永濱利廣のレビュー一覧

  • 経済危機はいつまで続くか

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    コロナ・ショックが、世界経済を揺るがしている。落ち込んだ景気は回復するのか。あるいは、しないのか。各種データを踏まえ、世界と日本の経済の今後を予測する書籍。

    コロナ・ショックは、アメリカ経済に「戦争級の衝撃」を与えた。
    金融経済では、市場関係者の恐怖感を示すVIX指数がリーマン・ショックの時を超えた。
    実物経済では、新規失業保険申請件数がリーマン・ショック時の10倍に膨らんだ。

    中国は、都市封鎖を行って新型コロナウイルスを封じ込め、いち早く経済を回復させた。これは、社会主義市場経済の強みといえる。
    しかし、コロナ・ショック以前から抱える過剰債務問題に加え、産業構造の変化による成長の停滞、急

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    2021年10月20日
  • 90分でわかる! 日本で一番やさしい 図解「アベノミクス」超入門

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    2014/8/28
    デフレ脱却への過程がよくわかった。タイムラグがあるにせよ、みんなの収入が増えることになるのだろう。その際に、どこで儲けることができるかのヒントも散りばめられている。デフレ脱却への初段階では為替は円安にふれ、株価があがる。そこで儲けないとね。フリーランスの私の収入が増えるのはまだまだ先だから。

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    2016年12月15日
  • 日本経済 黄金期前夜

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    経済の循環には何種類もの波動があって、それぞれに名前が付けられていますが、この本の著者の長濱氏によると、30年周期について話をしていることになります。

    彼によると、日本経済の2014年(昨年)の状況と、1986年の状況がきわめて似通っている、従って、1986年以降に起きたことと似たようなことが起きる、つまり現在は、黄金期前夜にある、ということです。

    たとえ日本において似ていても、その他の国の状況や、インターネットの有無等、異なることが多いので果たしてその通りになるかどうか等はありますが、「日本礼賛論」をこのような捉え方で見てみるのも興味が湧きました。多分、生きている間に、検証もできそうです

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    2015年11月22日
  • 知識ゼロからの経済指標

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    これらの数値も読み解けるようになりたいなと思い読んでみたがたくさんありすぎてクラクラする。まずは、2、3の指標を追うところから始めたい。

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    2015年08月18日
  • 90分でわかる! 日本で一番やさしい 図解「アベノミクス」超入門

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    ①デフレとは:物価が継続的に下落していく経済現象。賃金の下落による物価下落。デフレスパイラル・バブル崩壊=供給>需要

    ②アベノミクスは:リフレ政策=緩やかで安定的なインフレ上昇。
    大胆な金融緩和:中央銀行が市場から国際を購入すること。円高是正・
    機動的な財政出動:公共事業への投資=乗数効果・法人税軽減・賃上げなど
    成長戦略の3本の矢によって経済成長を促すこと。つまり、インフレ期待によって円安株高を誘導する。
    この戦略はアメリカのリーマンショックのときの対応と酷似している。バーナキン議長の金融政策である。

    ③アベノミクス反対論:金利下がらないから効果がない・十分な金融緩和での円安誘導は・市中

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    2014年12月17日
  • 図解90分でわかる! 日本で一番やさしい「財政危機」超入門

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    財政破綻を無条件に恐れることは無いということは分かったような気がするが、移民政策の受け入れには納得いかない。日本でなくなってしまうような。

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    2014年06月07日
  • 図解90分でわかる! 日本で一番やさしい「財政危機」超入門

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    ■財政

    A.日本の国債は、主に国内の保険会社や金融機関が購入し、90%以上が国内で消化されている。そのため、多額の借金を抱えながらも、日本は財政的に安全という評価を得ている。

    B.これまで日本の国債が国内で消化されていたのは、国の借金を上回る家計の金融資産があったからである。だが、日本の借金の総額と家計の金融資産の差が年々縮まっている。また
    今後は家計の金融資産は減少するとみられる。そうなれば、従来のように家計の資産だけでは国債が消化できなくなる。

    C.日本では、少子高齢化で社会保障費の赤字が膨らみ、毎年巨額の国債を発行して帳尻を合わせている。社会保障の抜本改革が進まないと、財政破綻に進

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    2014年01月20日
  • 90分でわかる! 日本で一番やさしい 図解「アベノミクス」超入門

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    「アベノミクスで、日本経済はデフレを脱却できる。なぜなら~」、な本。
    タイトルには90分とあるが、もう少し必要だった。

    第2章でアベノミクスの概略を説明、第3章では反対意見を紹介、ひるむことなく反論している。
    が、根拠となるデータやグラフの見せ方など、「(間違ってはなさそうだが、これがすべてではないだろうなぁ・・・)」と随所で感じた(=データの見せ方が上手すぎる?)。
    ただ、じゃあ具体的に何が足りないのかはわからず、勉強不足を実感させられた。

    そういった意味で、この本を読んだ意味があったと思う。

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    2013年11月14日
  • 90分でわかる! 日本で一番やさしい 図解「アベノミクス」超入門

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    【アベノミクス】という政策は、いったい何なのか?日本を、私たちを明るい未来に繋げる道標なのか?何かの罠なのか?
    読んでみて理解できたのは、この何十年分をリカバリーするには、今までの常識では通用しないこと。世界的なトレンドと日本のギャップの存在。
    もちろん、反対意見の主張にも耳を傾けつつ、判断しないといけませんが。

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    2013年10月28日
  • 90分でわかる! 日本で一番やさしい 図解「アベノミクス」超入門

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    今、安倍ちゃんがやろうと目論んでることはよくわかった。
    ウチの会社がその時流に乗れてないのが残念無念。追い付くしかない。

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    2013年05月23日
  • 90分でわかる! 日本で一番やさしい 図解「アベノミクス」超入門

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    本書を読み終わった後で端的に現政権の経済政策を述べると、欧米で既に実施されている大胆な金融緩和政策であるということがわかった。

    また、市場経済というものが、理論や合理的なもので成り立っているというよりも、期待感という精神的なものが決定の支柱になっているという筆者の論旨に、納得ができた。

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    2013年04月13日
  • 男性不況 「男の職場」崩壊が日本を変える

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    ■男性不況

    男女間の給与格差が縮まると、男性並みの給与をもらう「高所得女性」が増える。
    この高所得女性と高収入の男性のカップルの増加が、家計間の所得格差を広げる一因になっている。

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    2012年12月29日
  • 男性不況 「男の職場」崩壊が日本を変える

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    男性の雇用が減り女性の雇用が増える社会構造の変化に広く浅く言及している本。テーマは面白いが、結論を言い切らないところも多く、ふわふわした本なので、議論を期待するなら読むべきではない。おいおい小町からの引用かよ、海外で寿司屋になれって結論は例えが下手すぎだろ、などとツッコミを入れながら読んで楽しむのが良いだろう。

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    2012年12月26日
  • スクリューフレーション・ショック 日本から中流家庭が消える日

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    ネタバレ

    所得の低下と生活必需品の価格の上昇のダブルパンチを表す造語らしい。
    世の中の潮流的に高齢化同様避けるのは難しく、多面的な対策をして立ち向かっていく必要があるものなのでしょうね。

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    2012年11月23日
  • スクリューフレーション・ショック 日本から中流家庭が消える日

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    中間層の貧困化とインフレが同時発生。生活必需品の高騰、雇用のミスマッチによる低所得化。エネルギーや食糧自給率の低い日本こそが危ない。

    景気が回復するまであと少しの辛抱、と思えば今のままでも頑張れるけど、回復の見込みがないとなると、別の方法を探すしかないわけで。知らずに? 何となくそのまま? 辛抱してる人が多いのかなぁ。

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    2012年12月23日
  • スクリューフレーション・ショック 日本から中流家庭が消える日

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    ■スクリューフレーション

    1.スクリューフレーションとは、中間層の生活水準の低下を意味する「スクリューイング」と「インフレーション」を掛け合わせた造語で、この2つが同時に起こる経済現象である。

    2.スクリューフレーションの背景には、新興国の急成長と、それに伴う先進国の地盤沈下がある。

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    2012年09月08日
  • 経済指標はこう読む

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    家計、企業、雇用、貿易、金融、それぞれが連関し経済を形作っている様がよく理解できる。45の指標それぞれのポイントをおさえながら、どのように使い活用していけばよいのかを提示してくれる。指標ごとに出所省庁が示されているのも嬉しい。こんなところから出ているのかと意外なトリビアも発見できた。

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    2012年08月13日
  • 経済指標はこう読む

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    永濱利廣さんはビジネス専門の「日経CNBC」っていう経済チャンネルにも出てて結構有名かつ経歴もすばらしいので、かなり信頼できると思います。

    あと、大変分かりやすいです。

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    2009年10月04日