山田玲司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『キラークエスチョン』でかなり揺さぶられたので、
同じ著者さんの新書をもう一冊手に取ってみた。
このタイトルは「才能というものは、"どこにも属せ
ない感覚"の中にこそある」という著者の山田さんの
考えからきているもの。
「学校嫌いは才能のサイン」という章で指摘される
までもなく、確かに思い当たるふしはいくらでもあるし、
子供の未来は「親が子供の失敗をどれだけ許せるかで
決まる」という指摘はやっぱり鋭い。
多数派が導き出すのは「あのとき、ああしたからうまく
いった。だから今回もうまくいくに違いない」という成功
体験に支配された群れの論理にすぎないという指摘
は、組織に属した人間なら少なからず感じたことがある
と思う。
ただ、この本では話が進むにつれて、山田さんのボル
テージがどんどん上がっていって、最後には「引きこもり」
の大肯定大会の様相を呈してくる。
『キラークエスチョン』では、最後の最後にどかんと
大きな衝撃がやって来たから、揺さぶられて印象も
強く残ったけれど、一冊の中でこれだけハイテンションで
引っ張られると、こちらとしても少しキツくなってくる。
「群れる人ほど孤独になりやすい」など、説得力のある
指摘がいくつもあっただけに、もう少し感情を抑えて
もらってもよかったと思う。
考えてみると、この『非属の才能』は、『キラークエス
チョン』より前に書かれた一冊。ということは、著者の
山田さんがこの本を書いた後に進化して、名著『キラー
クエスチョン』を生みだしたということなのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
「話が上手な人」というのが世の中にはいるもので、羨ましくてならない。
そんな思いで手に取った一冊。
(一般的にも)質問をすることは相手への興味を示すことであり、極めて肝要なコミュニケーション上の技術あるいはマナーだったりするのだが、これが案外難しい。
既に人となりが分かっている知人とのやり取りならともかく、どうも呼吸が合わない人や、初対面の人、なんだか共通点が無さそうなときには困ってしまうのが人情だろう(と勝手に思う)。
本書においては―このテの本にしては珍しく―話題の展開方法が体系的に整理してある。「その服、どこで買ったんですか?」、「最強の野球チームを作るなら、いつの時代の誰を選びますか?」、「先輩、今までいちばんの無茶ってなんですか?」等々、いろんな状況が想定されている割に、応用が利く項目が並んでいる。頭に入れておけば困ったときに沈黙が流れる事態は避けられるのではないだろうか。
そんなこんなで内容的には、"Lifehack"と称したWeb上で手に入る情報と大差ないのだが、思いのほか整理された内容なので好感。ただ、仮に同様・同程度の内容のものがWeb上にあったらわざわざ本を買うことはしないよなぁ、という思いを禁じ得ないのが正直なところ。
悪くはないんです。たぶん。 -
Posted by ブクログ
つっかれた…なんだこれ根こそぎ体力を奪われました。読んでる途中に何回か投げ出し、残りの巻数を確認して挫けそうになったりもしました。すごいなあ、なんだこの漫画。
ただ話としては圧倒的に前半が面白いです。面白すぎて読めないけど。辛くてしんどくて苦しいけれども。後半のエピソードも一生懸命ではあるが!一所懸命じゃないからなんだかぼやけた印象になっちゃって勿体無いなあというかんじ。最終巻が特に勿体無い。この漫画の一番大切なことは何なんだようばかたれ!と思いました。この人だったら、と思って付き合った男性が付き合ってから急になんの説明もなく不思議な方向にがむしゃらになりだしてついてゆけない感。秋くん、いい男だと思ったのになあ…。ラストの雰囲気とか全然秋くんぽくもBバージンぽくも無い。ただの男の子。なんでやねん。あとユイちゃんも後半すごいフツーの女の子、っていうか寧ろ甘やかしてくれすぎてびっくりした。うーぬ。