石崎幸二のレビュー一覧
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ネタバレミリア&ユリシリーズ6作目。
「女子高生連続殺人事件」の犯人の狙いは何なのか?
あれ、今回孤島のお約束は?と思っていたら行きました。孤島。
そんなことどこにも書いてなかったけれど、孤島に行って閉じこめられて事件に遭遇。
あれ?連続事件は?と思っていたら。殺人鬼登場。
もやっとした状態で終わっていました。
それに今回もDNAネタ。
続く割りにはいまいちな感が。。。
最後に今までにない石崎さんがいたのでちょっと新鮮でした。
さすが、2回も(3回?)フルスイングで殴られる男、石崎。
今回も大笑いで終了し、シリーズじたいはとても好きなので、次回も楽しみです。 -
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■沖縄本島沖の孤島―水波照島にあるヒラモリ電器の保養所で開かれたクリスマスパーティー。大手企業の御曹司・平森英一が主催するとあって、会には有名スポーツ選手や俳優などの豪華な招待客が名を連ねていた。そんな宴の夜、惨劇が!人気プロ野球選手、井沢健司が無残な死体となり発見されたのだ。その後、連鎖し起こる不可能殺人。事件の背後にある深い闇に迫る。絶海の孤島に住む双子の姉妹、断崖の上の怪しげな建造物、連続殺人事件勃発率99.9…%。オヤジギャグを愛す女子高生コンビ(ミリア&ユリ)が難事件に挑む。
■■それほど間をおかず続編。相変わらず漫才三人組でしたでも事件に関してはすごく薄い印象しかなかっ -
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ミリア・ユリの会話が、ちょっと辛い。
デキの悪い笑点をみせられているみたいで・・・。ああいう妙なところで頭の弱いキャラ付けにせず、ただの頭の切れる毒舌ツン属性の女子高生にすれば、もうちょっと読みやすいんじゃないだろうか・・・。
(まぁ、頭の良い毒舌キャラクターは巷に溢れているので、作者独自の特徴を出したかったのかなぁ、とか好意的に解釈していますが。それにしても会話の中でミリアとユリの区別がつかないぐらい知能レベルが同じなので、これ、女子高生2人必要なのか?1人じゃダメなのか?といろいろ思ってしまう・・・)
文章自体は読みやすいし、ネタの展開も良いと思うので、キャラの好みで評価が悪くなっちゃう -
Posted by ブクログ
「石崎」と「ミリア&ユリ」の女子高生コンビシリーズ
最新作。今作は...やはり島での殺人事件に巻き込まれます。
一応、本人達も今までの経験を考慮して、事件に
巻き込まれないように対策を練ってるんですが...
その対策がピントがズレまくりで、相変わらずの
脱力ギャグは冴えています。このシリーズの7割は
そのギャグと漫才がメインだしねw。
今作は2つの事件が別々に展開されるんですが
今回はその解決に至る道筋は...結構苦しかったような
気がします。強引すぎたし、猟奇的犯人「ミキサー」
の方の事件は色んな部分で眉唾過ぎるっすw。
そこもギャグとして読んで...って事なのかなw?
作品単体 -
Posted by ブクログ
この女子校生コンビのシリーズは読む順番が
バラバラになってしまっているんですが...
今のところ問題なく読めてますw。
「ミリア」「ユリ」の暴走コンビは今作では
やや控えめな行動ですが、コンビ漫才、そして
「石崎」を弄り倒す様は容赦なく、数ページに
一回は必ずニヤリとさせられますw。
相変わらずの石崎クオリティ。さらに事件の
謎解き部分にも妙な説得力とギャグを
伏線にした手順を踏んでいて、下らない
なりにも「おおぅ!」と唸らせる、
ミステリとしても読む事の出来るお得な
ギャグノベルとして異彩を放ってます。
「怪傑!ズバット」の件が個人的なドツボw。 -
Posted by ブクログ
ミリアとユリの女子高生コンビと冴えない
サラリーマン「石崎」( 本格ミステリマニア)との
掛け合い漫才をメインにしながら島での
連続殺人事件が起るという一つのパターン化
した良質ギャグミステリ。
今作も事件が起るまでのギャグパートも
キレキレで失笑の連続ですw。
その事件と言えば大掛かりな連続殺人事件で、
バンバン人が殺されます。ちょ、ちょっとこんな
雑な展開ってw。しかも恐らく読んでる方の
大半はその基本トリックは気が付いていながら
事件が進行するという新喜劇のような安定感。
真相も作中の「石崎」が証すように
本格の「ソレ」とは違った着地を見せ、ある意味
コチラ側をも見事に騙した珍作か!