関麻衣子のレビュー一覧

  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    とても読みやすく、先が気になるストーリー。「酔いどれバツイチのお人好しモテ美人弁護士(裏表紙より)」ダニエルは、そんなことよりも正義感が強く、作者が訴えたいのはいまだに強く残る人種差別問題。ユタ州って全米屈指の治安の良さ(モルモン教のおかげ)って昔聞いたことあったけど、今は他と同じくワイルドな面もあるのだね。3.6

    0
    2021年06月13日
  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    飲んだくれ(失礼)の弁護士が、障がい者が絡む不可解な事件に挑む。

    アメリカならではなのかもしれませんね、こう言う問題は。人種にからむ問題は、今のアメリカそのものだと思います。

    最後のどんでん返しは、お見事。それが、被告人の家庭に関する不可解な事情に繋がるとはね

    0
    2020年12月10日
  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    読み終えて思わず、ヒュー!と口笛が出たよ。

    気の利いたジョークで進んでいく軽い読み物のつもりで読んでいたのだけれど…ラスト60ページほどが読ませます。スピーディで手際いい語り口ながら、重い現実も盛り込んで、ぐいぐい来ます。

    ミステリとしての弱さは少々あるけれど、シメも見事で、楽しかった。

    0
    2020年08月25日
  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    人種問題が浮き彫りになってる今だから一層リアルに感じた。しかも容疑者は孤児で知的障害を持っている。主人公のダニエルに私は最初、良いイメージがなかったが、熱くて真っ直ぐ、何より自分に正直な点に好感が持てた。ミステリーとしてのミスリードも良かった。

    0
    2020年06月25日
  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    ソルトレイク・シティの刑事弁護士ダニエルは、元夫の再婚が決まり、連日二日酔い出廷中。そんなある日、麻薬密売容疑をかけられた知的障害のある黒人少年の弁護依頼が。未成年なので簡単に不起訴処分に持ち込めるかに思えた。だが、いざ調査を進めてみると、少年は誰かに利用されたとしか思えないのに、何故か検察も判事も実刑判決にする気満々で…酔いどれバツイチのお人好しモテ美人弁護士が社会の闇を吹き飛ばす!

    日本では初登場の作家らしいが、本国ではかなりの多作らしい。痛快な本作だけでなく、他の作品も翻訳を希望する。

    0
    2020年05月17日
  • 完全記憶探偵 上

    Posted by ブクログ

    なかなか面白かった。主人公がちょっと特殊で事故をきっかけにすべてを忘れることができなくなった元警官。
    冒頭で妻と子供が殺されてしまう。
    どん底に落ちてそれでも探偵として再出発したとき高校で銃の乱射事件が起きてその捜査に乗り出す。
    よく出来ている。

    0
    2018年11月23日
  • 完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル 下

    Posted by ブクログ

    ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。「完全記録探偵 MEMROY MAN」が面白かったので読んだ。相変わらず、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。前作より明らかに面白い。今回は、新たな注目キャラが二人。元フットボール選手で両親の殺人犯で死刑囚のメルビン・マーズとその殺されたはずの父親のロイ・マーズ。更に裏切りキャラが最初は予測できないメルビン・マーズの弁護士メアリー・オリヴァー。さてどうなるのだろうか?
    同じフットボール選手のデッカーとメルビンが親友になる最後はほっとするが、ロイ・マーズの最後が余りにも呆気ない……。でもそれでも面白かったと思う。

    0
    2018年08月30日
  • 完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル 上

    Posted by ブクログ

    ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。「完全記録探偵 MEMROY MAN」が面白かったので読んだ。相変わらず、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。前作より明らかに面白い。今回は、新たな注目キャラが二人。元フットボール選手で両親の殺人犯で死刑囚のメルビン・マーズとその殺されたはずの父親のロイ・マーズ。更に裏切りキャラが最初は予測できないメルビン・マーズの弁護士メアリー・オリヴァー。さてどうなるのだろうか?

    0
    2018年08月30日
  • 完全記憶探偵 下

    Posted by ブクログ

    ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。と言う事で読んでみた。久しぶりの海外版のミステリー。しかしなかなか面白かった。展開も早く、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。謎が謎を生むストリー。最後の犯人への流れも素晴らしい。日本の作品との違いは、犯人の一人が、途中まで全く登場しない事。この辺の展開は久しぶりかな?
    しかし更に惜しいと感じたのは、デッカーの妻や娘が殺された理由が、おそらく大半の方には理解できない事だろう。本当に殺されるべきは4人だったのに、それ以外の理由なき殺人が行われた事が、理解不能だ。FBI捜査官のノーラ・ラファティはなぜ殺されたのだろうか?その殺された方も含めて余り筋は

    0
    2018年08月30日
  • 完全記憶探偵 上

    Posted by ブクログ

    ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。と言う事で読んでみた。久しぶりの海外版のミステリー。しかしなかなか面白かった。展開も早く、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。謎が謎を生むストリー。最後の犯人への流れも素晴らしい。日本の作品との違いは、犯人の一人が、途中まで全く登場しない事。この辺の展開は久しぶりかな?
    しかし更に惜しいと感じたのは、デッカーの妻や娘が殺された理由が、おそらく大半の方には理解できない事だろう。本当に殺されるべきは4人だったのに、それ以外の理由なき殺人が行われた事が、理解不能だ。FBI捜査官のノーラ・ラファティはなぜ殺されたのだろうか?その殺された方も含めて余り筋は

    0
    2018年08月30日
  • 完全記憶探偵 上

    Posted by ブクログ

    題名通り、過去の事を完全に記憶した探偵。設定やストーリーは面白い。このままうまくまとまるか。下巻に期待。

    0
    2017年09月16日
  • 完全記憶探偵 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    後半になっても話のテンションは落ちず、手掛かりを追うたびに新しい謎、新しい事件が起きていき、それがラストまで続き一気読みできる。
    ただ、ラストぎりぎりまで、なぜ”主人公が狙われる”という動機を引っ張るのだけど、その割にはあまりにもそこが弱いのが残念。まあ、狂った人の思い込み、と言えばそれまでだが…。この落としどころがもうすこしスッキリしていれば文句なし。
    犯人が死んで終わり、というのはお決まりのパターンながらなかなか文章が上手く楽しく読めたし、訳も丁寧でしっかりしていて安心して読めたのも良かった。
    これは是非続編も訳出してほしい。

    0
    2017年05月11日
  • 完全記憶探偵 下

    Posted by ブクログ

    201701/上下巻まとめて。一気読み!主人公も周囲のキャラも個性あっていい。多少強引な展開もあるけど、台詞も味があって、犯人や結末のせつなさも面白かった。続編を期待したい。(イーストウッド主演で映画化された「目撃」の著者だった、そりゃ面白いはずだ。)

    0
    2017年01月28日
  • 完全記憶探偵 上

    Posted by ブクログ

    201701/上下巻まとめて。一気読み!主人公も周囲のキャラも個性あっていい。多少強引な展開もあるけど、台詞も味があって、犯人や結末のせつなさも面白かった。続編を期待したい。(イーストウッド主演で映画化された「目撃」の著者だった、そりゃ面白いはずだ。)

    0
    2017年01月28日
  • 完全記憶探偵 上

    Posted by ブクログ

    見たものすべてを忘れられない元刑事。家族を惨殺された過去から逃れられないまま私立探偵を続ける最中、いきなり犯人だと名乗る男が現れた。

    0
    2017年01月22日
  • 大谷翔平 二刀流メジャーリーガー誕生の軌跡

    Posted by ブクログ

     大谷翔平は投手と打者の「二刀流」としてメジャーリーグに新たな歴史を刻んだ。
     大谷は幼少期から卓越した才能を示し日本ハム時代には投打両方で頭角を現した。メジャー挑戦後も困難を乗り越え投打で結果を残す姿に世界が注目した。
     道のりは平坦ではなかった。ケガや不振に見舞われそれでも彼は挑戦をやめず自らのスタイルを貫いた。
     彼は投打で輝かしい成績を収めメジャー史に名を刻んだ。大谷の成功は常識にとらわれず信念を貫くことの大切さを教えてくれる。ハリスの筆は大谷の挑戦の軌跡を力強く伝えている。

    0
    2025年03月19日
  • ボーイズクラブの掟

    Posted by ブクログ

    2023.11.13
    強者がその立場で弱者を踏みつけにしているこの世の現実をリアリティをもって描いている一冊。主人公のアレックスの舞い上がりっぷりは痛々しいが若くて野望に満ちていればいたしかたないのかもと主人公とおよそ30年年長のワタシは思う。

    0
    2023年11月13日
  • 大谷翔平 二刀流の軌跡

    Posted by ブクログ

    大谷選手のメジャー1年目の記録
    メジャーのスタートは肘の故障などの不運もありつつも、監督や仲間達の大谷選手への熱い信頼を感じた。
    それはやはり大谷選手の野球を愛して努力する姿を見ているからだと思う。

    0
    2023年04月28日
  • 殺人ゲーム

    Posted by ブクログ

    女性が主人公のミステリー。女性ならではの感情が夫を取り巻く不安の要素を際立たせている。ハーレクインのミステリ仕立てのよう。

    0
    2021年08月17日
  • 白が5なら、黒は3

    Posted by ブクログ

    著者はフィラデルフィア在住の気鋭の新進作家。本作が長編デビュー作。
    原著刊行は2019年(邦訳は2021年)だが、物語の舞台は1995年である。

    少々変わったタイトル、原題は"Three-Fifth"(五分の三)である。作中に特に解説はないが、訳者あとがきで背景に触れられている。
    1789年、アメリカ合衆国憲法、第1章第2条第3項に以下の記載がある。
    各州の人口(=下院議員の選出と直接税の課税基準)は、(中略)自由人以外のすべての者の数の五分の三を加えたものとする(Representatives and direct Taxes shall be (中略)determin

    0
    2021年04月12日