小林せかいのレビュー一覧
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ネタバレタイトルに興味を持って読み始めましたが、想像以上に面白かった!まかない、ただめし、あつらえ、さしいれ――どれも変わった試みだなと思いました。メニューは1種類だけで、同じものは基本的に2度と作らないので毎日が本当の「日替わり」というのも面白い。毎日通いたくなりますね。しかもメニューをお客さんにアンケート取りながら決めていくっていうのも面白い。50分働くと1食分がもらえるまかない、それを食べずにただめし券にして他の人に使ってもらうというのもとても素敵なアイディア!あつらえも、自分のためだけに作ってもらえるというのは嬉しい。でも、あつらえは毎回行っているというよりは、ケースバイケースで、相手の欲して
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Posted by ブクログ
PR TABLEでバズった2015年11月以降ベンチマークしていた未来食堂。実はまだ行ったことないのだがそれは店主小林さんとはブログなどでつながってる感じがしてその幸せな感覚を確かめに行くことが少し怖いからだ。
木の陰から眺めているだけの小林さんに少しでも近くべく購入したこの本。カフェで2時間で読破。ほんとに止まらなかった。一言でいうと未来食堂の振り返り。コンセプトの立て方、行動の起こし方、継続する方法。それぞれ現実のケースを元に説明。揺るぎないコンセプトもありつつ開業後に結構改善してて新たな発見があった。
彼女しかできないだろうなという部分もありつつ、ダウングレードすれば誰でも実行可能な項目 -
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Posted by ブクログ
「自分はやりたいコトに近づいているのか」「本当にやりきることができるのか」なんてモヤモヤ不安に思っていたタイミングで読めて良かったです。
ここに書かれていることは理屈のような「理論」なのではなく、本当に何かを始めて、仕組みをつくり、継続させることの困難さを実体験された方の言葉なんだと伝わってきます。要点を手書きにされているところからも、生々しさを感じることができます。実績があるからこそもてる、やさしさと厳しさのバランスがとても心地いい感じがします。
でも「理論ではない」と言いましたが、現場でアクションしていくために必要な考え方が論点整理されていて、すごく勉強になりました。本気で悩んでいる人 -
Posted by ブクログ
201707/
誰も得していない「当たり前」を見つける/
「頑張ればできるようになる」と言うと精神論主義者のようで違和感がありますが、私が言いたいのは「頑張ってもないのにできないと嘆くのは甘い」ということです。/
時間の使い方で心がけているのは、「xx分までには作業する」と決め、決めた分を守ったら後はのんきに過ごすというルールです/
頑張る意思を表示する”だけ”の文章は、残念ながら個人的には、誰の心も動かさないと思います。
人は、その人の思いだけではなく、それによる結果が目に見えることで心を動かされます。/
5倍ルールを自分に課しているうちに、だんだんと「高い料理とサービスを受けてい -
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Posted by ブクログ
未来食堂3冊目。
昨日から3冊続けて読んでみると、1冊目からコンセプトにほとんどブレがないことに気づく。すごい(@_@)
でも、3冊目は、開業1年半の自信に溢れていて、時間の流れも感じる。
一番ツボったのは、下記。
個人的な考えかもしれませんが、「今日は◯◯をやろう」と”やる量”を基準にすることは良くありません。
なぜならば、「今日は◯◯をやろう」と心の中で思っている段階で、既に(わざわざ思っている時点で)それは”やりたくないこと”なのです。(中略)(本当にやりたいことであれば、わざわざ『やろう』と決意せずとも無意識に喜んで向かっているはずです。)
しかし時間は、本人の意思とは関係なく一定に -
Posted by ブクログ
未来食堂。
2015年開業、開業当初からメディアで注目され、店主の筆者は、日経WOMANのウーマン・オブ・ザ・イヤー2017を受賞。
そんなことは全く知らずにこの本に出会って、そうなんだ、ふぅ〜んと思い、パラパラとページをめくって、書かれているそのコンセプトに興味をひかれ、一気読み。
面白かった(笑)。
私にとってのツボは、都会ど真ん中のキャリアウーマンを辞めて飲食店バイトで修行の日々のつぶやき「去年仕立てた総カシミヤのロングガウンコートを着る日は来るのだろうか・・・(P40)」
東工大に着物通学etc.、そもそも「違う」人だよねー、としか思えない彼女だけど、このつぶやきがとても身近に感じら