フレドリック バックマンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スウェーデンの人気作家による小説で映画化もしたらしいが、なかなかに面白かった。
主人公のブリット=マリーは63歳の専業主婦で、夫に裏切られて家を出る決心をし、田舎町ボーリで働き始める。序盤は、結婚以来、外の世界を知らなかったやや頑迷な主人公がいかに周りとズレているかが強調される。でも真面目でキレイ好き、何より働き者で、良くも悪くも真っ正直な彼女。子どもたちのサッカーチームのコーチを務めるなど、ボーリの人々に少しずつ受け入れられていく。
途中、彼女の生い立ちや最愛の姉を事故で亡くしてからのつらい出来事が明らかになる。また、ボーリの人々も貧困や問題のある家族など、みんな様々な事情を抱えて生きている。
ラストは思いがけなく感じる人もいるかもしれないが、自分としてはとても納得できる結末だったし、勇気付けられる気がした。63歳という年齢設定が絶妙。何歳になっても人生は冒険なんだ。 -
Posted by ブクログ
7歳になるエルサは、母親と母親のパートナーであるイェーオリ暮らしている。同じアパートのフロアに住む元医師のおばあちゃんとエルサは、最高の友だち。わからない事はウィキペディアで調べ、紙の本より電子ブックを好み、ハリーポッターが大好きでグリフィンドールのマフラーを放さない。そんな、ちょっと変わった子エルサは、学校では浮いている。おばあちゃんはエルサに、おはなしのなかの国・ミアマスの事をたくさん話してくれる。それがエルサの大好きな時だった。ちょっと頑固で変わり者のおばあちゃんが、ガンで亡くなってしまう。おばあちゃんは、エルサに同じアパートに住む住人たちへ手紙を届けてくれるように頼んでいた。
おばあちゃんの手紙は、どれも「ごめんなさい」から始まっていた。
ほとんど知らなかったアパートの住人たちと、おばあちゃんとの関係がだんだんわかっていき、最悪の場面を切り抜け、エルサは幸せな仲間たちに出会うことになる。
変わり者のあつまりのようなアパートの住人たちの本当の姿を知ることで、おばあちゃんはエルサに残してくれたものにきずく。