山田昭男のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
未来工業株式会社といえば,今やメディアに取り上げられまくってる超ホワイト企業.その会社の方針や仕組みを作ってるのが,著者山田さん.
この本を読んだ理由は,某テレビ番組で「ドアにノブがない」「個人の蛍光灯にスイッチがある」など,他にないことをやってる面白い会社があると興味を持ったことから.
ただ単に与えられたタスクを消費するのみならず,常日頃から生産性をあげること,差別化を生むことを「考え」て仕事しろということが主旨かなと.読み終わった時は,恐れいったと同時に自分の仕事のやり方を見なおすいい機会となった.
本の内容自体は,項目が細分化されているのでスラッと読み終わる.それでいて内容は革新的なものが多いので,とても爽快かつ面白かった.
今後は,現状に満足せず,作業1つ1つを疑っていきたい
《記事抜粋》
◆「常に考える」
◆「ホウレンソウ」の禁止
◆勤怠管理の廃止
◆評価基準:0%のリスク >>> 100%の失敗
◆「働くな」とは,プライベートを犠牲にして働く意義はなく,プライベートの充実は仕事へのヤル気向上
◆上司の仕事は,部下のヤル気を100%にすること
◆社員の3割は営業職.そしてノルマ無し
◆「リスク」:実際に起きた出来事の検証 と 「マイナス思考」:有りもしないことを空想 の違いを理解する -
Posted by ブクログ
■つまらない常識
A.出社時に、その日の帰る時間を決める。すると、人は時間内に何とか終わらせようという気持ちになる。その分だけ集中力は高まるし、業務効率は上がる。
B.現場に足を運ぼうとしなくなる人間が増えるのを防ぐため、営業はパソコン禁止にしている。自社製品に関わる問屋、工事業者と会って話すことが、営業の基本である
C.「常識」に縛られて、「常に考える」ことをサボってはいないだろうか。
D.その会社が成果主義なら、給料もその評価に応じたものになる。しかし、未来工業では、60~70点の成果しか残せない人でも、100 点満点を与える。給料に差はつけない。その理由は2 つある。1 つは、60~70 点の人にどうすれば80~90 点の仕事をしてもらえるかを考えるのは、私や経営陣の仕事だと考えているからだ。
E.「どうせ自分はこの程度…」と思うより、「会社のために頑張ろう!」と思う人が多い方が、ムダ
な業務はより多く減らせるはずだ。 -
Posted by ブクログ
未来工業の山田社長の本を読んだのは2回目になりますが、読むたびに山田社長が「型破り」と話されている事が今の日本に必要なのではないかと思います。
山田社長が徹底されているのは、社員を自分の頭で考える自立した人間にさせること。その為には管理もしない、失敗もさせる、部下のプライドを重視するといった事を行動されています。
に対して今の日本の多くの企業が行っていることはどうでしょう。口では社員の自立性を求めていますが、管理主義・減点主義・パワハラといったやっている事は真逆のことです。
山田社長の本を読みますと口では変わりたいと言いながら、行動では変わりたくない。むしろ変化とは逆の方向に突き進みつつある日本のアンバランスさが浮き彫りになっているように思えます。
いきなり山田社長のようになる事は無理ですが、まずは出来る範囲から常識を捨て去ろうというそんな印象を持ちました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとにかく面白いおっちゃんです。
基本のメッセージは、自分で考える社員を育てるにはどうすればいいか。上司が邪魔しないことですかね。
「管理しないほうが人は働く」
インターナルマーケティングしかり、Y理論しかり、結構このおっちゃんのやっていることは理にかなってます。
「常に考える!」って、看板があちこちにあるのもよい。毎月標語が変わり、意識を最新にしていくことも大切かもだけど、いわゆる強化月間的な発想で、結局定着しない。まあ、人間なんで、流されちゃいますよね。
でも、ここはこのメッセージがずっと一貫して流れている。
仕事時間にしても、7時間15分残業なし。
最近ではネットの服販売会社(スタートトゥデイ)が短時間勤務制度を導入して話題になりました。効率的に仕事をする環境を会社が整えていく。これって、多分全員がその意識に向かって努力しないといけないんだろうなと思います。一部だけでやってもうまくいかない。
一部だけでやっていると、それはやっているつもりで、実際は誰かに仕事のしわ寄せがいって、結果生まれるのは、不公平感ってことになりかねない。
一昔前のトリンプさんもそうですよね。全社目標にしているからこそ、うまくいったんだと思います。いまはどうなっているのか気になるけど。
あとは育成に関しては、考えさせられるというか、ここまで思いきれるかは会社として一大決心のように思う。確かに、営業ひとつとっても、優秀なやつは勝手に成績あげてくるし、上司がどうでも関係ない。ハードマネジメントだろうがなかろうが、どんな環境でも誰かしらは成果をあげる。そういう意味だと、これは確率の問題かも。
でも、ひとたびチームや組織の成果をあげるとなると、もうこれはまったく別の問題として臨まないといけない。永続する組織の管理者の役割は、果たしてどんな姿かということを考えると、この常に考える組織づくりはひとつの有力な回答なんだろうなと思います。 -
Posted by ブクログ
社長とはいえ、能力が発揮できない分野がある。そんなときは、とことん社員に任せること。任せれば人は勝手に育つ。
そして、モチベーションが高くなる環境を社長をはじめとしたリーダーは社員に提供する。しかも、とことん手厚い「餅」を提供する。
それは給与はもちろん休日だったり、働く時間だったり。
給与を上げるためには、売上を上げる。そのためには、社員がとことん考えて製品やサービスを唯一無二の高品質にし、他社と徹底的に差別化する。そして、それが客にベクトルが向いている。
また、時間を捻出するためには合理化と無駄を省くこと。極限までシンプルにして、個人の判断で進められるようにする。だから、「報連相」なんて絶対やんない。上司も部下に命令はしない。