久保帯人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは短編がプラスしたのに100円安くなって再登場したものらしい。
そんなことは知らずに小説版2冊セットを古本屋にて手に取ったが、結果的にもう1冊の方に先に手をつけた。
もう1冊の方は藍染が去ったあとの瀞霊廷の様子を描いたもの。レビューは割愛するが愛すべき護廷十三隊員のほっこりする日常を描いたもので非常に面白かった。
こっちは一護のルキアとの出会い、死神代行になったばかりのマンガ1巻に相等する。相変わらず軽妙な書き口だったが度重なる戦闘の描写だけがやや分かりづらいところがあったように感じる。
書き下ろし短編は「テスト前」である。やはり小説ではバトルより日常の方が描きやすいということか?
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Posted by ブクログ
ネタバレ話が思い切りややこしいことになっている新章。
全てがこの日のためにと作者さんが書いていましたが、この時のためにあれだけいろいろ書いてきたんだとしたら、随分、長く長く時間をかけた前振りだな、とちょっと衝撃を覚えたりしています。
それともう一つ。
途中で打ち切りとかになっちゃったら、ここまでこれなかったんじゃないんだろうかって考えると、それはそれで残念な気がするから、ここまでこれて本当によかったと思います。
でも、書きたい物を最後まで書けるって本当に一部の人だけだから、とりあえずおめでとう! と言いたいです。
まぁ、前置きはこのくらいにしておいて、実際の話の内容ですが。
ことは死神 -
Posted by ブクログ
ネタバレ銀城編――というか、前死神代行者編の話のラストです。
当たり前のように一護が持っていた死神代行証には秘密があって、それを知った一護が銀城と同じようにショックを受けるだろう――というのが、彼の目論見だったんですが。
一護にとっては、それは半分くらい気がついていたことで、その上でその代行証を持ち続けることを選択する――という、完全に一護の勝利。
もうこの時点で気持ちが負けてしまって、銀城に勝ち目なんてなくて。
術を使った人間が、他の死神に負けてしまったことから、織姫の過去もチャドの過去も元通り――
なんですが。
あまりにも一護が淡々としすぎていたことと。
話が難しすぎて、何がお -
Posted by ブクログ
ネタバレ実家に帰省したら机に置いてあったその3。
浪人が決まった春から追い続けているシリーズです…
前巻からようやく最終章に入ったということで、どこかほっとしながら読んでいるのもまた事実。
この章ではドイツ語×ジャパネスクのコラボを試みようとしているみたいですね。虚圏(ウェコムンド)編ではスペイン語×ジャパネスクで「へー」と思いながら読んでいたのですが。
個人的には何はともあれ、「虚圏のperfume」達が健在のようで良かったです。
このシリーズは市丸ギンの消息と彼の真の意志、末路がわかるまでは離れられないなぁと思っているのですが、その辺りはまだまだ先にならないと判明しなさそうな気がします…