玉田誠のレビュー一覧
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イタリアのマナローラで持ち帰り炒飯店を営みながら潜伏するスナイパー、小艾。指令に従ってローマの街中でターゲットを射殺し、店に戻った小艾だったが、その夜襲撃を受ける。セーフハウスへ逃れるも、執拗に迫る追手との戦いが続く。
一方、台湾では軍に関係した二件の殺人事件が起き、退職間近の刑事、老伍が捜査を開始する。イタリアでの狙撃事件を知った老伍の上司蛋頭はローマへ。台湾とイタリアでの事件に関連性はあるのか。そして小艾を狙ったのは誰か。
サスペンスとミステリーの要素がうまく噛み合って面白かった。構成で腑に落ちないところや細部で気になるところもあるけれど、勢いで読める。 -
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保険の調査員と言うと、平成初期の全中2男子憧れの職業ですね。
彼は元軍人だった。
本作では元刑事。やはりおいそれとなることはできない仕事なのだろう。憧れは憧れのまま真相を包み込んでしまった。
チクショウ、どうやったら保険のオプに転職できるんだ!!
本作では炒飯は鳴りを潜め、主役は専ら龍珠(いかとんび)。
こちらは珍味なので食べたことがなく、想像するのみ。食べたい。
私も龍珠の真相を知りたいよ。
ついつい安倍元総理の銃撃事件を連想しながら読んだけど、台湾で起きた事件を元にしているとのこと。
古今東西、こういうことはあるのね。。。
クワバラクワバラ -
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ネタバレ2025年の15冊目は、張國立の「炒飯狙撃手 弐
第3の銃弾」です。チャーハンスナイパーPart2です。2004年に実際に起きた陳水扁台湾総統狙撃事件が下敷きになっています。不可解とされている事件の作者なりの真相解明をお得意のスナイパーアクションを盛り込み、エンターテインメント性の強い作品に仕上げています。作品中に登場する料理を想像するのも楽しい、いかにも台湾らしいです。登場人物とその会話も良いです。蚤頭と老伍の会話は、一癖二癖も有り最高です。
主人公の小艾が日本に飛び、佐々木と組んで高野山での追っ手のスナイパーとの対決は、今作でのハイライトだと思います。傭兵時代のアフガニスタン山中での回想を -
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ネタバレ果たさなかった復讐の果て、死んだ妹の「本当の姿」に出会う姉の物語。ギリシャ神話の復讐神ネメシスの名を冠する、復讐代行ハッカー「アニエ」が、とにかくかっこよかった。
現代の香港、広州から香港への移民三世にあたる「アイ」は、相次いで父と母を失い、妹の「シウマン」と二人、公営住宅で暮らしていた。しかし、妹のシウマンは、地下鉄での痴漢被害がきっかけとなったネット掲示板への書き込みにより、自殺してしまう。妹を死に追いやったネット虐めの犯人を見つけ出すため、「アイ」は、裏稼業の探偵ハッカー「アニエ」に、犯人の捜索を依頼する。
いわゆる義賊モノで、「アニエ」が、その犯罪を暴き、復讐という私刑の形で罰を与