中野量太のレビュー一覧

  • 浅田家!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フィルムがもっと好きになった本だった。

    携帯で簡単に撮れる写真。今の携帯だけでも、24,000以上の写真が入ってる。

    簡単に、何も思わずぱしゃっと撮れてしまう携帯と比べて、フィルムの良さは、1枚1枚を大事にできるところだと思う。現像するまでにちょっと時間がかかるから、現像したタイミングで思い出を振り返れるところも良い。

    不自由だからこその良さというか
    家族との思い出をもっと残したいなと思ったし、色んな人の笑顔の写真をもっと残したいとも思った。

    0
    2025年06月19日
  • 湯を沸かすほどの熱い愛

    Posted by ブクログ

    主人公、双葉は1年前に夫が失踪し経営していた銭湯は休業状態。学校でいじめられている娘を強く育てようとポジティブに奮闘していた。そんな時、体に異変を感じ病院に行ったときはすでに末期癌で余命2カ月だと宣告される。【絶対やっておくべきこと】を決めて動き出す。家族とは何か?病院の窓から見た家族で作ったピラミッドの場面は号泣!

    0
    2025年04月24日
  • 浅田家!

    Posted by ブクログ

    映画がとても良かったので長らく積読していました。
    お話はわかっているのにやっぱり何箇所も泣けました。


    登場人物が全員魅力的でした。
    特にお兄ちゃん最高だな。苦労も多いけれど、幸せ。
    我が家も男子二人なので、自分が老いてこの世を去るときにもこんなふうに子どもたちがお互い信頼できる関係だったら素敵だなと思います。

    余談ですが…
    読書中の私の脳内では、他のキャストはそのままなのに主人公が何故か仲野太賀くんになってました。なんか憎めない放蕩息子って感じがピッタリで。
    もちろんニノも良かったです!また何年か経ったら映画をもう一度観たいです。


    2011年
    その西暦を見るだけで胸がギュッとなります

    0
    2024年07月31日
  • 浅田家!

    Posted by ブクログ

    一気に読んだ
    素敵な人たちに守られて、助けてもらって好きなことを全力でする、なんて素敵なの。
    優しさ、はやっぱり強さだった。

    0
    2021年12月23日
  • 浅田家!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    家族たコスプレして写真を撮った写真集「浅田家」

    主人公の浅田政志が写真家として写真に向き合いながら前に進んでいく物語

    ・1枚しか撮れないとしたら何を撮るのか
    ・写真を通して誰を幸せにしたいのか
    ・父はどんな気持ちで写真を撮っていたのか
    ・写真が明日を生きる活力になるのか

    自分自身の葛藤、売れない時代の苦労、幸せな家族の写真、病気の息子を抱えた家族の写真、そして東北の震災。

    様々な経験の中で、写真を撮る意味に向き合いながら前を向いていく葛藤が心に残った。

    0
    2021年10月17日
  • 浅田家!

    Posted by ブクログ

    通学の電車で読んでいましたが、思わず涙がこぼれてしまった本です。
    写真1枚とっても、たくさんの人の想い出や気持ちがぎゅっと凝縮されている、そう気づきました。

    0
    2021年09月23日
  • 浅田家!

    Posted by ブクログ

    映画で見た買ったけど、見れなかった作品
    ★★★★★
    自分が、末っ子(3番目)ということで小さい頃の写真あんまりない。姉と兄で親のカメラ熱は盛り下がったらしい。いろんな写真残したい。

    0
    2021年08月17日
  • 浅田家!

    Posted by ブクログ

    久々に好きな本に会えました( ¨̮ )
    私も毎年年賀状写真を取っていたので、
    自分の家族が増えたらちゃんと
    毎年とりたいと思いました。
    後半は3.11の内容が書かれていて、
    心がいたみましたが最後は納得できる本でした。
    映画も見たい!

    0
    2021年07月13日
  • 浅田家!

    Posted by ブクログ

    映画を見に行きたかったけど、すぐ終わっていて見に行けなかったので、まずは本を。
    とても、よかったです。器用にいきられない政志を信じて見守り、ときにキメの一手を打ってくれる家族や周りの人あっての人生なのがよく伝わってきます。あまり、描写されてはいないけれど、ひしひしと伝わってくる。ご本人の写真集も拝見したいです!

    0
    2021年03月06日
  • 浅田家!

    Posted by ブクログ

    映画が話題になったので読んでみた。家族思いを写真で表現する、オリジナルを生み出し、震災を機に写真を見つめなおすことなる。一貫して人間思いで優しいストーリー

    0
    2020年12月23日
  • 浅田家!

    Posted by ブクログ


    自分のしごとの存在意義を考えることって、
    誰しもあると思うし、それをどう乗り越えるかって、岐路ですよね。

    家族写真で賞を取ったカメラマンが主人公のフィクション。
    コミカルに進む前半と、東日本大地震を描く後半で色が全然違います。どちらも好き。

    震災に打ちのめされ、写真が持つ意味を問い、カメラを持てなくなる苦悶よ。

    映画化もされてます。
    嵐の二宮くん&妻夫木くんで♡

    0
    2020年12月10日
  • 浅田家!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても面白かったです。何度笑ったことか。
    浅田家は一風変わった家族です。
    家事を担うユニークなお父さん、看護婦としてバリバリ働くお母さん、きっちり真面目な長男、そして愛されキャラの自由な次男。カメラ好きのお父さんが年賀状のために、毎年、兄弟の写真を撮ることが恒例行事となっていました。
    そして、次男の政志が十二歳の誕生日に、父からカメラを譲り受けたことから、政志のカメラマン人生が始まりました。

    写真専門学校に入学した政志は、最初の一年こそ真面目に通ったものの、次第に物足りなくなり、刺激的な夜の遊びに夢中になり、学校もさぼりがちになりました。
    卒業するためには、卒業制作で優秀な作品を出さねばなり

    0
    2020年11月14日
  • 浅田家!

    購入済み

    写真と文字の力。

    浅田政志さんが撮る写真が明るく暖かいように、この小説を通して、浅田政志さんの温かく愛にあふれた人柄が伝わってくる。
    写真の力、言葉の力を感じた作品でした。

    それから自分の家族らしさについて考えました。

    0
    2020年11月09日
  • 湯を沸かすほどの熱い愛

    購入済み

    小説を映画化したのではなく、映画ができてから小説を書いたとのこと。
    私は映画を見たあとにこの小説を読みましたが、心情がより詳しく描かれていて購入して良かったと思いました。小説を読んだ後でまた映画も観たくなります笑

    0
    2020年09月25日
  • 湯を沸かすほどの熱い愛

    Posted by ブクログ

    銭湯を営む家のお話
    夫は1年前に「パチンコに行く」と言って失踪、高校生の娘はどうやら学校で軽いいじめに遭っているよう
    お母ちゃんはお母ちゃんで最近体調不良、そして一緒に住むことになった10歳の鮎子

    血のつながらない家族ものに殊更弱いんだよなぁ…
    特に、親に捨てられる系のがね
    あと、いじめものとかもね
    でもまぁ、これはそんな事とは関係なくよい話です


    視点がコロコロ変わる
    基本的に一つの章でお母ちゃん+もう一人、場合によってはプラスαといった感じ
    じっくりと落ち着いて読めないのはマイナスかな

    原作として映画が先なのか、小説が先なのかは謎
    でもどっちかって言ったら映画のノベライズという感じは

    0
    2019年08月16日
  • 湯を沸かすほどの熱い愛

    Posted by ブクログ

    主人公のお母ちゃん、幸野双葉さん。これほど強くて暖かくて凄い人っているのでしょうか。ずいぶん泣きました。
    余命2ヶ月を宣告されたお母ちゃんが、死ぬまでに絶対やっておくべきことを次々に実行していく愛に溢れた物語です。登場人物みんなが暖かいです。

    0
    2019年04月24日
  • 湯を沸かすほどの熱い愛

    Posted by ブクログ

    少しの狂気めいたものがなければ愛は語れない。
    お母ちゃんは偉大だな。
    何度も涙が溢れそうになった。

    0
    2019年03月06日
  • 湯を沸かすほどの熱い愛

    Posted by ブクログ

    映画も本も本当に最高でした。
    お母さんのでっかくって深くて熱い愛に脱帽です。
    あ母さんに惹かれて近寄ってくる人たちがお母さんのお陰でどんどんといい方向に変わっていくのがとてもステキでした

    0
    2018年10月01日
  • 湯を沸かすほどの熱い愛

    Posted by ブクログ

    とにかく人の暖かさを感じた本。
    あんなふうに血が繋がっていなくても人のことを心から考えられる人間になりたい。
    散りばめられた暖かいストーリーにとにかく泣けた。

    0
    2017年05月28日
  • 湯を沸かすほどの熱い愛

    Posted by ブクログ

    本ではなく、映画館で観たものの記録。
    余命2か月と宣告された女性が、家族のためにやり残しのないように大事な使命をひとつずつ果たしていく。

    友人に誘われ、一風変わったタイトルに首を傾げながらほとんど予備知識がないままに観たため、監督の仕掛けたミスリードにも見事にはまり、ラストシーンにも押し潰されそうなくらい衝撃を受けた。

    捨てられて、辛い目にあい、それでも力強い眼差しを失わずに前を向き、生きていこうとする登場人物たちは、潔くすがすがしい。
    頭痛が残るほど涙の連続だったけれど、死だけでなく、いじめや育児放棄という深刻な問題がてんこ盛りのなかで、決してお涙頂戴でもきれい事でもないところがよかった

    0
    2017年05月21日