廣末登のレビュー一覧
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テキヤさんを世界を詳しく知ることができる一冊。知らないことだらけでした。
親の幼馴染にマルBの方がいて、夏祭りになるとテキヤさんをやっていた。
そのせいもあって、テキヤ専業の方が、同一視されてしまうのかなと思った。
でもその人は、いつも明るくてとても良い人だった。
いい人すぎて、その世界ではあまり出世できなかったと、親は言っていた。
でも、私はお祭りでその方に会うのが楽しかった。サービスしてくれるし。
以前、その人から聞いたことがあります。
販売するのもにも食べ物系からおもちゃ、金魚掬いなどがあって、下っ端は焼きそばや焼きとうもろこしなど熱い(暑い) -
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■暴力団対策の二つの問題。
・若者の暴力団加入問題
・暴力団離脱者の社会復帰問題
■社会科家庭の中心点は子供が自己の生れついた社会の文化を内在化すること。
■下層階級の家庭の経済状況は不安定であり,その日暮らしであり,まじめに働いても獲得できる報酬は少ないので,常に金を稼ぐことにあくせくしている。彼らには芸術を鑑賞する感覚もなく,怒りや悲しみを直接的に言動に表出し,感情の表現が洗練されていない。そのような家庭で育った子供は親自身の教養が低く自分の子供を社会的に躾けていくのに自信がなく,場当たり的な矛盾した教育を行うか,あるいは全く放任している。その結果,子供は社会的個人として十分な躾を受けるこ -
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初詣やお祭りに欠かせないと言えば、屋台だ。美味しそうな食べ物を作っているのは、「テキヤ」と呼ばれる人たちだ。
テキヤは怖い組の方と同じと見られがちだが、テキヤは売る商品を持っている。そして1つひとつの商品を対面で売って、細々と商売しているので、暴力団や博徒とは違うと著者は指摘している。
著者は2011年12月下旬から地元のテキヤ組織に入り、断続的に商売に従事したことがあるそうだ。
実体験を交えながら、テキヤ組織の事務局長だった人物、さらにテキヤの帳元(親分)の娘だった人物からテキヤ業界にまつわる話を聞いている。
テキヤの世界は教科書には載らないが、この本は貴 -
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暴排条例の「元暴5年条項」が暴力団を離脱した人の社会復帰を拒んでいる。一大決心をして暴力団の足抜けをしても、一定期間(おおよそ5年)は銀行口座の開設、住む家の賃貸契約、携帯電話の契約ができない。中には、10年経っても銀行口座が開設できない人もいるという。暴力団を離脱しても生活の手段を奪われた人は、生きるために犯罪に走らざるを得ないことは容易に想像がつく。こういった、生きるすべを失った「元暴」(元暴力団員)の受け皿として「半グレ」がある。暴力団対策法、暴力団排除条例の規制で取り締まることができない「半グレ」に「元暴」が含まれるという事実は衝撃的だ。「半グレ」根絶の一つの方策は、暴力団離脱支援、社
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ネタバレカテゴリはルポとはちょっと違うかもしれない。
著者が、悪の道を生きてきた女性にその人生を聞き書きしたもの。女性の語り口調で書かれ、研究者目線でページの隅に細かく注釈が入れられている。人がいかにして悪の道へ走って行くのか、ギャングの世界ってどういう価値観で動いているのか、まぁ、興味深いと言えば興味深い。でもちょっと、やっぱり悪すぎるね…社会の迷惑すぎるね…うんざり…こんな人達とは絶対に一生、一ミリたりとも関わりたくないな…としか思えなかった。「関西で知らない人はいない」とか、裏社会で顔が広い、みたいな書き方されてたけど、多くの真面目な一般市民は、よほどのことがない限りこんな人達とは関わらないので -
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仕事で出会う被疑者、被告人は家庭環境が悪い場合が非常に多い。片方の親しかいない場合が目立つ。だからと言って犯罪を犯すというわけではないが、ここに原因があるとする本書の内容は僕の実感とも合致する。
それをこの本は理論的に書いてくださってて非常に分かりやすかった。
福岡が元暴力団員の雇用について助成金を出すという出口の政策はもっと議論されていい。暴力団の人に辞めない理由を聞くと、カタギになっても仕事がないからと返ってくる。社会全体で問題意識を持つことが大事で、いろんな人にこの本を読んで欲しいと思います。
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#2016年 -
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ネタバレ受け子等の個人情報を押さえて恫喝し、逃げられないようにして人員確保。適宜情報を削除する、首謀者を不明確にする等した手口。首魁は検挙されず、受け子等を補充して新たな犯罪を実行する構造。
闇バイトに走る若者の動機について、本書ではコロナ禍でバイトが途絶えて金に困って加担した例が挙げられるが、自分は刺激を求める心理や自分は大丈夫といったバイアスもあるのかと思う。
特殊詐欺当事者曰く、懲役のリスクや各人への分配額の少なさといった割に合わない実情もあるようだ。しかし出所後には正規の職につきにくい状況に陥るため、再度犯罪に至ることも。闇バイトの横行する現状は、一度脱落したら社会復帰の難しい社会の課題なのだ