。


     生き物には寿命があるため、いつかは別れなければならない時が必ず来るし、それに関して特別な思いを抱くのは、美咲だけとは限らず、寧ろ、犬が好きな人であれば、他の人がそのような体験をしたときに、それがきっと自分事のように思えるはずなのだと感じた時、「ああ、こういうことなのか」と彼女も初めて実感することによって、自分の内の思いだけに拘らず、少しずつ、外の思いにも目を向けるようになっていく、そんな様子に、まずは彼女自身の成長を感じられた。

     また、そうした成長を促してくれたのは、数は少なくとも、心温かい周りの人と犬であり、特に人間に対する真っ直ぐな犬の優しさを表した、『犬は、自分のことをよく見せたいとか、こうするとなにか見返りがあるからという理由でやさしいんじゃない』には、とても心を動かされるものがあり、それはレオンの素晴らしさだけでなく、それぞれに別の個を持った犬の素晴らしさでもあり、美咲自身の喜びでもあった。

     そして、何よりも美咲自身、素敵な未来を実感できたこととして、誰かにやってもらうことよりも、彼女自らがそうしたいという思いに達したことがあり、それは、相手の中に自分自身を感じることができた、とても素敵なことであり、そんな共感できる思いが、生きたいという気持ちを更に高めさせてくれたり、大きな励みとなってくれることには、『犬には、たいへんなことがあっても、困難を乗り越えて、それでも前に進んでいこうとするパワーがそなわっている』という、犬自身の持つ生命力からも感じられた、そんな前向きなメッセージがタイトルには込められており、これまでの長く辛い夜を押し退けて、ようやく連れてきてくれた夜明けは、彼女の為だけではない、犬の為のそれでもあったのです。

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    2024年05月15日
  • 夜明けをつれてくる犬

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    うちにもキャバリアがいるので完全にジャケ買いです。
    児童書ですが、とても良かった。あたたかな気持ちになれる一冊。
    作家さんはキャバ主さんなのかな
    キャバリアの柔らかい感じが伝わってきました

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    2023年11月17日
  • ばかみたいって言われてもいいよ1

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    イラストと題名に惹かれて呼んでみた作品。
    オシャレ好きな主人公が両親の別居で田舎で暮らすことになる。
    オシャレしてるのは男にモテるためと言われても、誰かの為ではなく自分の為にオシャレしてるので理解されなくても頑張ってる。
    恋愛メインの話かと思ったけど、色々な要素が入っていたので良かった。

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    2023年04月30日
  • moja

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    毛深いことが悩みの中学生の女の子の話。

    思春期って悩みがたくさん出てくるし、しかもそれらは親や友達に相談しにくいことが多い。
    自分の心の中で葛藤しながら少しずつ大人に近づいていくのだなと思った。

    完璧な人に見えても何かしら悩みはある。

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    2022年06月14日
  • 推しトモ!

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    推しトモ、いいな〜うらやましい。好きなものがあるってすごく素敵なことだし、好きなものを語り合える友達がいるってこともいいな。

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    2022年05月16日
  • 夜明けをつれてくる犬

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    ネタバレ

    いつの頃からかの猫ブームに押されて脇道に追いやられている犬本。犬派かつスパニエル推しの私にはどストライクな表紙に惹かれて読み始めました。

    自分の思いをうまく言葉にできない小5の女の子、美咲。
    日常生活はもちろん、卒業式での6年生を送る言葉の自分のパートでも声が出ない。これも物語の中で美咲の成長を表すための、わかりやすい縦軸バロメーターですよね。

    そして美咲が生まれたときから寄り添って生きてきたキャバリアのレオンの死。

    冒頭からレオンは骨壷に入った存在。でも美咲にとっては、たとえその状態でも、大きすぎて受け止められない喪失感を癒す存在なんですよね。

    4・5年生くらいから読めるやさしい文章なんですが、喪失の苦しみや生きづらさにあえぐ、子どもなりの心情がなんだかリアルで。
    愛犬を失ったことのある人はこの気持ちと行動すごくよくわかるんじゃないでしょうか。
    火葬前に少し切った毛をしばらく指で撫でたり嗅いだりしては泣いていた人間には響きましたよ。生きてたら絶対涙を舐めてくれるのに。とか思って底なしに落ちていくんです。

    レオンに生写しのキャバリア犬ビリー(同じ犬種なんだから似てるのは当たり前だろ、なんていうやつがいたら、そいつは犬と暮らしたことがないのだ)と、ビリーが看板犬を勤める花屋の店主である女性との出会いで、喪失感と周囲に感じる温度差でガッチガチの美咲の心が少しずつ解されていき、もうひとつの重要な出会いに辿り着くという流れ。

    ひたすら「ビー玉」を引っ張ってきた分、山場での描写は一定のカタルシスを覚えるものの、やってやった感を感じなくもないひねくれ読者。
    いや、児童書なんだからこれくらいわかりやすく気持ちのいい流れと表現は控えめに言って最高でしょう。

    しかし、夜明けを迎えてからのあまりにスムーズかつ達者な喋りに、どういう症状だったのかと掘ってみたくなる。
    陽気な弟が一計をめぐらせてしまうくらい、家でも喋れていなかったことを考えると場面緘黙ともまた違うのかなとか、そういうパターンもあるのかなとか。

    しかしこれ、表紙はレオンなのか?ビリー?いや、やっぱりレオンでしょうね。
    というかサンであるべきなのでは?
    うーん。物語の山場で物理的に夜明けを連れてきたのはサンだけども、美咲だけを覆っていた夜の世界に夜明けをもたらしたのはレオン…いや葉子さんじゃない?
    「夜明けをつれてくる三十路女性」
    それはそれで手が伸びていただろうとも思う。

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    2022年04月12日
  • ばかみたいって言われてもいいよ1

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    題名と表紙が素敵で読んだ作品です。

    両親が別居したのを機に、田舎の商店街に引っ越しをしたおしゃれ好きな女の子の話。
    恋の話ばかりではなくて、商店街の人との交流とか、自分の好きなことへの姿勢とか、女の子が成長していく描写がとてもよかった。

    オシャレったって、男にモテるためだけじゃないのに、周りから不思議がられて嫌な思いをする気持ち、すごくよくわかった。

    激情的でカッとなったらすぐ言葉にしちゃう杏都ちゃん。
    自分のことで自信を持てきれなかったり、他人と比較しちゃったり、威勢がいいように思えて実はナイーブだったり。
    葛藤がさらっと描かれていて、共感しやすかった。

    杏都ちゃんが頭の中でぐるぐるいろんなことを考えてしまうところが、中学生の女の子っぽくて微笑ましいかったです。

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    2021年08月07日
  • ばかみたいって言われてもいいよ1

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    可愛い表紙とキャッチャーな題名。中身は恋愛ものか??と、疑い深く読み始めたが、14歳主人公の純粋さに引き込まれ、途中涙すら流れの一気読み。
    素直に続き読みます。

    #小学生#中学生

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    2021年05月26日
  • ばかみたいって言われてもいいよ2

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    きゅんきゅん度合いが増した第2巻。

    相変わらずあんづちゃんと詩音くんがとっても可愛い。
    このお話ではSNSとSNSの炎上にも触れられていて、
    そこもポイントかなと。
    ただ、もうちょっと掘り下げてほしかったかなという思いもある。たしかに気にしすぎもよくないけれど、そう簡単に解決するものでもないと思うので。

    恋愛をのぞいても、
    お友達との関係性や
    商店街のあたたかさ、
    おしゃれな古着屋さんも相変わらずだし、
    家族関係のできごとも、
    読んでいて、
    主人公のあんづちゃんと一緒に悩んで、
    ほっこりするエピソードばかり。

    3巻目もたのしみです。

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    2021年04月29日
  • YA! アンソロジー ひとりぼっちの教室

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    中二の時、気に入らないクラスメートをイジメていた『穂花』。でも、三年になったらクラス中から無視されるよになってまるで透明人間みたい・・・「友達なんかいない」小林深雪

    クラスは違うけど仲の良い幼馴染の『加部慎太郎』。彼のクラスには顔に痣のあるいじめられっ子の男子生徒がいる。誰も名乗り出ないアンケートを取り続ける先生。でも、初めて✖がついた、そう加部慎太郎は言った・・・「これは加部慎太郎に送る手紙」戸森しるこ

    「どうせ私なんて」その言葉を口にする度中学生にループしてしまう『詩織』。イジメている三人組から逃げて屋上でお弁当を食べていると、同じくイジメられている『弥生』と知り合う。『今』が終わりが来ることを知っている詩織は、『今』しか知らない弥生の為に、彼女を救おうと奔走する・・・「転生☆少女」吉田桃子

    英語ができなくて先生に」バカにされている『僕』を、クラスのみんなもバカにしている。みんなから無視されている『吉田君』よりはましだけど、彼だけは僕に英語を教えてくれる。
    長縄大会で回し手に選ばれ認められたようで張り切っていたけど、リーダー格の『小野寺君』から跳ぶのが苦手な宮田君に休むように言うように指示される。『一致団結』って何?・・・「イッチダンケツ」栗沢まり

    イジメをテーマにした四編のアンソロジー。


    イジメに苦しんでいる子はもちろん、イジメている人や消極的に関わっている人にも読んでほしいな。だって、イジメって本当にカッコ悪い。
    死にたいと考えるほど苦しんでいるのなら、一時避難として逃げるのも正しい選択。それだってとっても勇気がいることなんだし。でもそのままじゃ、結局割を食うのは当人。そんなのはおかしい。ここからは大人がしっかりと対処してあげないといけない。「大人の言うことなんて信用できない」そんなこと言わっれっぱなしじゃ悔しいじゃないですか、大人の皆さん。

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    2020年10月10日