柳瀬みちるのレビュー一覧

  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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    再読。まったく覚えていなくてビックリ!相当面白いし結構なミステリーも孕んでいるのに。読みやす過ぎる文体のせいか?しかし、続編が出たのをキッカケにもう一度読みたいと思えたのだから結果オーライ。

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    2025年07月03日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 真実は黒カレーのスパイスに

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    カレーが食べたくなるし、文豪の書に触れたくなる。
    ライトながらもしっかりミステリーでページめくる手が止まらない。
    こちらの影響で今、太宰治の『正義と微笑』読んでます!

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    2025年07月03日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 真実は黒カレーのスパイスに

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    喫茶ソウセキのシリーズ第2弾。前半はお店への嫌がらせがあってモヤモヤしたけど、1つずつ解決しつつ、段々大きな輪郭が見えてくるのが面白い。葉山さんと千晴ちゃんの付かず離れずな関係が心地良い。続編希望。

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    2024年08月07日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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    神保町にある喫茶ソウセキの店主が人気作家と共に、店に持ち込まれる様々な謎を解き明かしていく。解決後は新作カレーも増えていく…という、ちょっと面白い流れ。読んでいると文豪の作品も読みたくなるし、カレーも無性に食べたくなる。4話収録されているが、実は繋がっていて、後半から伏線がどんどん回収されていくのが気持ち良い。最後は大団円となり、爽やかな読後感。続編も楽しみだけど、すっかりカレー屋として定着していることが心配。

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    2024年07月31日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 真実は黒カレーのスパイスに

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     喫茶ソウセキシリーズ2作目
    前作よりスパイスも効いて旨味、コクも増して面白かった。

    タイトルにもあるようにカレー専門店ではなく喫茶店なのに周囲からはカレー屋さんと間違えられているところ笑える。
    まぁ、メインのメニューが文豪カレーだからしょうがないよね。

    謎解きも文豪や文豪の作品が隠し味として巧く絡み合い好奇心をかきたてられる。
    特に本書で紹介される文豪の本や小ネタが面白くて私の大好物。
    今回は太宰治や林芙美子、坂口安吾、コナンドイルらで、不思議なことに本書を読む前にネットで林芙美子の『放浪記』を検索していたところにちょうど『放浪記』が紹介されたのでビックリ!もうこれは林芙美子読むしかない

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    2025年09月22日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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    文豪と古書の話は私の大好物の一つです。
    さらにカレーと謎解きのスパイスも
    きいている。 
    もう、読書心と胃袋を鷲掴みされました。
    でも、なぜ神保町といえばカレーなのだろう?
    調べてみたら、明治時代に大学が多く創設されて書店が増えたことから、本を片手にスプーン一本で簡単に食べられるということで需要が高まった様です。本の虫のおかげかな。

     本の聖地でカレーの激戦区でもある神保町で喫茶ソウセキの店主千晴と、ある事件がきっかけで書けなくなった小説家の葉山が古書やカレーに携わる謎を解いていく物語。

     全4話の短編で各話ごとに文豪や名作、カレーが絡んでいて作家の謎、暗号、パクり疑惑等、謎が次から次へ湧

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    2025年06月21日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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    葉山とちはるの素敵なコンビがどんどん好きになる作品。
    途中気持ちが中弛みしそうになったり
    おじさんが嫌な人すぎてモヤモヤしたりとあったけど、
    それも含めてちはるの日々を追体験しているみたいだった。
    料理のセンスが素敵だから、
    もっとたくさんのカレーを見てみたい!

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    2025年05月16日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 真実は黒カレーのスパイスに

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    ネタバレ

    友だちにカウントされてなくてショック受ける葉山さんウケる笑
    文学に全然詳しくない千晴にハラハラしたけど、どんどん柔軟に吸収していくところに感心する。カレー食べたい。

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    2024年10月15日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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    ネタバレ

    旅のお供として。初読みの作家さん。こういう文庫に多い、食べ物が出てきて、日常の謎系の連作短編集って読んだ端から頭に何も残らないよな、と思いつつ読んだけど、意外と面白かったわ。ちょうど別の明治・大正の文豪ものと並行に読んだのもあるかも。主人公の決断力のなさにはほんとにイライラするし、そんなやつが店を開くなんてできるか?と思ったり。あと父との確執の話は結局明かされないのかとか。まさか連れ子だからってのは理由にならないでしょ。もしかしてこれも続編が出てるのか?今調べたらちゃんと出てたわ。正直文豪に詳しくはないし、ちゃんと読んだこともほぼないし、カレーもそんなに好きではないけど、それでも思ったよりは面

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    2024年09月24日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 真実は黒カレーのスパイスに

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    面白かったです。一章ずつ、と思ったんですが、三章、四章、、読んでしまいました。愉しい時間が終わってしまいました。(´・_・`)

    前作も好みでしたが、より面白く感じられました。
    文豪にちなんだカレーはどれも美味しそうですね〜。古書の絡む謎解きミステリ、丁度良いスパイス加減の愉しい読書時間でした。

    謎は徐々に解けていきますので、ネタバレしないように汗、少しだけご紹介しますね。
    古書の街神保町にある喫茶ソウセキ。カレー店ではないんですが、看板メニューの漱石カレーが人気でカレー店と思われているところがあります。(店の開業からメニュー考案に至る経緯は一作目『文豪カレーの謎解きレシピ』で。)

    喫茶ソ

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    2024年09月07日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 真実は黒カレーのスパイスに

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    『神保町・喫茶ソウセキ』の二冊目ですね。
    日常の謎の古書と「文豪カレー」の謎解きです。
    前作を読んで、三年立って、やっと続卷がでました。
    連作短編の四話とエピローグです。

       目次
     第一話 正義と微笑にスパイスを一匙
     第二話 刻んで炒めて放浪記
     第三話 桜の森の満開の下で煮込んだら
     第四話 白銀号と、黒いカレーで祝宴を
     エピローグ

     第一話は、太宰治をもじった「大辛シムロ」がYouTubeで「喫茶ソウセキ」と作家の葉山を中傷し、『天罰を与えよ!』との声に呼応して、嫌がらせが始まる。シェフの千晴と葉山は、事の真相を調べる事に……? 太宰治の本に纏わる謎も……?
     太宰治カレーも登

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    2024年09月03日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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     文豪の古書を巡る謎と舞台である喫茶ソウセキで出されるオリジナルカレーが魅力的で、ビブリオ×グルメミステリーの形は「『ビブリア古書堂』シリーズが好きな自分にピッタリだ。」「漱石カレー、百聞カレー、思ひ出カレー、石油カレー、全部のカレーが気になる。」という面白さと空腹感が一緒になった読後感だった。

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    2024年07月21日
  • 樫乃木美大の奇妙な住人 白の名画は家出する

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    日常の謎の学園青春ミステリーですね。
    『樫乃木美大の奇妙な住人』の二巻目です。
    引っ込み思案だが、純粋でまっすぐな性格の長原あざみは、なかなか友だちが出来ない性格、いわゆる「ぽっち」なのだが、先輩の梶谷七唯が作った「カジヤ部」で個性豊かな部員たちと共に、樫乃木美大で起きた謎を解く。
    梶谷が部長を引退したので、あざみが新部長になり、部員といっても四人しかいないのだか、ユーモアたっぷりに人間模様を描き出して謎解きに奔走する。

     目次
     プロローグ
     第一話 モナリザはサッカーシューズを夢に見る
     第二話 イシュタルの末裔
     第三話 妖精たちは夜空に騒ぐ
     第四話 頂の、その先へ
     エピローグ

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    2024年07月15日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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    お話は割と重苦しい感じがあるんですが、漱石をはじめとした文豪たちにちなんだ色々なカレーが登場して面白い。
    あとがきもないので作者が実際に作中のカレーを作っているのかわかりませんが、レシピを公開してほしい。

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    2024年07月09日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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    古書好きです。タイトル、装丁もいいですね。
    謎に深みもありますが、ほっこり感もありながら楽しく読ませていただきました。寝る前の読書にも◯。
    続編出ないのかなー。

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    2023年10月31日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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    文豪が愛した食材や料理を基に作るカレー…
    絶対に美味しいです!
    大家さんの作家先生の無気力ぶりがすごい…
    先生を取り巻く環境…色々ありすぎて情報整理が追い付かない…
    とりあえず、カレーは正義!

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    2022年05月20日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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    ネタバレ

    葉山さんみたいな一癖あるキャラ大好きなんですよ。
    それを餌付けする的な構図も大好物。
    葉山さんがとっさの時に千晴に電話してしまったのは、胃袋をつかまれていたから?生きる=食べる的な連想?
    関係性もかなり初期だったので意外だった。
    いろいろ家族の謎も明らかになっていったものの、最後はかなりかけあし気味で、そこが少し残念。

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    2021年09月10日
  • 神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

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    「ソウセキ(夏目漱石)」、「文豪」という言葉に惹かれて購入。

    「文豪」、「古書」、「謎解き」が【カレー】という一見結ばれなさそうな縁で結ばれている印象。1話完結のお話かと思いきやそれぞれの要素が絡み合って、1つのお話になっている構成。
    時折、文豪に関する知識も挟まれているため文豪とカレーの関係性も物語の良いアクセントに。

    カレーはもちろんのこと情景描写がかなり細かく書かれている印象。主人公の作中で感じた疑問の全てに綺麗に答えか出ていないことに少々モヤモヤしたけど、続刊ありの布石…??

    カレーの描写がかなり緻密に描かれていておすすめ。
    空腹時の読書には注意しながらも読みたい1冊。

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    2021年06月25日
  • 樫乃木美大の奇妙な住人 長原あざみ、最初の事件

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    キャラクター小説大賞受賞作だけあって、キャラが良い。美大での日常の謎解きだけど、美術というよりは変わったキャラが揃う意味での美大の設定か。面白かった。

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    2017年02月20日
  • お夜食には謎解きを 5品の美味しいアンソロジー

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    このアンソロジーはあれなんですね。すでにあるシリーズ物からの抜粋なんですね。
    ちゃんとコンセプトを把握してなかったわ。

    どのシリーズも読んだ事無い私でも読めるものの、登場人物たちの関係がすでに出来上がってるせいでなんかちょっと蚊帳の外感はあった……。
    短編だからしょうがないけどミステリー的にはあっさりしてたかな。
    食べ物の描写はガッツリから物語のフレーバー程度までと様々。
    個人的にはスープ屋の話が美味しそうで良かったです!話はあんまり好みじゃなかったけども……。
    他の作品もそうなのかなあ……でも、スープが本当に美味しそうだったから読んでみるかも。

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    2025年11月21日