関麻衣子のレビュー一覧

  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    MWA賞(エドガー賞)最優秀長篇賞の最終候補作品。

    バツイチで大酒飲み、別れた夫に未練のある弁護士のダニエル・ローリンズ。
    ダニエル(ダニ)は重度の知的障害のあるテディ、17歳(もうすぐ誕生日)が麻薬の取引をして逮捕された事件の弁護をテディの里親に依頼されます。
    ダニは、テディは全くの無実で幼なじみのケヴィンたちに、嵌められたとして調査を始めます。

    ダニも里親を転々とした身の上で、今は弁護士として働いていますが、テディをほっておけず、ダニは自分でテディの保釈金まで支払います。

    そして、ダニはある日テディがホームレスたちのシェルターで暴力を受けているのを発見します。
    テディの家に行ってみる

    0
    2020年06月19日
  • 弁護士ダニエル・ローリンズ

    Posted by ブクログ

    主人公は、女性の刑事弁護士ダニエル。
    元夫の再婚話に落ち込み、毎日二日酔い。そんな弱い面を持ちながら、知的障害のある黒人少年の弁護依頼に、全身全霊で取り組む。

    法を自分たちの良い様に解釈する司法の姿は、リアルなアメリカの司法の姿なのでよしょうか?

    弁護士の思い込みにより、最後になるまで真実への道をたどらせないが、そんなところも、経験に基づいて展開されているのだろうかと思っていまう。

    主人公とその周囲の人は魅力的なので、シリーズ化してもらいたい。

    0
    2020年05月30日
  • 完全記憶探偵 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ストーリィ的には冒頭から提起される「犯人が主人公をターゲットにする理由」が自分的には納得感のあるものでミステリ的に面白かったです。でも完全記憶という特性があまり捜査や推理に発揮されてないと思いました。別に完全記憶じゃなくてもよかったかなと。

    0
    2018年09月26日
  • 完全記憶探偵 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    原題は「Memory Man」のようですが邦題のほうがしっくりきますね。上巻を読み終わった段階では主人公はあまり魅力あるキャラクタではないです。ちょっと荒みすぎではないかと。

    0
    2018年09月26日
  • 完全記憶探偵 下

    Posted by ブクログ

    最後まで面白かったが、最後がちょっとあっけない。殺人の動機なども少し弱い印象。そこまでが面白かった分残念。訳者あとがきによると次作があるとのこと。期待。

    0
    2017年09月19日