【感想・ネタバレ】完全記憶探偵 上のレビュー

あらすじ

歩いて、見て、訊いて、思い出す――“忘れることができない”完全記憶能力を持つ私立探偵。
元刑事のデッカーは、妻子を殺され、犯人が見つからないまま警察を去るが1年後に起きた銃乱射事件とのつながりが見つかり、捜査することに……
あらゆる記憶をDVDを再生するように取り出せる男の、怒りと悲しみの事件簿。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公がかつて家族を惨殺されそれがトラウマとなってその日暮らしの探偵と過ごしている・・・という導入部の設定はありがち。しかし、他の小説と大きく違うのはそのキャラ。

なんとアスペルガー症候群(サヴァン)の一種であり、全ての事象を記憶できるという設定で、それが後天的であるがゆえに日常生活も送れる半面、他人に対する共感力や同情心がないという設定が面白い。

そんななかその能力を見込まれてかつての上司から高校で起きた銃の発砲事件捜査に参加することになる。ここらは唐突な感はあるが、想像通りそれが未解決の家族殺人事件に絡んできて面白くなってくる。

主人公が一つ謎を解決するごとに新しい謎、新しい事件が起きてくる展開はテンポが良く見事。下巻が楽しみ。

0
2017年05月08日

Posted by ブクログ

なかなか面白かった。主人公がちょっと特殊で事故をきっかけにすべてを忘れることができなくなった元警官。
冒頭で妻と子供が殺されてしまう。
どん底に落ちてそれでも探偵として再出発したとき高校で銃の乱射事件が起きてその捜査に乗り出す。
よく出来ている。

0
2018年11月23日

Posted by ブクログ

ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。と言う事で読んでみた。久しぶりの海外版のミステリー。しかしなかなか面白かった。展開も早く、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。謎が謎を生むストリー。最後の犯人への流れも素晴らしい。日本の作品との違いは、犯人の一人が、途中まで全く登場しない事。この辺の展開は久しぶりかな?
しかし更に惜しいと感じたのは、デッカーの妻や娘が殺された理由が、おそらく大半の方には理解できない事だろう。本当に殺されるべきは4人だったのに、それ以外の理由なき殺人が行われた事が、理解不能だ。FBI捜査官のノーラ・ラファティはなぜ殺されたのだろうか?その殺された方も含めて余り筋は通っていない。

0
2018年08月30日

Posted by ブクログ

題名通り、過去の事を完全に記憶した探偵。設定やストーリーは面白い。このままうまくまとまるか。下巻に期待。

0
2017年09月16日

Posted by ブクログ

201701/上下巻まとめて。一気読み!主人公も周囲のキャラも個性あっていい。多少強引な展開もあるけど、台詞も味があって、犯人や結末のせつなさも面白かった。続編を期待したい。(イーストウッド主演で映画化された「目撃」の著者だった、そりゃ面白いはずだ。)

0
2017年01月28日

Posted by ブクログ

見たものすべてを忘れられない元刑事。家族を惨殺された過去から逃れられないまま私立探偵を続ける最中、いきなり犯人だと名乗る男が現れた。

0
2017年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

原題は「Memory Man」のようですが邦題のほうがしっくりきますね。上巻を読み終わった段階では主人公はあまり魅力あるキャラクタではないです。ちょっと荒みすぎではないかと。

0
2018年09月26日

「小説」ランキング