枇谷玲子のレビュー一覧

  • 【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)

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    うすうす気づいていたが、この本を読んで確信。
    わたしはとても敏感な人である。


    ・寒さや隙間風に弱い
    ・ストレスがあるとすぐ病気になる
    ・小さい音が気になる(隣の部屋の足音とか話し声)
    ・匂いに敏感で苦手
    ・1人の時間が必要
    ・すぐに疲れてしまう
    ・一緒にいる人を楽しませなくてはならない
    ・自分はなんて退屈で陰鬱な人間なんだ
    ・努力しないと愛されない


    これがHSP の特性と知って、心が軽くなった。
    私は心が弱いわけでも、頭がおかしいわけでもない。
    人より敏感なだけなんだ。


    もちろんこれ以外にも項目もあって、あてはまらないこともある。

    作者がデンマークの方なので文化の違いで参考になら

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    2025年10月30日
  • 【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)

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    多分自分はHSPで、そして頑張り屋でもあるので、エネルギーが尽きかけていてもそれを無視して頑張り続けてしまうが、もっと自分の欲求に従順に、疲れたらすぐ寝る、電車では目を瞑る、ホワイトノイズを聞くなど、出来ることを取り入れたい。
    オーディブルで読んだが本を買って置いておいて読み直したい。

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    2025年10月20日
  • 歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術

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    ネタバレ

    ノルウェー人の作家さんの作品でした。

    詩的な文章、

    徒歩旅行の旅日記みたいなところもあれば、

    これまでの欧米作家の言葉を引き合いに出して思索したり、

    そんな中で自分に対する問いかけが何度もなされ…

    半分酔っているのかな、ノルウェー人は本当にアルコールをたくさん飲むという情景が思い浮かぶ、、、

    そして孤独を愛しているようで寂しさとも無縁ではないような、

    長い道のりはやっぱ誰かと歩くに越したことはない、みたいな話とか、

    女性とのやり取りや、

    職についていないことについて少し後ろめたくもそれで自由でいられるのだと言い聞かせるようなところも何度かあり。

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    2025年08月30日
  • 【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)

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    完璧主義は良く無いことや、周りを気にしすぎるのも良くないと感じたけど、色々な生きづらさを抱えている人に向けた本。自分にも当てはまるけど、解決法がちょっと当たり前のことしかないのは残念。

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    2025年08月11日
  • 歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術

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    詩のようなエッセイのような、不思議で美しい文章。
    自然の中を一人で歩きたくなる。
    原文で読めたらさらに素敵なんだろうなあ。

    それにしても、恐ろしく自由な徒歩旅行だ。
    ときおり挟まれる、女性とのコミュニケーションが唐突に俗っぽくて、またいい。

    ここがとても好き。
    「理由は知らないが、上ることは、はじまりと同義なのかもしれない。何か新たなことのはじまりと。下りはより物悲しく、陰鬱だ。私達は終わりに似たものに向かって歩く。歩くことは、私達に死を思い出させるのだろう。上ることで、新たな可能性や新たな人生への期待が芽生えるのと同じように。」 p.202

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    2024年12月28日
  • 「愛とは何か」を科学する:人が人を愛するとき、脳と心で何が起きているのか?

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    「科学する」というよりは、著者の日記(調べてまとめた科学知識付き)という方が近い。そう思って読めば楽しく読める。翻訳はところどころ直訳風で、どこからどこまでがどの主語にかかっているのかわからず困るときがある。p.131買い主→飼い主?

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    2024年08月26日
  • 「恥をかくのが怖い」から解放される本:自己肯定感を高めて、自分らしく生きるレッスン

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    恥に潜む恐怖が強烈なのは、脳の仕組みのせい。原始、群れからつまはじきにされるのは死を意味した。そのため、恥の反応に際しては、命を脅かされる恐怖を感じることがある。このことは、著者以外にも多くの人が言っていて、私も非常に説得力のある仮説の一つだと思っている。殺されるわけではないのに、ドキドキが止まらない。恐怖感や嫌悪感が静まらない。これらは全て脳による自動的に発動する現象であり、これをコントロールできないことが、多くの人の悩みだと思う。

    この危険センサーは、群れからはぶかれても死にはしない現代においても、作動する。この誤作動は、自発性や行動力、我々の「勇気」に悪影響を与えている。でも、仕方ない

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    2024年07月12日
  • 歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術

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    妻に先立たれ恋人も失った中年男が、ノルウェーのフィヨルドを辿ってひたすら歩き続ける。若い頃から何度も徒歩旅行をくり返してきた著者自身を主人公に、記憶と現在を行き来しながら文学と恋愛と歩行を語る自伝的小説。

    タイトルからずっと気になってた本なんだけど、完全に同テーマのソルニットを先に読んだせいでどうしても「マッチョだな〜〜〜!」と思わずにいられなかった。散歩中に見かけた高級車を買ってそのまま他国で乗り捨てた話とか、旅先でのさまざまなワンナイトの思い出とか、読んでてちょっと疲れるエピソードがハードボイルド風に語られるのだ。
    なのにヘミングウェイが一度もでてこないのが不思議だった。ランボーについて

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    2024年03月20日
  • 【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)

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    ネタバレ

    この本にあるように、若い頃は自分の過敏さや限界を分らず苦労してきました。
    鬱になったりいろいろいろいろしてきて、散々自分と向き合って、自分の性質がわかってきたので、いまは断ることもできるし、大人数のところにはいかないし、1人の時間がなにより大事で周りもそれをわかってくれて(友人に「あの人は、人が増えたらふらっといなくなるから気にしないでいいよ」と周りに説明されてたのには笑いました)
    マイペースに楽に生きていますが、そうだったなー、こんなことあったなー…とか思いながら読みました。
    納得できるところが多い本でした。

    内容メモ
    ・内向的な人はたわいもない雑談には緊張しますが、共通の話題を持つ相手と

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    2024年01月09日
  • 歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術

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    時々、歩いています。本当に、時々ですが。時間を作って仲間と20Kmを目安に朝から夕方まで、です。また,低山を登ったりもします。登山というより、歩くことの延長にあるよな時間です。そこには、話したり、黙ったり、考えたり、思い出したり、無意識になったり、椅子に座っていたりベッドに寝ていたりするのとは違う気持ち良さがあるから…だと思ってきました。たぶん、一歩一歩を積み重ねるリズムが脳をある状態にする、という連関があるのかもしれません。なので、本書は「歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術」はど真ん中タイトルでした。短い文章を積み重ねていく感じが、一歩一歩感を生み出し、それが現実描写だった

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    2023年12月01日
  • 【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)

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    最初に自分のHSP度を計る設問がある。これによるとかなりHSP度が高いことになったが、必ずしも共感できることばかりでもなかった。
    もちろん、これは敏感度の目安であり、個人差も大きいうえに、これまでの社会経験や環境もおおきく影響するだろう。
    ただ、「自分はどうして人と感じ方が違うのだろう?」という内向的な質問を持つ時点でかなり”内向型”なので、その延長で本書を読むことは参考になるかもしれない。

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    2023年10月07日
  • 樹脂

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    ネタバレ

    不気味な…とても不気味で恐い。
    デンマークの僻地に住む一家族の物語。

    双子の弟は死んでいて祖母のせいだと父は思っている。
    クリスマスに父は祖母を殺す。
    母は、まったく動かなくなり巨大化していく。
    父と娘は町へ出ては盗みを繰り返す。
    学校も行かず死んだことにされる娘。
    ゴミ屋敷化していくその家のそのあとは…。

    もう、閉塞感しかない家で希望だとか夢だとかはいっさいないのが、ある意味凄いとしか言えない。
    樹脂の意味を考えてしまったほどに…。



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    2023年05月17日
  • 樹脂

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    ネタバレ

    よもや2作続けての父親の狂気を題材とする物語を読むことになるとは。

    デンマークのとある島のそのまた離島、”頭(ホーエド)”の奥地に世間から隠れるように暮らす一家。
    クリスマスイブに父親のイェンスは娘リウの目の前で祖母を枕で窒息死させ、庭で焼いてしまう。
    「闇は痛みを取り去るから大丈夫」と早速の狂気を見せつつもリウはそれをすっと受け入れている。

    なんなの!?この不穏さ。
    サイコファミリーの話か?と思うも、リウの反応は他者との関わりが極端にない世界で生きてきたが故の素直さによるもの。
    父のイェンスが、これでもかというくらい心の平衡を失っていく物語。

    どんなものにも価値があるという信念から、家

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    2022年12月10日
  • きのこのなぐさめ

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    最愛の夫を失った著者が、キノコと出会い、一つみつけ一つ喜びを噛み締めていく姿にじんとなりました。
    出てくるキノコの料理が食べたくなります。

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    2022年11月27日
  • 身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち 罪悪感を手放して毎日をラクにする方法

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    数々の例を挙げて説明してくれますが、共感できるようなできないようなといったもので、少し難しかったです。何かしら抱えてるものを手放すって、問題の解決には直結しないけど自分の心は楽にはなるかなあと思いました。

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    2022年10月26日
  • 樹脂

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    閉鎖され、破綻に向かう家族の中で、力強く生きる少女の物語。グロテスクな表現もあるが、自然に逆らわない生活には考えさせられる部分も。終盤はハラハラさせられるが読後感は良い。

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    2022年08月11日
  • 敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント

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    自分の個性を受け入れる、否定的な言葉で自分にレッテルを貼らない。
    堂々めぐりの不安を断ち切るには、最悪のことを想像しても得することはないと知る、いざというときは困難に対処できる自信を持つ。

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    2022年01月23日
  • 【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)

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    自分が敏感で内向的なので参考になった。
    自分の得意なことと苦手なことが分かった。
    刺激を避けるのではなく、自分に適したレベルを見つける。

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    2022年01月23日
  • 【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)

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    When we find someone who loses his or her mind, we should think that he/she felt frustrated because he/she can’t make others as he/she wishes. We don’t have to ask myself if we do something wrong to them.

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    2021年08月01日
  • 樹脂

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    ネタバレ

    内容自体は面白いと思うが、訳のせいなのかもともとの文章のせいなのか読みにくく感じてしまった。
    外の世界を全く知らない子供を可哀想だと思う反面、親子には愛情と信頼関係はあったのでただのネグレクトとも違う。そんな親子関係の描き方は上手いと思ったが、カールのことやイェンスの兄など、もう少し深く描いて欲しかった。
    樹脂についてなんて初めて聞いたので、もうちょっと読みやすかったらすごく興味深い作品だったと思う。

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    2021年05月02日