藤田素子のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
古いけれど、好き。
今どきの恋愛物も好きだけど、たまに昭和時代のこのような懐かしい作品も大好きです。
お見合い結婚した2人だけど、お互いに一人っ子で彼女の方はどちらかというと過保護?で、彼の方は3世代の大家族だが、結婚して直ぐに2人には三つ子が産まれたのでさらに大家族に。
そして主人公夫婦の夫の二郎は早合点、妻の桃子はおっとり型で箱入り娘だったせいか家事が苦手。
お互いにお見合い時に一目惚れだったようだが、特に二郎は素直ではないのですぐにヤキモチを妬いたりと、面白かったです。
中でもおじいちゃんが天然なのか、余計な事を言ったりやったりとムードメーカーかな。
-
購入済み
藤田さんの漫画ファンのおばちゃんです。
こういうしつけに見せかけた虐待まがいの事する親いるなぁと思いながら読みました。
そういう子供は大きくなったらどうなるんでしょうね…。 -
購入済み
本当の想いは…?
今まで、額田王のいた時代の(飛鳥時代)の小説や漫画を幾つか見てきたけど、殆どが当時の資料や有力説を元にしていた。でも元にしたものには、今でもそうだが、私的な事(特に恋愛)は資料に書かれない場合が多いし、ましてや当人の本心を推し測るのは難しい…。そういう点から私がいつも思ってた事…「額田が愛してたのは、大海人か中大兄か、それとも…?」だった。まあ、どんなに紐解いても額田の本当の想いは想像するしかないのだけれど…。実は別の作品で額田が鎌足を選ぶ(!)という展開のがあったのだが(とはいえ、真情を隠す為の口実だったんだけど)、それとも違ったストーリー展開に目を見張った。「こういう見方もできるんだな…」
-
購入済み
おいたわしい。
歴史上の夫婦で、このカップルが一番好きかも知れません。
政略結婚とはいえ、家茂の優しさが和宮の心をときほぐし、深い絆をつむぎました。
江戸城の無血開城も、和宮と天璋院のタッグで成し遂げたことですし、いったん京都へ戻ったものの再び江戸へ帰ってきて、今は愛する夫の隣で仲良く眠っておられます。
短い生涯ではありましたが、ひたむきに清々しく生き抜いた和宮と家茂。現代の私たちにも深い感銘を与えてくれます。 -
ネタバレ 購入済み
うーん…。
この作者さんとの出会いはエッチ系統ではなくて他の作品で大家族のヒューマンドラマ系で、その作品が良かったので作者検索でこの作品に辿り着いて買ってみたけど。
この作品はそのヒューマンドラマ作品とは絵のタッチも違うし、今回はエッチな場面がたくさんで、ホントに同じ作者なの?!と疑うような作品でした。
内容もお互いに学生同士で大学入学同時で同棲を始めたくらいの、お互いラブラブなカップルだけど、
彼氏は真面目そうで彼女一途だけど少し変態気味で、最後まで浮気なさそうだな!と安心しながら読んでいるとラストのラストで彼氏の元カノ登場で、その元カノもなんでワザワザ登場させたの?って疑問でした。
この元カノも何 -
購入済み
罪を犯す色々な背景
読んでいて複雑な気持ちになりました。
登場人物のなかに、ひとりも極悪人と呼べるひとはいなかったからです。
なんらかの事情やトラウマを抱えきれなくなって、その末の犯罪です。
決して、犯罪をおかしていいものではありませんが、どうしてしてしまったのか、という事情に、共感できる部分もありました。 -
ネタバレ 購入済み
サイテーな旦那。
営業マンの旦那と社宅に住む妻。
この旦那は性欲が強く、しかも飲んで記憶がないのに朝は見知らぬ女の隣で目が覚めて…という感じの男。
旦那は社内で営業成績は最低で課長によく叱られているのでストレスがたまると夜中に夢遊病のように団地内のベランダで下着泥棒をしていたり、他所宅の妻と無意識下で関係したりと、最低です。
しかも本人や妻はその事実を把握していないからたちが悪い。
話の終わり方も、結局旦那は浮気と自覚していないので読者としてもスカッとしないままだったので読んで後悔しかない。