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  • 弁護士ダニエル・ローリンズ
    4.3
    1巻1,166円 (税込)
    ソルトレイク・シティの刑事弁護士ダニエルは、元夫の再婚が決まり、連日二日酔い出廷中。そんなある日、麻薬密売容疑をかけられた知的障害のある黒人少年の弁護依頼が。未成年なので簡単に不起訴処分に持ち込めるかに思えた。だが、いざ調査を進めてみると、少年は誰かに利用されたとしか思えないのに、何故か検察も判事も実刑判決にする気満々で……酔いどれバツイチのお人好しモテ美人弁護士が社会の闇を吹き飛ばす!

ユーザーレビュー

  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    比較的前に読んで、印象的だったので、備忘録として登録。
    印象的と思ってるのに結構忘れてる泣
    海外小説ならではのテンポの良さと明るい会話で構成されながら、扱っているのは人種差別だったり、社会的な問題提起があったりして、面白かったのを覚えている。
    こういった感じの本にまた出会いたいなと思っている。

    0
    2025年04月20日
  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    「コロナによる自粛」のために「対策」として買った2冊の単行本は、読むタイミングを逃し。
    そのままズルズルと文庫本を読み漁る日々に戻る。
    で、読んでみるとこれが「人種差別」を扱うタイムリーな話だった。
    (2020年07月)

    麻薬取引の容疑で少年が逮捕される。少年に不利な証拠が多く、まともな証人もいない。少年は知的障害を持ち、厳重な売人とのコネや、計画的な犯行が不可能なのだが…
    弁護士のダニエルは、調査員ウィルの手を借りながら奮闘する。

    司法制度や、人種差別についてはカバーの見た目からの印象よりだいぶ重たいテーマを真面目に扱っています。
    根の深い問題、巨大な敵に主人公がどのように立ち向かうのか

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    2020年07月08日
  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。
    リーダビリティが高いの一言。
    ライトな語り口ながら背景には重みがある。
    もっと楽しい本かと思ったけど良い意味で裏切られた。

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    2020年07月01日
  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    おもしろかった〜!麻薬密売で逮捕されたのは知的障害のある黒人の少年。明らかにおかしいのに検察も判事も警察も彼を成年として裁き、有罪にしたがっている。権力持った人たちに目の敵にされると個人なんてひとたまりもないな… そんな中で身も心もボロボロになりながら、法廷で闘うダニエルに涙。カッコいいヒロインのさらなる活躍に期待してます!

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    2020年06月18日
  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    知的障害のある黒人少年が麻薬密売の容疑で逮捕。弁護することになったダニエルは疑問を抱く。正しいことが通らないなかダニエルの真っ直ぐさと不器用さがもどかしいほどで、でもその人柄がとても魅力的。少年ソーンの造形もよく二人の交流も読みどころで楽しい。ソーンが関わった出来事の裏にあるものや、差別、偏見を利用しようとする人たちの怖さを感じる。ダニエルのプライベートも色々あったりと読み応えがあってシリーズ化にしてほしいくらいの面白さ。

    0
    2020年05月12日

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