石崎幸二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
女子高生ミリアとユリのコンビシリーズの新作。
途中の作品読んでないけど...まぁ...いいや(笑)。
今回も島に行きます。また島です(笑)。
217ページの本作ですが事件が発生したのが
91ページ目(笑)。すでにこの時点で全体の
1/3ページ以上費やしてます(笑)。
事件が起こるまでの90ページはひたすら石崎氏が
いじり倒され、ミリア&ユリがボケ倒します。
圧巻は麻雀しながらの最高にアホな会話。
ここ最高にくだらないっす。しかも麻雀してる時って
まさにああいう会話になるんだよねー。
で、事件の方はいつも通りなパターンで無事解決(笑)。
ほとんどミステリ的な部分は求めないっていう位 -
Posted by ブクログ
「俺が言いたいのはだな。こんなイベントに本当に意味があるのか?その心理学なんかの研究の役に立つのかと言いたいんだよ。費用をかけて無人島に行って,しかもたった一つだけしか物を持っていくことが許されないなんて,変だよ。そんな心理学の調査なんて聞いたこともない」
「でも石崎さんは,その精神医学とか心理学の専門家じゃないでしょ。専門家ならなんかわかるんじゃないの,こんな試験でも」ユリが適当に言う。
「しかしなあ……」
「どうもはっきりしないわねえ。何をそんなに気にしてるのよ」ミリアが石崎を睨む。
「やっぱなあ……」石崎の歯切れが悪い。
「だからなんなのよ」二人がはっきりとしない石崎に食って掛かる。
「 -
Posted by ブクログ
【『ミステリィの館』へようこそ。
もともと当ホテルは密室で死んだ作家・来木来人の館。
これから行われるイベントでは、彼が遺したという
「お金では買えない究極のトリック」を
探っていただきます。
まずは趣向をこらした連続殺人劇をどうぞ。
ある日、届いた招待状を手にとある高原の
ホテルに集まるミステリー好きの面々。
お金では買えないトリックとは?】
メフィスト賞受賞作。
主人公が行き先のバスで知り合った
女子高生2人の軽い口調が鼻につきつつ
なんとか読んでたら途中からは面白くなり
まぁ、最後はなるほどと笑えました(笑)
いろいろと趣向をこらしててよく考え付くな〜と
感心しちゃいました。
おど -
Posted by ブクログ
初めて読む作家。メフィスト賞受賞作家らしいけど、近頃そういうのについていけてないからなあ…(乱歩賞も最近のは読んでないし…芥川・直木賞は言うに及ばず…笑)
登場人物の設定が面白い。お嬢さん学校のミステリィ研究会、というのはまあありそうだけれどその顧問がOBでもない(女子高だからして)一サラリーマン。しかもそうかっこよかったり頭が冴えてたりするわけではなく、彼女いない暦**年、と言った感じの「オジサン」であったりする。そのミステリィマニアのサラリーマンが、お嬢さんたちに振り回されながらも(いきなり自家用車・運転手つきに引っ張り込まれて八丈島へ連れて行かれちゃうとか)、巻き込まれた事件の謎をとく