原淳子のレビュー一覧

  • 追憶のローマ

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    ネタバレ

    ヒロインが愛したのは熱烈な求婚を受けた同級生ではなく、彼の弟だった―。

    まさに、そのとおりの内容です。
    ハーレクインは男女の「すれ違い」ストーリーが多い。その中で、いかに、すれ違いを克服するかというところがそれぞれの物語りの個性であり、作者の腕の見せ所です。
    今回のヒロインは同級生から熱烈にアタックされていましたが、その都度断っていました。そんな彼女が彼の兄とは出会ってすぐに恋に落ち、その男性の子どもまで身ごもってしまいました。
    ショックを受けた弟はそのまま車で飛び出し、事故に遭い亡くなりました。
    ただ、彼女が子どもまで儲けながら、彼と結婚しなかったのは、弟の死のせいだけではありません。

    0
    2016年06月14日
  • 王女の運命

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    地中海の島国ニローリでぶどうの木を枯らす病気が発生し、対策に奔走するマックス王子はいとこのローザに助けを求めた。ローザは幼いころから科学に興味を持ち、今はニュージーランドでぶどうの病気の感染を抑える研究をしている。マックスの求めに応じて帰国するローザの気持ちは複雑だった。十六歳のとき、年上のマックスに熱を上げたが相手にされず、それ以来、彼との間に見えない壁を感じているからだ。空港でローザを出迎えたマックスは、久しぶりに会った彼女がセクシーな大人の女性に成長しているのを見て唖然とした。だが、ローザはいとこだ。いくら謎めいた瞳に魅力を感じても。

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    2009年10月04日
  • 氷の中の真実

    Ikm

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    ☆3.8

    ヒーローがヒロインよりバカかもと思った作品。
    ヒロインは自分で財産を築いた才女。
    HQのヒーローの様な商才があり、独立した女性でした。
    ヒーローは作品中はセックスアピールしか無く少しおバカ。
    コミックも面白かった。

    0
    2017年05月02日
  • ガラス越しの記憶

    Ikm

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    コミックがそのまま

    コミック版が原作に忠実でした。
    原作そのままで意外性もなく、コミックを読んだあと原作を読むとコミックの主人公達が目に浮かびます。疑問に思ったのはどうやって生き別れの双子がお互い知り合えたのか。原作でそこら辺のストーリーがあるのかと期待していましたが、全く無く少し残念でした。ヒーローがまだ父親に頭が上がらない様子で他のHQのヒーローに比べて傲慢でも無く普通すぎなのも残念かな〜。

    0
    2020年02月04日
  • 結婚はビジネス?

    Ikm

    購入済み

    ハゲ頭にでもなるといい

    と、ヒロインが思ったハーレってあまりない。ヒロインが美人と自覚しているのも珍しい。美人だけど仕事が出来るけど、純真なヒロインは好きです。

    0
    2014年08月04日
  • 十七歳の花嫁

    Ikm

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    劇場型の二人

    よくあるHQストーリー。若い嫁を5年も手を付けず、ヒロインが離婚を考えるとヒーロー激怒。17才のヒロインは父親がヒーローを脅しているともしらず、25才のヒーローと結婚。5年後ヒロイン父が死んで、自分にも好きな彼氏が出来て離婚を決意。ヒーローは5年間やりたい放題。タブロイド紙の美人との写真で傷付けられるヒロイン。そこまではよくあるストーリーですが、ヒーローのお家事情が絡み、最後まで飽きずに読めました。
    ヒロインには感情移入できませんが、(なんたって、5年間ヒーローの財産で良い暮らしして、自立しょうとはしなかたったお嬢様)私はこの作品結構好き。

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    2014年05月25日
  • シークのたわむれ

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    これぞ、鬼ロマッ!
    宗教に狂った父親に支配され怯えながら暮らす、無垢で美しい城の清掃人カーステン。そんな彼女を気に入ったシャヒール王子は、彼女が気に入り愛人にしたいと密かに思っている。
    そんな彼の狙いはさておき、嫉妬した隣人のパミラは彼女を召使い同様にこき使い、宝石泥棒の濡れ衣をきせる。
    罠にかかった彼女を、助けてくれるはずの王子様は、彼女を泥棒扱い。
    傷つく彼女の運命やいかに…

    前半の不憫すぎる展開が強烈なインパクトなぶん、後半は微妙だが、彼が優しく温かな展開で幸せ補充だと考えれば、ちょうどいいのか?
    シャヒールのばかん。

    0
    2013年06月25日
  • 初恋の忘れ物 都合のいい結婚

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    前作未読。
    「都合のいい結婚」シリーズ(2?)。
    プレリュードで読み応えのある本書は復縁もの。子供もそこそこ大きいところが本書の魅力の一つかな。娘がすごく可愛いw
    それにラストにあんなにたくさんしゃべるヒーローはあまり見ない。新鮮さで笑えた。
    ヒロインの勇気を出してシーンでは思わず応援したw
    少し気になるのは脇役のヒロインの兄とヒーローの友達。二人の話はあるのかな?

    0
    2012年06月21日
  • 初恋の忘れ物 都合のいい結婚

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     このタナーとケリーの兄妹はいったいどこのブラボーなんだろう?複雑怪奇な家系図もここにきわまれり。もう何がなんだか・・・
     初恋・焼けぼっくい・シークレットベビー三題噺。

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    2009年10月18日
  • 苦いレッスン【ハーレクインSP文庫版】

    Ikm

    ネタバレ 購入済み

    ©︎1991年

    想像していたものとちょっと違いました。
    ヒーローは再会から気がついていたのかと思ったけどそうでなかった。
    ヒロインが男性を遠ざける程ショックを受けたのは時代でしょうか。あまりにウブ過ぎない?と思います。

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    2018年03月25日
  • ドクターとわたし ベティ・ニールズ選集 17

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    いつものベティ
    割と最近の話なのかヒーローの心の声が随処に…
    でも、ヒロインに対して冷静で(一目惚れっぽいのに)、自分の気持ちに気づいてないだけなのか、単にまだ恋愛モードじゃないだけなのかわからないけど、ストレートに気持ちが描写されてしまうことでかえって夢がみられなかった
    それなら何も描写が無い方が「きっとヒロインのことが好きなのね~」と思えてよかったかも

    0
    2018年01月07日
  • 情熱は嵐のように

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    海運会社経営者ヒーローx父を助けたいヒロイン

    ヒロインがヒーロー会社にもぐりこむ過程に無理があると思うの。

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    2015年06月15日
  • 愛は華麗に II【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】

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    ミランダ・リー「誘惑のモロッコ」
    面白かった。


    ジュリア・ジェイムズ「恋するアテネ」
    なかなか、かな(笑)

    0
    2013年05月26日
  • 心の瞳で見つめたら

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    ネタバレ

    視力をどんどんなくしていく病気にかかっている大物実業家の娘、ジェンナと、送迎車の手配を仕事にしている会社の社長ローガンのお話。
    ジェンナは、視力の病気以外にも、前夫との間に生まれ、今は離れ離れに暮している息子との関係など、様々な問題を抱えていますが、それをひとつひとつ解決の方向へ導いていくローガンが素敵です。
    恋愛感情だけでなく、相手への尊敬・信頼の気持ちが根底にある関係って素敵だなぁ~と、感じられて、読後感も良かったです。

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    2013年02月23日
  • 十七歳の花嫁

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    ネタバレ

    17歳で花嫁になったリーは、なぜかその後、5年間も夫にほっとかれることになる。
    実はリーのお父さんが酷い人で……という内容で、ハーレクインでは、時々見かける設定だけど、そこがなんだかなあ……。本人が死んだ後に事実がわかっても抗議できないし、死んだ人を悪く言いたくないし。ヒロインに変な親がいるっていう設定が、私は苦手みたい。

    まだ若いヒロイン、5年間も何をしてたんだろう? 大学に行くとか、靴下屋さんを開くとか、何かやりたいことはなかったの? お父さんの意に沿わないことはしなかったってこと? それももったいないなあ。

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    2011年12月22日
  • 結婚はビジネス?

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    ネタバレ

    ヒロインが正統派美人で、本人もそのことを自覚している設定が久々かも。
    ヒロインは姉達の夫達が経営する会社の重役。
    大きな契約のために、大物実業家に媚を売るように期待されているけど、真面目な性格ゆえ、反発。
    でも、ヒーローには惹かれていて・・・
    周りがやいやい言わなければ、もっと早く上手く行ったんじゃないかという気もする。

    ヒーローとヒロインが1回ずつ寸止めするという、焦らしなども中々面白い。
    終盤の愛の告白が長いのが、ちょっぴりレトロな感じ。

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    2011年05月28日
  • 結婚の意味

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    弁護士ヒロイン(未亡人)。実業家ヒーロー(ヒロインの義理の息子)。
    12歳年下の継母をもったヒーローは 父の再婚で一目見てヒロインに心を奪われてしまい 父亡き後3年経過しても忘れられず とうとう接近戦に持ち込むために彼女の仕事を利用して近づいてきたのである。
    父子そろってヒロインがタイプなのはわかるが すげぇ嫉妬と束縛。息苦しい男だけどヒロインはこの親子に弱いみたいじゃな。

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    2010年10月17日
  • 結婚はビジネス?

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    一族の会社で働くアヴィーナは、上司である二人の義兄とともに大企業ランカスター・グループの新社屋披露パーティーに赴いた。その席で、彼女が動揺するほどじっと見つめてきた黒髪の男―彼こそがグループの最高責任者、ナイル・ランカスターだった。そのナイルが義兄たちを通じ、彼女と知り合いたいと言ってきた。彼との取引を望む二人は、チャンスとばかりに驚喜している。私を生け贄にする気ね!アヴィーナは憤り、会場を逃げ出した。数日後、再びランカスター関連の小さな催しへの招待があった。トップが来るような会ではないと知り、安心して出席すると…。

    ヒーローがヒロインに惹かれながらもドタバタしているところの描写がもっと欲し

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    2010年05月25日
  • 結婚はビジネス?

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    義兄達の会社で働くヒロイン。大企業ランカスターの最高責任者ヒーロー。ヒロインに一目惚れしてしまった金持ちヒーローが あの手この手で彼女の気をひこうとするも 義兄達や家族達のために自分は生け贄にされているとヒロインは憤慨して彼を避けようと必死。金・金・金で働かない姉や母の贅沢三昧を見てきたヒロインは真面目な性格で堅実。ヒーローはとても魅力的な人だと思うがヒロインの癇癪がいまいち。

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    2010年04月27日