モリタイシのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
素晴らしい、本当に素晴らしい漫画だった。奇跡のようなバランスで成り立っている
この漫画は「エロ漫画」ではないと思う。もちろん可愛い女の子のパンチラに対してスケベな心が全くないとは言わない。だけど、だけどあすかの無防備な姿を見た作中の男子たち(あえて男子と言おう)はそういうスケベな心だけであすかを見ていただろうか…? 自分はそうは思わない。彼らは間違いなくあすかから「幸せ」をもらっていただろうと思う。女性からしてみれば「男ってほんとバカ」と思うかもしれない。そしてそれには全く反論できない。でもこれは男にしか理解できない感覚だと思う。男子というのはスケベな感情を全て差し引いても、ああいう可愛い -
Posted by ブクログ
素晴らしい作品であった。男のロマンが詰め込まれていると言っても過言ではない。
例えば電車に載っている時、バス停でバスを待っている時、道を歩いている時、そういう軽い空白の時間。そんなときもし周囲に一人可愛い女の子がいたなら、男性であればなんとなーーく心のどこかで意識してしまうと思う。無意識の内にチラッ、っと視線を向けてしまうのではないだろうか。これは決していやらしい意味ではなく、本能的なものというか、男のさがというか、そういう風にできているのだ。
この漫画はそういう男の悲しい習性やしょうもない幻想を詰め込んだ作品。どんなにスカした兄ちゃんでも、クールにキメてるイケメンでも、草食系でもおっさん -
Posted by ブクログ
ネタバレうぎゃああああ――最高に面白いんですけど、最高に面白いんですけど。登場人物の関係線がココに来てググッと絡まり頑強になって、超速で最高に面白くなってきた! しかしこいつら、いったい何角関係なんだよ!
今巻最大のドキワク面白ポイントはモテメガネ-カエ先輩-荒場木ラインでした。
「ちょっかいだすなよ!」「キライじゃないでしょ?」ページ、最高すぎ。先輩は前歯カワイイ。
このページ1コマ1コマ、意識せずスッと空気みたいに入ってくるけど地味に緩急がウマイ。この下地があるから「お前らが勝手に……バーカ!」の感情爆発もすんなりノれて、読者はみなこの瞬間カエ先輩を心の底から応援しているというわけです -
Posted by ブクログ
ネタバレモリタイシ先生はやっぱり最高や!
この漫画の1巻はほとんど内容があってないようなものだったので、次巻にあたる今巻はほぼモリ先生への信者力で購入。
で読み終えたら、……1巻よりはるかに面白かった!
次巻が普通に楽しみになってた。
1つは新キャラ沢田麻央の登場。他者を引っ掻き回す役だったあすかに「かき乱される側」の一面が出たことでグッとキャラクターに厚みが出た。受動能動を切り替えた話を合間に差し込むことで、両方の話が結果として引き立つ。
キャラクター性をもっとも引き表すのは他者との関係性によってだ。これからどんどん登場人物が増えて相関が絡み合うようにまでなってくれると嬉しいが