大河原邦男のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
文句をつけることができるのは富野由悠季だけ
ジ・オリジンなどという大層な名前を名乗れるのは、ガンダムの作画監督である安彦良和だけ、だろう。
雑誌まで作ってしまったこの漫画、重厚な始まり方だが、以外にも一巻に、TVシリーズ二話分の構成になっている。
「ガンダム大地に立つ!! 」
「ガンダム破壊命令」
違いはいくつもあるが、パオロ艦長やブライト、セイラがしっかりしていて、大衆が愚かしいところが、印象的。
ザクもガンダムも兵器としてたくさん登場する。
連載開始時の心配は、安彦良和の体力と、連載雑誌が続くこと。作品自体は、ガンダムファン全てにオススメ。
2010/08/15、感想を -
Posted by ブクログ
待望の19巻が発売された。今か今かと思って半年待った新刊だ。
当然、内容はおおむね理解しているが、私が知っているガンダムとの違いを楽しみにしている。
今回の違いで気になったのは、マグネットコーティングを開発したDr.モスク・ハンだ。ガンダムを乗りこなしつつあるアムロレイの悩みは、今のガンダムの反応が遅すぎて、撃墜の危機さらされていることだ。アムロの戦闘データは、逐次中央に送られていることから今回Dr.モスク・ハンがホワイトベースに贈られてきたことになっている。私の記憶では、おおむねストーリーに違いはないが、Dr.モスク・ハン(?)はインテリでメガネをかけた人だったと記憶している。しかし、今回 -
Posted by ブクログ
待望の20巻をやっと読んだ。今回もTVシリーズより詳しい内容にで描かれて、とても楽しく読むことが出来た。
今回の内容は、連邦軍がソロモンを攻撃し、攻め落とす内容だ。前半は、戦場で戦う兵士の目線で描かれ、弾丸の流れ、爆発の勢いなどが映像で見るようで圧倒された。安彦氏の絵は、見るだけでドキドキするほど素晴らしい表現力で、いつもながら感激する。後半はソロモン攻略後、次の一手を思案する連邦軍の上層部ととジオン公国の上昇部が描かれている。このあたりは、TVシリーズには描かれていなかった内容がたくさんある。そして、ラァラーとアムロが戦場で再開するシーンに移っていく。
次回21巻の発売は7月頃の