妹尾ゆふ子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
隠居を命じられて公職から退いたヤエト。公的な身分がないので、皇子たちの継承争いからかなり離されます。ヤエトがぶったおれてたり戦さの能力がないばかりに皇女様そのまわりはもりもりどんどん動いていきますね。。。(継承争いに関しては完璧に助言役としてしか機能しないヤエト)
ヤエトがやれることといえば魔界のヒビを修復する方法を探すこと。という4巻全体の流れが最後の最後まで読めなくて結構読むのに疲れてしまいました。
1巻2巻あたりでは継承争いにどんどん巻き込まれるのかなって思ってたので、突然の情報取集への舵きりについて行けなかったです(突然でもないのかもしれないですが) -
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Posted by ブクログ
皇帝の策略によって罠に陥ったヤエトは、ルス公当主ライモンドと対面し、逃亡した商人ナグウィンを引き渡すよう要請する。要求は受け入れられたものの、無理がたたって倒れてしまうヤエト。からくも北嶺に戻るが、皇帝の策略を阻止するため、ヤエトは無理を押して再び北方へ向かうことを決意する。それを決断させた裏には、"過去視"の力で出会った謎の少女・ルシルの願いを聞き入れたいという思いがあり――。
今回も体力を振り絞って頑張るヤエトの姿が拝めますが、今までとちょっと違うのはいい意味で彼が腹をくくって進む道を決めたということだと思います。皇女のことを案じながらも、それだけではいけない、自分の -
Posted by ブクログ
望んでもいないのに四大貴族の一角"黒狼公"に出世してしまったヤエトだったが、その隠居願望と病弱さは変わらぬまま。どこで倒れたのか、気がついたら皇女のいる北嶺国で看病されている始末だった。そんな折、ヤエトは前の黒狼公妃であった皇妹から「復縁」を提案される。激しく動揺するヤエトに追い打ちをかけるように、宿敵・北方蛮族の使節が北嶺国を突然訪れ、相互和平のために人質交換を要求する。その人質とはセルクのことで、彼について北方まで向かったヤエトだが・・・。
相変わらず隠居願望を抱きつつも全くその通りにできないヤエト。頭からぶっ倒れてるのが彼らしいですが、皇女との絡みは前半のみ。寂しい