【感想・ネタバレ】敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒントのレビュー

あらすじ

敏感な人 …… 5人に1人
内向的な人 …… 2,3人に1人

“敏感な人”や“内向的な人”が、生きづらい世の中で、自分らしく生きる6つのヒント

「読んで心が楽になりました」 「涙が出ました」 「敏感すぎる人たちへの救いの書」
嬉しい反響を続々いただいた『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』の著者最新作!

*敏感な人…… HSP(Highly Sensitive Person)

敏感な人や内向的な人は、高い能力を持っています。

今の社会は、外向的で鈍感な人ばかりがうまく渡り歩き、内向的な人や敏感な人は損をしているように見えるかもしれません。
しかし、自分の個性にきちんと向き合い、それを上手に生かすことができれば、敏感で内向的な自分のままで、じゅうぶんラクに生きていけるのです。

本書では、そのためのヒントをひとつひとつ具体的に、丁寧にお伝えしていきます。
きっと、日々の生活で役立てていただけるはずです。


━━━━━━━ CHECK1 あなたも敏感な人? ━━━━━━━━━
□毎日、1人でいる時間が必要
□他の人が気にならない光や香りにも、ひどくいら立たされる
□世間話より、信頼関係に基づく、
深くて意義のある会話のほうが好きだ
□争いやケンカをするのが苦手
□静寂のなか自然散策すると気分がよくなる ……etc.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━ CHECK2 あなたも内向的な人? ━━━━━━━━
□周りの人たちがせわしなくしている場所にいるより、
一人で落ち着いて静かにしているほうが好き
□自分はたいてい静かで落ち着いた調子で話し、
声のトーンが上がることは滅多にない
□なにかの答えを探すとき、外に答えを求めるのではなく、
自分の気持ちや直感などの心の声に耳を傾ける ……etc.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


∥CONTENS∥

◎ 巻頭付録 敏感度診断テスト & 内向度/外向度診断テスト
◎“敏感な人”と“内向的な人”の特徴
◎ ラクに生きるヒント1 過度な刺激から自分を守る
◎ ラクに生きるヒント2 堂々巡りの不安を断ち切る
◎ ラクに生きるヒント3 日々に喜びや意義を見いだす
◎ ラクに生きるヒント4 不快なコミュニケーションを回避する
◎ ラクに生きるヒント5 自分に正直な選択をする
◎ ラクに生きるヒント6 自分の個性を快く受け入れる

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Posted by ブクログ

敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ) 。イルセ・サン先生の著書。敏感な人や内向的な人は苦しい。無神経な人や外交的な人は楽。敏感な人や内向的な人として生きると息苦しくなるのなら、無神経な人や外交的な人と生きればいい。敏感な人や内向的な人は無神経な人や外交的な人によって傷つけられやすい。だったら無神経な人や外交的な人になったほうがずっと楽。

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2021年12月03日

Posted by ブクログ

この本を通して自分が敏感で内向的な人間なんだと改めて感じた。どうしても周りに気をつかえなかったり、平気で迷惑を掛けてくる人にイライラしながらも、我慢して何も言えない性格が嫌でしかたなかった。自分はそんな性質をもった人間なんだと理解するだけで、気持ちが少し楽になりました。

0
2021年03月13日

Posted by ブクログ

自分が内向的なので、自分にあったやり方を学ぶため、購読。

まず、巻頭の敏感度、内向度チェックで、自分がやはり敏感で、内向的だという結果が分かった。
ただ、敏感度はそれほど高くなかった。特定の刺激、例えば音などについて、より深く調べられるツールがあれば、高い敏感度が出るかもしれない。

全体を通して思ったことは、
我々には環境や他者に対して、行動の選択肢があるということを思い出すべきだ、ということ。

私の個人的な経験と知識から、MBTIが、やはりユングの研究に基づいているので、本書の扱う内向/外向を包含した、より包括的なツールであり、生きていく上で有効だと思う。

以下、共感した、参考となる記載。

・内向的な人は、経験したことや他の人と話したことについて深く考えるために、1人になる時間ご必要。

・ユングによれば、外的因子によって性格が変わると、後で非常に神経過敏になる。その治癒は、個人の資質と自然に合致するよう、その人の資質を伸ばすことによってのみ可能。

・会話など、他者とのコミュニケーションにおいて、外向的な人を前提とした暗黙のルールがある。それなら、内向的な人前提のルールもあっていい。例えば、
 集中している人の邪魔をするのは厳禁。
 大事なことがないかぎり、静寂を破ってはならない。
 など。

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2019年11月29日

Posted by ブクログ

内向型、外向型人間がいるというのは以前読んだ本で知ったのだが、こちらはさらにHSP(敏感な人)という新たな切り口について説明されている。

HSP=内向型という訳ではないが、重なる部分が多いのはよくわかる。しかし、その多くが欠点と言うより特徴であるから、それをどう活かし、それとどう折り合いをつけていくかを章ごとにわけて丁寧に説明してある。

無駄な説明もなくシンプルな分、解りやすくて読み易い。
…と思ったら、この人は学究の徒などではなく、前身は牧師さんと言う変わり種!
なるほど、自身の体験の考察からスタートしただけに説得力がある。
共感できることもあり参考になった。

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2018年11月09日

Posted by ブクログ

内向的な人、HSP(とても敏感なひと)が生きやすくするにはどうするか。を平易なエッセイ的な文章で説明。

自分自身に内向的な部分やHSPにあたる部分があるかをよく理解して、社会から求められる、こうあるべきという部分に無理に合わせる事なく、折り合いをつけていくのが良いということ。

自分のことが内向的、HSPと気付いていない部分もあり、性質としてきちんと自覚することが大事なのだと思った。

●言葉の定義

外向的、内向的
 ユングの定義
 外向的な人の特徴
  外部の物質的なせかい、つまり外の世界の人や活動に興味がある。
 内向的な人の特徴
  自分や他の人たちの内面、つまり、体験・思考・ゆめ・願い・空想に興味がある。

HSP
 エーレン・アーロンの定義
 刺激に対する特別な感受性を持ち合わせている。

●気になった部分

最後の
「否定的な言葉で自分にレッテルを貼らない」
というのが、偏ったマイナス思考にならないために有効だと感じた。

「社会性がない」
 外向性がないだけで、社会性がないわけではない
 「外向性」は、社交の場に行きたがること。
 「社会性」は、社会や福祉について我が事のようにかんがえられること

「自己防衛しすぎ」
 痛みを感じやすいだけ

「過敏」
 とても敏感なだけ。「過敏」は大袈裟なニュアンスがある。感じ方は十人十色

「怠惰」
 充電中、省エネモードなだけ

「他人と違う」
 いけないことではない

「諍いが嫌い」
 対話と交渉を好むだけ

「弱い」
 繊細ではあるが、弱いわけではない

「退屈」
 物事を深く考えているだけ

「斜に構えている」
 エネルギーが限られているだけ

「女々しい」
 力だけが強さじゃない。別の類の有機を持っている。

「自己中心的」
 内省的なだけで、他人の複利を慮る意識は強い

「他人に興味がない」
 功績に興味はないが、福利(幸福に過ごしているか)には感心を持っている

「深刻にとらえすぎる」
 物事を真剣に受け止めているだけ

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2020年12月07日

Posted by ブクログ

自分の個性を受け入れる、否定的な言葉で自分にレッテルを貼らない。
堂々めぐりの不安を断ち切るには、最悪のことを想像しても得することはないと知る、いざというときは困難に対処できる自信を持つ。

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2022年01月23日

Posted by ブクログ

自分はHSPなのかなと思って読みましたが、それほどではないようでした。人を気にするという点はなかなか解消されそうにありません。

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2021年03月02日

Posted by ブクログ

参考になる部分もあったものの、言語や文化の違いから生まれる不自然な表現に腑が落ちず。日本の文脈には当てはめづらいかも。

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2021年02月02日

Posted by ブクログ

仕事をしてると「ただそこに居るだけ」というスタンスをとるのが難しい時がある。その会社のカラーにもよるんだろうけど。雑談とか常に明るい雰囲気を求められるのがしんどいという人は結構居るんじゃないだろうか。傍目に見てても「この人無理して会話に付き合ってるな」という場面によく出くわす。

おしゃべりが好きな人からすると、ずっと黙ってる人は何考えてるかわからないとか、無愛想とかに思えるんだろうけど、みんながみんな明るくおしゃべりな訳じゃない。それぞれ違うというだけで、どっちが良いかとかそういう問題じゃない。だから黙ってるのが好きだったり、人付き合いをしたくない人は罪悪感を持つ必要は全くないよという内容だった。一定の社会性を持っていれば、それ以上無理して相手に合わせる必要はないのだ。

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2020年10月09日

Posted by ブクログ

流行りのHSP(High sensitive person)についての本。

この本では敏感であること(HSP)と、内向的であることを別個に定義しており、HSPの人にも外向的な人がいることを説明している。見落としがちだが大事な視点だと思われる。

ただその話はあくまでも冒頭で、途中からのアドバイスはあまりその点が活かされていないように思うのが残念。

それと"HSPの人はクリエイティブ" "リーダーに向いてる" なんて書かれているのは、結局人の価値がそういった生産性で評価されるのかという気持ちになってしまう。ちょっと欧米の自己啓発っぽい感じがして気になるところ(作者はデンマークですが)。

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2019年06月26日

Posted by ブクログ

「ラクに生きるヒント」としては正直イマイチでしたが,敏感度診断テストができたのは良かったです。僕自身は極度に内向的だがそれほど敏感ではないようです。内向的な人には人前で話すのが苦手という特徴があるようですが,これはあまり当てはまらないかな。書かれているヒントについては無自覚にやってることも多いですが,「感情に説明責任はない」は学びでした。

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2018年08月25日

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