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Posted by ブクログ
テーマの興味深さとかわいい絵柄で1巻を試し読みしたところ、読みやすく続きも気になったので3巻までまとめ買いしました。
面白かったです。
が!
軽く明るいテンポで重く暗いエピソードやテーマもさっくりとした口当たりに内包したまま、そこまで不自然さもなく完結はしている……と思いますが、
いやいやいやもっとあるんだろうあったはずだろう物語が!!!
と思わずにはいられません。続きというか完全版というかを願ってしまう後味でした。
まあでも各人物や歴史背景が担う重さを考えたら、そこの素材までフルコース料理として調理するよりはこれくらい怒涛のサクサク食感に留めたほうが良いのか……も??
Posted by ブクログ
唐突な5年後という年代ジャンプで終幕を迎えてしまったグルメアンナイト3巻。最終巻です。
マルコ=ポーロ(を騙る青年)との神について考察する回や、アラエディンとの別れとオスマントルコの勃興について、などなど旅行記を通じてバットゥータ先生とリタが感じたことを読みたかったのですが、終わってしまったのか。とても残念。
相容れない文化の違いは確実にあるのだけども、それを異端や異教とねじ伏せるでなく、違いがあることを認め上で理解する咀嚼しようとしている二人。彼らの旅路は心地よいものでした。
どうあっても理解するつもりのない、相互理解という感覚を持ち合わせていないというよりも、そういう言葉・行為・感情を知らない人々がいるのも作品の陰影をくっきりさせる存在で気持ちが引き締まりましたね。絵柄のせいでゆるふわに思いがちなのですが、人間一人ひとりがこれまで生きてきた中で、能動・他動問わずに作り上げてしまったものは、なかなか変えられないよ、という。
対象に変化をもたらすではなく、観察するというのが最初の選択肢なのか。
どこかで「旅行記」読む機会があれば、先生とリタの旅路が事前知識になるのかもしれないなぁ。
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