高山真のレビュー一覧

  • エゴイスト
    主人公が愛を金で表現することをどこか後ろめたく思っているのが印象に残った。でも、その人が大切だと思う気持ちを、このモノに溢れた現代で、物質なしでどうやって伝えれば良いのだろう。この答えの一つは「言葉」だと私は思う。主人公も、恋人も、その母親も、「ごめんなさい」以外の言葉を知っていたならば。そう思えて...続きを読む
  • エゴイスト
    主人公の思いに説得力がありました。
    筆者だから書ける、他の人には書けない小説だと思います。タイトルを「エゴイスト」とした理由に考えさせられます。
  • 羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界
    失礼ながら著者のことを存じ上げず、映画『エゴイスト』を観た後で彼のことを知りました。

    羽生結弦くんの単なるミーハーファンである私は、もっとおちゃらけた羽生くん談義を想像していましたが、どっこいとても真面目に彼のことを考察していらっしゃいます。

    フィギュアを「いっぱい回った」とか「高く飛んだ」とか...続きを読む
  • 羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界
     ジャンプは元より、羽生結弦を語る上で決して外せないトランジションについてとても詳しく書かれている。
     ファンが彼の演技を言葉で評したがるのは、裏打ちされた技術力とそれに呼応した音楽性に魅入られているからなんだろう。スケートを知れば知るほどその凄さが分かるから。
     本書は様々な選手を評していて、全フ...続きを読む
  • 【無料】『羽生結弦は助走をしない』 ~羽生結弦を語り足りない~

    良かった

    38年間フィギュアスケートを見続けてきた著者が、羽生結弦をはじめ、平昌オリンピックに出場するスケーターや、歴代のスケーターたちの名プログラムに関して語る。
  • 羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界
    参考書見たく、この本片手にYoutubeで演技を観たい。

    関ジャムのフィギュアの世界の回でもあったけれど
    どんな事を表現して、どんなテクニックが含まれているのか
    それらを踏まえての、観賞会をしたい。。。

    ボーヤンジンの2016年と2017年の成長っぷり というのを
    比較してみたら確かに!!
    伸び...続きを読む
  • 羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界
    1980年からフィギュアスケートファンというだけあって、往年の選手にもたくさん言及してあって楽しめた。
    特に期待されながらもオリンピックでは金メダルを獲得できなかったミッシェル・クワンに対して、解説の方が残した「成功というものは常に金メダルではかられているわけではないのです」という言葉は深く沁みた。