伊集院静のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今から約30年前、山口瞳の「草競馬流浪記」の中で益田競馬場の話に登場した色川武大は、その魁偉な容貌とナルコレプシイという奇病をもって、その本に登場する数多の人物の中でもひときわ異彩を放った存在であった。
私は麻雀はしないけれども、既に阿佐田哲也もまた名も馳せており、最後のレースで出目を読んで乾坤一擲の勝負を仕留めた件りは、流石にその名に恥じぬ登場っぷりと思わせた。
さて、この本、妻を亡くし荒んでいた時期にあった作者が、色川武大との出会いと繋がりを通じて再生していく物語。
伊集院静の文章は、実はスポニチの競輪競輪の予想でしか読んだことはなく、この本もある意味、色川と伊集院の旅打ちの話と読める。
旅の先々での些細な出来事と町の人々との出会いを語りながら、時にギャンブルの深淵を垣間見させる。
『なぜギャンブルをするのか。その問いに答はない。ギャンブルは、これをする人としない人がいるそれだけでしかない』とか『ギャンブルはマイナスの領域に身体の一部を入れている時期が圧倒的に多い』など。
あるいは世間の裏にある様々な恐ろしい世界に飄々と身を置くことができる色川武大の怖さの物語。
『針の先ほどの微小なものであれプラスの領域に身を置けると信じて、平然と打ち続けるのだ』とか『博奕が打てるならどこでも平気なんだ…』とか『要はそのリズムが狂わないようにするのが肝心です。私の場合は知らん振りを決め込みます』など。
ただ、随所にそれらしい雰囲気は感じるのだけど、全体を通じては私にはどっちつかずに読めて、文庫になるのをずっと待っていたのだけど、期待していたところからは多少外れた感じで、ちょっと残念。 -
購入済み
だまされた
「ひとりで生きる」と言う題名なのに、ひとりで生きる為に参考になる事は何も書いていないクズ本ゴミ本クソ本だった。高いのに無理して買って本当に損した。これで生きるのが少しでも楽になればと思って期待したのに。作者の優雅な生活のエッセイを読んで楽しいと思う人がいるのだろうか。美人女優2人と結婚して、銀座で一晩遊んでアイアン3セット買える位の散財を何でもなくして、私はケチではないと自慢して、あ〜できるなら星ゼロにしたい。「私の優雅な生活」とかいう題名にすれば誰も買わないから騙される人もいなくて良いと思う。