枇谷玲子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分がHSPとか繊細さんなどのカテゴリーに入ると思ってなかったし、そのカテゴリーに入っている事にも抵抗があったけど、やっぱり共感できる事が多かったし納得するところが多かった。今は自覚出来てこの本から学んだことを出来る範囲でやっていきたいと思っています。なにより安心感が得られた。
語り口も優しく、内容も解りやすいです。ただ、国の文化の違いの部分もあって共感しにくいところもあるので、星4つとしました。
ですが、何か周りと合わせると疲れるなど少しでもそうかな?と思うなら是非読んでほしいです。また、周りにそんな人がいるなぁと言う方にも理解するのにこの本はとてもオススメです。 -
Posted by ブクログ
長年連れ添った夫を亡くし失意のどん底にいた著者は、生前の夫と「いつか一緒に参加しよう」と話していたきのこについての講座に申し込む。初めて出会うきのこの深淵な世界は、彼女をノルウェーの森へ、山へと連れだした。喪失感に寄り添う趣味の世界を語り、いつしか優しい光が心に差し込んでくるようなエッセイ。きのこの写真も多数収録。
不思議な読後感だった。夫の急死に対するとまどいと深い悲しみを湛えた段落と、きのこ探しという新しい趣味に出会ったワクワク感を伝える段落がごく自然に並べられている。人は悲しみの淵にいても笑うことができるし、楽しんでいる最中にふと亡くなった愛する人のことを思いだすこともある。喪失を受 -
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Posted by ブクログ
HSP(Highly Sensitive person): 度合い90点
※60点以上がこの症状傾向にある
能力① 一度に多くの情報を吸収できる
能力②音や匂いなどの繊細な違いも察知できる
能力③ゆっくり、深く高く的に考えられる
能力③とても慎重で、危機管理能力が高い
能力④共感力が高く、気配りが上手
能力⑤誠実で、責任感がある
→”あなたは全ての世界に対して、責任を取ることはできません。あなたが責任を取るということは、その人の責任を肩代わりするということ。その人が自分で責任を取って誤りを解決するチャンスを奪うようなもの。だから、自分に責任を感じないで、相手に任せなさい!”
※自尊心が低いか -
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ネタバレ・交友関係は狭いけれど深い
・競争や諍いは苦手だからしない
・ゆっくりだけど深く考える
帯の言葉を見て「これって私のこと?」と思い手に取った。本書巻頭のチェックテストをするとやはりHSP(とても敏感な人)の可能性があるらしい。自身もHSPだという著者の言葉が、ゆっくりと染み込んでいくのを読んでいて感じた。
まずは自分を知ることから。必要以上に自分を責めず、自分を知り、受け止めてあげる。
私は人に注意するのが苦手で、怒りが生まれてもどう怒っていいのか分からなくなるときがある。受け止めて流したり、相手に何も言わずに見捨てたり、距離を置いたりしてきた。本当は伝えたい。思いを言葉にしたい。
自分の -
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なぜこんなに音・におい・相手の表情が“気になってしかたがない”のか?「交友関係は狭いけれど深い」「競争や諍いは苦手だからしない」「ゆっくりだけど深く考える」…5人に1人が該当するHSP(とても敏感な人)が生きづらい世の中を“敏感さを武器”に強く生き抜くヒント。
HSPの人が自尊心を高めるために有効とされる方法に、「自分を認めてあげること」というのがあるが、何をすれば良いのか、ぼんやりとしていた。本書では、実際にHSPの人たちが「具体的にどうしたら、何が変わっていったのか」という体験談が随所に紹介されているので、とてもイメージしやすかった。
最後に紹介されていた「HSPのためのアイデアリスト」 -
Posted by ブクログ
ネタバレデンマークの片田舎。本島と地峡で繋がる離れ小島〈頭[ホーエド]〉に住む唯一の家族、ホーダー家。廃品を素材に使った大工仕事を得意とする父イェンスと太り過ぎだが優しい母マリアの元で、娘のリウは学校に行かず父と共に夜な夜な森で狩りをしながら暮らしていた。しかし、本島に移住していた父方の祖母エルセが帰ってきて状況は一変。閉鎖的だが満ち足りた家族の日常をエルセが壊そうとしたとき、イェンスはリウを伴って凶行に走る。何一つ失くしたくないというイェンスの執着が暴走し、静かな狂気に包まれたホーダー家は救われるのか。家をゴミ屋敷にしてしまう人の心理に迫ったデンマーク発のスリラー。
タイトルの『樹脂』は作中でイ -
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Posted by ブクログ
自分が内向的なので、自分にあったやり方を学ぶため、購読。
まず、巻頭の敏感度、内向度チェックで、自分がやはり敏感で、内向的だという結果が分かった。
ただ、敏感度はそれほど高くなかった。特定の刺激、例えば音などについて、より深く調べられるツールがあれば、高い敏感度が出るかもしれない。
全体を通して思ったことは、
我々には環境や他者に対して、行動の選択肢があるということを思い出すべきだ、ということ。
私の個人的な経験と知識から、MBTIが、やはりユングの研究に基づいているので、本書の扱う内向/外向を包含した、より包括的なツールであり、生きていく上で有効だと思う。
以下、共感した、参考となる -
Posted by ブクログ
世の中の5人に1人はHSPと言われる敏感な人だといいます。
疲れやすく、怒ることを嫌い、
競争社会に向いていないと思っているような人たちですね、簡単にいうと。
そんなHSPの人であり、
牧師やセラピストなどとして活動する著者による、
敏感な人の味方になる本です。
HSPの人は、自分は間違っているんじゃないか、などと
自身をせめてしまいがち。
そうじゃないこと、そしてもっと気楽に生きる術を教えてくれます。
興味深かったところをふたつみっつ。
まずは、これですね。
自尊心が低いと自分に過度な要求を課して努力をするようになるという。
だけどそうやっている間、満たされることはなく、延々と努力は続く。 -
Posted by ブクログ
内向型、外向型人間がいるというのは以前読んだ本で知ったのだが、こちらはさらにHSP(敏感な人)という新たな切り口について説明されている。
HSP=内向型という訳ではないが、重なる部分が多いのはよくわかる。しかし、その多くが欠点と言うより特徴であるから、それをどう活かし、それとどう折り合いをつけていくかを章ごとにわけて丁寧に説明してある。
無駄な説明もなくシンプルな分、解りやすくて読み易い。
…と思ったら、この人は学究の徒などではなく、前身は牧師さんと言う変わり種!
なるほど、自身の体験の考察からスタートしただけに説得力がある。
共感できることもあり参考になった。 -