大和名瀬のレビュー一覧
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前作でものすごく気になる脇キャラだった「デンジャラスイブ」こと井吹先生と古森先生が担任する生徒の親でシングルファザーの藤田。
藤田が前作では多岐川先生をおびやかす、かなりハラハラさせる人物だったし、童顔!で子持ちというのが(しかも多岐川の先輩)解せなかったし、とにかくあまり好感度はなかったのですが…
今回、シングルファザーの苦労など藤田の抱えるものがわかり、彼への見方が180度変わりました。明るく見える藤田の裏側が、井吹を絡めてうまく描かれてるなと思います。
そして、不良だった昔とは一転して堅物で融通の利かない教師となった井吹。彼が子供たちや藤田のために誠心誠意行動するのがすごくすてき。 -
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大学バレー部1年生の鷹田×整体治療院の先生桧垣。一直線な年下攻めが楽しめます。
とても丁寧な口調で直情的に攻める鷹田の初々しい野獣っぷり?がたまりません。暴走も可愛げがあって、初体験年下攻×経験済年上受の萌えがたっぷり味わえます。相対する桧垣は、大和名瀬ワールドにマストな真面目でストイックなクールビューティ。思いやりがあって、やさしさのある年上受。
絵柄もキレイなcpにうっとりです。
桧垣の苦い過去のせいで、二人の関係を深めるのを躊躇させていたけど、クリアできてほっとしました。いつもクールな桧垣が背負っている過去はかなりイタかった…
エロも野獣なだけに、あれこれがっつり濃厚。絡みシーンのアング -
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教師×教師CP。素直で単純でちょっとニブい古森と、教師のお手本みたいな多岐川のラブコメです。
大人キャラ同士で、いつもと違う雰囲気のストーリーだけど、舞台が小学校なんで周りはちっちゃい子だらけ!この子達の古森に対する態度や発言が必見。
BLという本筋からは外れますが、小学生たちの描写は秀逸です。シビアで鋭くて、リアルでした。遠足のおやつ代のエピや、「遠足の思い出」の作文に思わず吹いた。
多岐川先生、端正な顔立ちで、教師としてもステキで、そのあたりの描き方が上手いです。ノンケの古森の微妙な心情にストレートで感情移入できます。
ニブいけど、多岐川の気持ちにこたえて真面目に愛情表現しようと努力す -
Posted by ブクログ
いつものコメディ路線ではなくて、シリアスものです。
しかも主人公はオトナ。こういうのも描ける方なんですねー、うれしいです。
中学時代からの親友同士、裕輔と宗司に後輩の昌人が絡む三角関係オフィスラブ?ストーリー。これ、連載時に読んでいたら、きっと裕輔が宗司への秘めた想いに悩むじれじれ感で、次の発売日まで我慢できなかったでしょうね。こうしてコミックスで読んでいても一体、この3人はどうまとまるんだ?と最後まで心配になったから。…まあ、上手くいってよかったけど。
今どきだと、3Pで仲良くなるエンディングもアリかなと思ったり。しかし、そこは大和名瀬センセなので、3Pなどではなくきれいにハッピーエンド -
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遂に完結しましたね。大満足でした。でも、これで終りなのかと思うと淋しい!
最後は、ガチガチに真面目で異様に照れ屋の山咲を、まめまめしく愛し続けた畠山の粘り勝ちです。
二人のずれた思考回路に笑っちゃったり、胸キュンしたり、色々な気持ちにさせられましたけど。
私的に特によかったのは、山咲が恥ずかしがりながらも、強引な畠山とのHをだんだん受け入れていくところ。「無口」なりに、愛の深さをものすごく感じます。山咲ベッドではかなり色気が出てきた。進歩です。畠山でなくても、辛抱たまらんかんじ。
あと、やっぱり山咲、お見合いを気にしていたね、の女装。かわいすぎ!
畠山のお父さんの秘密?と山咲の寝相には笑