山田昭男の作品一覧
「山田昭男」の「稼ぎたければ、働くな。」「ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山田昭男」の「稼ぎたければ、働くな。」「ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
旧制大垣中学校(現在の岐阜県立大垣北高等学校)卒。著書に『楽して、儲ける! - 未来工業・山田昭男の型破り経営論!発想と差別化でローテクでも勝てる!』、『ドケチ道 - 会社を元気にする「生きたお金」の使い方』、『ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる』などがある。黄綬褒章、勲五等双光旭日章受章。2014年死去、享年82歳。
ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
(2013/2/21)
カンブリア宮殿で話題になった未来工業創業者の経営の考え方を綴った本。
タイトルはなんだかエキセントリックだが、本質はこの未来工業の社是ともいえる、
「常に考える」
にある。
カンブリアで村上龍が命令形の「考えよ」でなく「考える」という現在形にしたことがすごい、とべた褒めした
エピソードが載っているが、(実はたまたまらしいが)本当にそれは実感する。
管理職になったからとか、大会社だからとか、もともと自分にないものを前提に行動するから
おかしな管理をしたり、エラそうな行動をしたりするわけで、
もともと自分に備わっている良心、理性でものを考えて行動すれば、
まともな方向に動くはず。
相談役はなにせ「人を喜ばせたい、驚かせたい」という気持ちで常に考えて仕事をして、
様々な施策を打って、得意先を、取引先を、はたまた従業員を驚かせ、喜ばせ、結果売上を上げ、利益を出し続けている。
人を喜ばせれば結局巡り巡って利益につながる。
一時的には人を騙してお金をかすめ取ることはできるだろうが、
最終的には多くの人を喜ばせた人が、その感謝の代償としてお金をいただくことができるのだ。
そう信じる。
だからサラリーマンではダメなのだ。何もしなくても給料が入る、給料をもらえる組織に入ることが目的となってしまって、
相手を喜ばせることを忘れてしまう。むしろ組織の力を自分の力と勘違いし、威張り散らす。
それで給料をもらってはいけない。それは公務員、官僚も同じこと。
自分の力で、アイデアで、技術で人に感謝されることをして、報酬を得たい。
・・・なかなかわが身に帰るとそれが難しいんだけど。
まあしかし、宮仕えながらそのつもりで仕事に励んでいる。
経営者に、いや、すべてのビジネスパーソンにぜひ読んでほしい本!
第1章 限られた時間で最大の効果を上げるコツ
第2章 上司ががんばりすぎるから部下が育たない
第3章 お客さんを感動させられるから仕事は面白い
第4章 管理しないほうが人は働く
上司の仕事は、部下の不満をできるだけ消すこと
第5章 差別化は「人マネ+アルファ」で誰でもできる
第6章 管理するコストはバカにならない
Posted by ブクログ
非常に面白い経営論。
日本で1番休みが多い会社の社長が持論を分かりやすく書いてくれている。1文が短いのでテンポよく読める。
ホンレンソウ禁止など、驚くべきことがたくさん。
しかし、理由を聞くと納得する。
自分は相談役の肩書きだけどホンレンソウ禁止だから誰も相談に来ない、とか、ご本人は真面目に書いてあるかもしれないが、思わず笑ってしまうところが結構ある。
これはすべての働く人たちに読んでもらいたい本だ。
「喜ぶか、喜ばないか。ここが大事だ。喜べば、社員が100%自分の力を出そうと思うだろう。そこまでしてもらったのだから、がんばらないといけない、と思う。」
(p120)
いろいろ革新的なことが書いてあるが、すべてはここに尽きる。
現状打破を願っている職場のリーダー必見。
Posted by ブクログ
未来イズムについて知りたくて読書。
現在の社長は著者の創業者の長男。それだけ見ると、典型的な一族経営の会社なんだと思いがちだけど、現社長は4代目。間に2人社長がいたことになる。
残念ながら著者は本書の2年後に亡くなっているが、文章からも著者の性格がにじみ出ていて面白い。自身を愛くるしい顔、仏面など称していて笑わせてもらった。
本書を会社員など企業で働く立場で読むのか、経営者の立場として読むのかで感想や氣づきは違ってくると思う。
未来イズムの源は、「常に考える」。それから派生して節約倹約、朝令暮改大いに結構、改善の改善、試行錯誤を恐れないへとつながっていくのだろう。
同社は、ブラック企業の対義語のホワイト企業として注目されたが、元々ホワイト企業を目指していたわけではない。私企業として存続し、利益を上げ続けるためにはの試行錯誤の結果なんだという。
本書に随時登場する人間は感情で動く生き物。それがやる気やモチベーション、企業業績に反映する。著者は、顧客だけではなく、従業員のエモーションに注目し、常に考えてきたことが伺える。
こうしたほうが感動するだろう。喜ぶだろう。カッコいいだろうと。
価格競争に陥らない。固定概念を疑う。横並びしない。徹底した差別化。
誰も利用しなくても、育児休暇3年を変えるつもりがない。1年より3年のほうが、会社の度量が3倍は大きく見えて、カッコイイからだ。(p158)
ここ大好き。
事業規模はまったく違うので非比較してはいけないが、先日読んだ渡邉美樹さんと比べると著者のほうが人間味と何とも言えない魅力を感じてしまう。
渡邉さんは自身の経歴や努力、結果、哲学と比較的自身の過去をスーパーマン的に表現することが多く、著者は自身の過去の話よりも今のことを面白おかしく、だが的確に表現している印象。
読書時間:約50分