あらすじ
竜医――様々な姿かたちを持つ“竜”と呼ばれる生き物を診る医者。従軍竜医だった亡き父の「諦めたとき、目の前の命が終わる」という言葉を胸に竜医を目指す少女・ルカは、仲間とともに竜学院で学ぶ准竜医として病に苦しむ竜たちの治療にあたっていく。だが、ルカの憧れの父にはひとつ重大な嫌疑がかけられていた――。少女たちが命と向き合う“竜”医学ファンタジー!
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いいな~、竜のいる世界!
そして竜医! こんなかっこいい仕事、なかなかないね(現代では、動物のお医者さんか!)。ルカのお父さんのこと、本当のことはのちのち明かされるんだろうけど、ルカの熱血純粋なところを見ると、ゼッタイいい人だよな~、と思っちゃう。
こういう漫画が読みたかった!
この作者さんの世界観がとても好きです。
戦争が終わったあとの世界で、ちょっとずつ時代遅れになりつつある兵器であり相棒であり人の友であった『竜』。そのお医者さんを目指す女の子たちのお話です。日常の中にある無常と儚さと、日々の幸せと、一生懸命な日々。けっして悲劇的でなく、大袈裟でなく、繊細に瑞々しくそんな感情の機微が伝わってくる。
絵柄と世界観がとてもマッチしてるとおもいます。
主人公は決して特別すぎる人間ではなくて、(いまのところは)ただの女の子っていうのもとてもいい。
最近の剣と魔法の世界は主人公がはじめから特別な存在の作品ばかりなので、そういった作品に辟易してる人は是非。
まだ一巻ですが続きが楽しみです!
匿名
一巻を無料で読んだ感じ、竜の医者を目指す少女たちの物語です。ただ、それぞれに戦争による過去をもっていて、嫌いあったり協力したりして励んでいきます。
珍しい設定なので、刺さる人には刺さる作品と思います。
表紙の竜の色合い素敵~と思ったら、なるほど鍵つきテラリウムの方なんですね。再びタッチを生かせるこんな作品に出会えて嬉しいです。
地味なところでは竜車の車掌さん?がいい味出してて好きです。車とつくからてっきり馬車を想像してたら飛ぶのですよね、そのシーンの解放感が気持ち良いし天空にある学園にもわくわく。「竜医」らしく生体としての部分で、竜の落とし物(排泄)に触れられてるのも初めて見た。そうだよね~考えたことなかったけど鳥のふん同様ですね。
そこからの急展開ありと、話に動きもあって面白そうです。
医者の物語
医者といっても異世界の竜の医者。
冒頭の「医者が命の終わりを判断する」みたいな台詞に違和感を覚えた。
生きる判断は医者ではなく自らの意思では?
試し読み程度で作品の世界観を理解できたかどうかわかりませんが、
目の前の死にかけの竜の治療をするのか?
竜医資格の受験を優先して未来の100匹の竜を救うのか?の行もしっくりきませんでした。