伊藤武のレビュー一覧

  • 秘伝マルマ ツボ刺激ヨーガ

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    独特なイラストと図解が好きです。
    数種類のアーサナはやや初心者向け。わかりやすく解説されていて理解しながらヨーガを愉しめる。

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    2012年06月27日
  • 図説ヨーガ大全

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    意外に低い評価があったのでバランスをとる意味で高めに。

    まず「ハタヨーガ」の淵源をここまで調べあげ血肉化した熱意に敬服します。数年インドにヨガ留学したくらいでは決してこの理解まで届かないでしょう。

    特に従来の高級な「ラージャヨーガ」に対して地位の低い「ハタヨーガ」、という説に対し、ハタヨーガの側から批判を加え、それをアーリヤ系バラモンのサーンキヤ/ヴェーダンタ思想とドラヴィダ系のタントラ/後期密教思想の対立という視点から捉え直す作業をし、さらにそれを学術書ではなく一般書として分かりやすく解説する、などの芸当は、好悪の判断を越えて高く評価されるべきと思います。

    確かに文体に独特の味というか

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    2011年11月12日
  • 秘伝マルマ ツボ刺激ヨーガ

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    マルマヨーガ。マルマという部位にアプローチすることで効果を出すヨーガ。ヨーガとはただ単にポーズをとるだけのものではないことを教えてくれます。エクササイズでなく、ヨーガの本当の意味を知りたい方にオススメです。現地で修行をしてきた作者が自らのイラストで解説をしてくれます。ヨーガは我々が思ってる以上に奥深い。

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    2009年10月04日
  • イラストで楽しく学ぶ! 食中毒の知識

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    ※この本は仕事の資料として読みました。
    食中毒(細菌、ウィルス、植物やキノコの毒)について
    イラストとともに解説した本
    コラム欄も充実していて、おもしろかったです
    メアリーという家政婦さんが保菌していた(本人は無症状)チフス菌による被害の話が特に興味深かったです。無症状でも人にうつす可能性があるので、食品にかかわる人は症状がなくても、気を付けないとダメですね…。

    化学物質による食中毒として挙げられていた「ヒスタミン中毒」は全く知らないことだったので勉強になりました。青魚の温度管理が悪いと、魚に含まれる必須栄養素のヒスチジンが細菌によって、ヒスタミンが作れてしまうのです。このヒスタミンが原因で

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    2025年07月08日
  • イタリア現代史 第二次世界大戦からベルルスコーニ後まで

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    あまりにカオスなイタリア政治史の概説。首相の権限が弱く政権交代を繰り返し、必ずしも議会多数派が首相を輩出するわけでもなく、そもそも議会多数派形成が安定しない。そして、重要人物は暗殺され、腐敗で逮捕される。時には専門家に首相職を委ねるけど、耳に痛いことを言われたら罷免。そしてイタリア版トランプにしてなぜか長年首相職を務めたベルルスコーニ。他人事故に面白いと称することもできるが、やっぱりカオス。
    小冊子にして、地方の動きだとか政治制度の変遷とか、国際情勢の影響とか、日本との関連を考えさせてくれる良著。

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    2016年08月05日
  • イタリア現代史 第二次世界大戦からベルルスコーニ後まで

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    極右極左がうごめき、中道政党もぐずぐずに連立したり足を引っ張ったり、と比例選の悪い部分も出てきてる。この本は冷静な筆致で描いてるけど、面白おかしく書こうと思うと結構な素材なように思う。特にベルルスコーニの生命力はやはりすごい… しゃれになる範囲で日本にも出てきたらいいんじゃなかろうか(適当)。

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    2016年04月14日
  • 秘伝マルマ ツボ刺激ヨーガ

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    初めてのヨガというよりある程度経験してからのほうが楽しめる本だと思います。

    アサナの名前の由来や、カラリパヤットのことなんかも書いてあったり、文庫本にギュッと詰まったけっこう深い本当です。

    表紙がこれなんで、電車で読むときはブックカバーがあったほうがいいかも?

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    2017年02月14日
  • 秘伝マルマ ツボ刺激ヨーガ

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    これは良い本です。入門書、というとちょっと違うかな。何冊か普通のヨガ教本を読んで、一歩深い理解に至りたい人向けという感じ?

    この本の素晴らしい点として
    1.ヨーガをファッションではなく、その思想的背景を踏まえて学ぶことができる。アーサナを単なる動きではなく、動きの時にどこに集中点を置けばよいのか、そのアーサナの期限となる神話はなにか。その効能はどういうものか、が理解できる。
    2.同時に決して宗教がかった言い回しにならず、くだけた文体(クセがあるとも言う)で書かれてあり親しみやすい。
    が挙げられます。逆に
    1.ハリウッド的なオシャレなヨーガがしたい。
    2.とにかくシェイプアップが目的でホットヨ

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    2011年10月17日
  • 身体にやさしいインド――神秘と科学の国の「生きる知恵」

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    絶対インドに行きたくなります。京都ムガールの平○さんが面白いってMixiに書いてはったんで読んでみたのよね。

    その本に書いてあった中で書いてあったんやけど、
    インドの詩聖タゴールは、
    「その神の存在を認識するものがいないことには、神は存在しない」
    といったことや、
    「神は創造のすばらしさを認めてもらいたくて人間を創りだした」
    と言ったらしい。キリスト教徒が聞いたら、腰ぬかしそうやね。
    いやー、インドって不思議〜。
    そうそう、カルシウム不足の日本人がインドの乳製品「サルピス」にカルシウムを足すことによって、カルピスが生まれたそうな!!

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    2009年10月04日
  • 身体にやさしいインド――神秘と科学の国の「生きる知恵」

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    インド・・・もう20年近く呼ばれるのを待っているのに、呼んでくれない。どうせなら待ち時間のうちに本でも読むか、と手に取った。扉絵に面白いのがいっぱい!この著者のカタカナはかなり原語に近いのかも、と思っていたら、やっぱり気を使っていた。
    イギリスに来てからの方が、インドが近いように感じる。日本では知識としてしっていたインドの多彩さ、多様さ、複雑さは、イギリスでは実体となって目の前に現れる。
    インド、意外と私の足元近くまで迫ってきているのかもしれない。
    (2007.2.7)

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    2009年10月04日