亀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
テーマの興味深さとかわいい絵柄で1巻を試し読みしたところ、読みやすく続きも気になったので3巻までまとめ買いしました。
面白かったです。
が!
軽く明るいテンポで重く暗いエピソードやテーマもさっくりとした口当たりに内包したまま、そこまで不自然さもなく完結はしている……と思いますが、
いやいやいやもっとあるんだろうあったはずだろう物語が!!!
と思わずにはいられません。続きというか完全版というかを願ってしまう後味でした。
まあでも各人物や歴史背景が担う重さを考えたら、そこの素材までフルコース料理として調理するよりはこれくらい怒涛のサクサク食感に留めたほうが良いのか……も??
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Posted by ブクログ
漫画だとそれぞれの偉人たちのキャラクターが立って、面白かった。久しぶりに物理を学び直そうと思った。
やはり、情報通信工学を学生の頃にやっていた身としては、電磁気学が圧倒的に面白いので、そのあたりを勉強してみようと思う。ファインマン物理学でも読んでみるか。
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特に面白かった偉人は以下の人たち。この人たちの伝記も読んでみよう。
・ニュートン
「私は真理という大海の海辺で遊ぶ少年に過ぎない。時折綺麗な貝殻を見つけ出して気晴らしをしているが、真理の大海は全く発見されぬまま目の前に広がっているように思われる」
・数式は苦手だったが様々な実験で新発見をしたファラデーと、それを数式に落とし込んだ -
Posted by ブクログ
歴史の概要と、キーマンとなる偉人の面白エピソード
以下、公式の説明と目次
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すごいとやばいで
世界史の流れが深わかり!
なにか「すごい」ことを成しとげた人は、歴史に名前が残ります。
でも「すごい」だけの人なんて、この世にはひとりもいません。
生まれた場所や時代によって、人の評価はガラリと変わる。
たとえば、ある国から見れば「すごい」人も、べつの国から見るととたんに「やばい」人になることもあります。
けれど、歴史に名を残した人に共通しているのはそれぞれみんな、一生懸命生きていること。
ときに失敗し、そこから学び、たまに成功する。
カッコいい一面もあれば、ダサ -
Posted by ブクログ
唐突な5年後という年代ジャンプで終幕を迎えてしまったグルメアンナイト3巻。最終巻です。
マルコ=ポーロ(を騙る青年)との神について考察する回や、アラエディンとの別れとオスマントルコの勃興について、などなど旅行記を通じてバットゥータ先生とリタが感じたことを読みたかったのですが、終わってしまったのか。とても残念。
相容れない文化の違いは確実にあるのだけども、それを異端や異教とねじ伏せるでなく、違いがあることを認め上で理解する咀嚼しようとしている二人。彼らの旅路は心地よいものでした。
どうあっても理解するつもりのない、相互理解という感覚を持ち合わせていないというよりも、そういう言葉・行為・感情を -
Posted by ブクログ
異文化コミュニケーションではあるけど、相互理解まではいかないグルメアンナイト2巻。作中の時代だからこその感覚でなく、訪れた土地それぞれの感覚があって、それが令和に生きている自分の感覚とは違うので、まあ理解が追いつかない。
唯一、理解できるのは食事の美味しさか。食材の味が想像できないことも多いので、勝手に身近なものに変換していますが。
理解が追いつかないことを、楽しむべきなのか。書籍情報だけで知った気になるのは、危険なことでもあるし。そうでないために旅をする、とかバットゥータ先生もいってたような気がする。違う何かで読んだセリフだったりするかもしれない。
ダチョウは食べてみたいよなぁ。