中野量太のレビュー一覧
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涙が止まらなかった。
家族だけじゃなくて、関わる人すべてに惜しまず愛を与える双葉とそれに応えようとする人たちの姿に心打たれる。
どんな気持ちで安澄の実の母親に手紙を書かせ、カニを食べ、手話を教えていたんだろう。どんな気持ちで夫に会いにいき、鮎子を受け入れたんだろう。そう思いながら読んでいたけれど、想...続きを読むPosted by ブクログ -
映画はまだ未観でして、先に小説から入ってしまった、という所の作品なのですが、うむ。良かった。なんとも骨太な作品だなあ、という感想。そんなに分厚い小説ではないですし、文章も読みづらい感じでもないですし、サクサク読める作品だとは思うのです。でもそれが、決してお気楽極楽ポップだぜ、という訳では全然ない。内...続きを読むPosted by ブクログ
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恋愛の本を読みがちな自分だけど
こういう本を読むと
やっぱり家族愛が一番好きだと実感する。
どんな愛よりも家族の愛があればそれだけで生きていける。
血が繋がっていなくても、家族だと思えばそれは家族なんだと思う。Posted by ブクログ -
想像以上に深くて熱い愛情に圧倒された。
確かにこれ程の熱量なら湯もすぐに沸けるはずだ。
「お母ちゃんはこれからもあたしのお母ちゃんだ。みんなの中から、お母ちゃんが消えることは決してない」
その人の匂いを嗅ぐだけで安心できる。
幼い頃からの無意識の記憶がそうさせている。
それが母の凄さだと改めて思った...続きを読むPosted by ブクログ -
映画が良くて、ノベライズ版も読みました。号泣。映像でじっくり観れなかったところもちゃんと説明してあり、あまり深く語られなかった鮎子の気持ちも描写されていて、よかった。Posted by ブクログ