平沢ゆうなのレビュー一覧

  • 白百合は朱に染まらない(1)
    ロシア側の視点から 第2次世界大戦を描いた作品ですが、作者自身が詳細な史実調査を行った後「一度全部ぶち壊してエンタメに再構成した――」と語るとおり、絵柄からは想像もできないほど生々しい歴史と、戦闘機に乗る少女たちの人間ドラマがよいバランスで語られています。

    飛行連隊内の仲間たちが紡ぐ人間ドラマ、そ...続きを読む
  • 僕が私になるために
    性同一性障害GIDの「僕」が、女性として生きるために、タイに行って手術し「私」になるノンフィクションのコミックエッセイ。日本での診断や、周りの視線など、ちょっとおもしろおかしく書いているが、当事者にとっては深刻な問題なのだと思う。重く書こうと思えばいくらでも重くなることを、ある意味、達観してコミック...続きを読む
  • 竜医のルカ(1)

    医者の物語

    医者といっても異世界の竜の医者。
    冒頭の「医者が命の終わりを判断する」みたいな台詞に違和感を覚えた。
    生きる判断は医者ではなく自らの意思では?
    試し読み程度で作品の世界観を理解できたかどうかわかりませんが、
    目の前の死にかけの竜の治療をするのか?
    竜医資格の受験を優先して未来の100匹の竜を救うのか...続きを読む
  • 鍵つきテラリウム(1)
    あとがきにあるとおり、中二な感じの作品だった。世界観に入り込めなかったけど、好きな人には面白いのかも。
  • 鍵つきテラリウム(1)
    世界観がめずらしく、おもしろいなと思いました。絵もかわいらしくて、読みやすかったです。とってもいい話ですね。
  • 竜医のルカ(1)
    カラーページの色使いが雰囲気があっていいなって思います。ストーリーもハートウォーミングなものになりそうな気がします。
  • 鍵つきテラリウム(1)

    寂寥感

    題材としてはすごく好み、なんだけど星5にするにはもう少し、どこかなにか不足に感じて3つ止まりで。
    絵は後の作品竜医のルカになるとけっこう好きでした。
  • 鍵つきテラリウム(1)
    めっちゃ泣かせにくる漫画だった。
    裏表紙のユノーとケイのイラストも最高だった。
    お話的にはネイバーのほうがゾワゾワってして、涙腺きた。
    ●●的姉なんです。●●的弟なんです。ってやりとりもイチイチ面白い。
  • モーニング 2023年1号 [2022年12月1日発売]

    最近のモーニングは、、、、

    もうこれ以上新連載を増やさないでほしい
    核となる作品を(ジャイキリや宇宙兄弟など)をしっかり掲載してくれ!
  • 鍵つきテラリウム(1)
    苔むしたコンクリート、人工構造物が緑に覆われていく、廃墟の風情、つくみず「少女終末旅行」、タルコフスキー「ストーカー」、つくしあきひと「メイドインアビス」などなどの雰囲気を感じ取って手を伸ばしてみたら、この絵、好き。
    顔が優しくて、好き。
    アルコロジー(完全環境世界)という作り込みも気になる。
    作者...続きを読む
  • 鍵つきテラリウム(1)
    人類が衰退し、荒廃した世界――。生き残った数少ない人類は、【アルコロジー】と呼ばれる完全環境施設でのみ生きることが許されていた。
    神秘的です。
  • 鍵つきテラリウム(1)
    ほのぼのとしたストーリーのイメージだけれど、テーマはなかなかに切ない感じです。どういう展開になっていくのか、ラストが気になります。
  • 鍵つきテラリウム(1)

    独特の世界観、空気感

    戦争か環境破壊かで、人類が閉鎖空間のコロニー(アルコロジー)にしか住めなくなった時代の話。

    さらに、その閉鎖空間内での戦争で多くのアルコロジーが廃墟となり、残った場所も電力不足を解決しないといずれ停止してしまうという状況。

    1巻を通じて、いわゆる人間は主人公しか出てこない。
    後は弟とい...続きを読む
  • 鍵つきテラリウム(1)
    SFだけど幻想的で、こんなゲームがあったら人気になりそうだなぁと個人的に思いました。
    美しい風景が魅力の作品です。
  • 鍵つきテラリウム(4)
    とりあえず、世界の謎がとけたところで
    完結ということになったようです。

    ハードSFっぽい仕組みは
    あんまり理解できなかったけど
    話の骨子としては
    なんとなく懐かしいタッチで
    個人的には好感触でした。
  • 鍵つきテラリウム(3)
     遠い未来のSF。
     人間とロボットの境界が曖昧な感じの世界。
     その境界の説明もなされる巻。
     この巻までを世界で起きていることの布石を終え、次巻から回収しつつ「鍵」の話に至るらしい。

     前巻のラストから助けてくれた親子との物語。
     電車(リニア)で移動する話。

     実際、ここまでに撒かれた伏線...続きを読む
  • 僕が私になるために
    能町みね子さんの「オカマだけどOLやってます。」を訪仏とさせるが、それよりもより手術内容が詳しくて、ほーーー!!といった感じであった。
    重い内容を非常にコミカルに解りやすく描かれていると思う。