関麻衣子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。「完全記録探偵 MEMROY MAN」が面白かったので読んだ。相変わらず、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。前作より明らかに面白い。今回は、新たな注目キャラが二人。元フットボール選手で両親の殺人犯で死刑囚のメルビン・マーズとその殺されたはずの父親のロイ・マーズ。更に裏切りキャラが最初は予測できないメルビン・マーズの弁護士メアリー・オリヴァー。さてどうなるのだろうか?
同じフットボール選手のデッカーとメルビンが親友になる最後はほっとするが、ロイ・マーズの最後が余りにも呆気ない……。でもそれでも面白かったと思う。 -
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ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。と言う事で読んでみた。久しぶりの海外版のミステリー。しかしなかなか面白かった。展開も早く、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。謎が謎を生むストリー。最後の犯人への流れも素晴らしい。日本の作品との違いは、犯人の一人が、途中まで全く登場しない事。この辺の展開は久しぶりかな?
しかし更に惜しいと感じたのは、デッカーの妻や娘が殺された理由が、おそらく大半の方には理解できない事だろう。本当に殺されるべきは4人だったのに、それ以外の理由なき殺人が行われた事が、理解不能だ。FBI捜査官のノーラ・ラファティはなぜ殺されたのだろうか?その殺された方も含めて余り筋は -
Posted by ブクログ
ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。と言う事で読んでみた。久しぶりの海外版のミステリー。しかしなかなか面白かった。展開も早く、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。謎が謎を生むストリー。最後の犯人への流れも素晴らしい。日本の作品との違いは、犯人の一人が、途中まで全く登場しない事。この辺の展開は久しぶりかな?
しかし更に惜しいと感じたのは、デッカーの妻や娘が殺された理由が、おそらく大半の方には理解できない事だろう。本当に殺されるべきは4人だったのに、それ以外の理由なき殺人が行われた事が、理解不能だ。FBI捜査官のノーラ・ラファティはなぜ殺されたのだろうか?その殺された方も含めて余り筋は -
Posted by ブクログ
ネタバレ後半になっても話のテンションは落ちず、手掛かりを追うたびに新しい謎、新しい事件が起きていき、それがラストまで続き一気読みできる。
ただ、ラストぎりぎりまで、なぜ”主人公が狙われる”という動機を引っ張るのだけど、その割にはあまりにもそこが弱いのが残念。まあ、狂った人の思い込み、と言えばそれまでだが…。この落としどころがもうすこしスッキリしていれば文句なし。
犯人が死んで終わり、というのはお決まりのパターンながらなかなか文章が上手く楽しく読めたし、訳も丁寧でしっかりしていて安心して読めたのも良かった。
これは是非続編も訳出してほしい。 -
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Posted by ブクログ
著者はフィラデルフィア在住の気鋭の新進作家。本作が長編デビュー作。
原著刊行は2019年(邦訳は2021年)だが、物語の舞台は1995年である。
少々変わったタイトル、原題は"Three-Fifth"(五分の三)である。作中に特に解説はないが、訳者あとがきで背景に触れられている。
1789年、アメリカ合衆国憲法、第1章第2条第3項に以下の記載がある。
各州の人口(=下院議員の選出と直接税の課税基準)は、(中略)自由人以外のすべての者の数の五分の三を加えたものとする(Representatives and direct Taxes shall be (中略)determin