神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ

748円 (税込)

3pt

神保町の一角で、駆け出しシェフの千晴が開店した喫茶ソウセキ。看板メニューは「漱石カレー」だ。イケメン新人作家として作品も大ヒットした小説家の葉山は、漱石カレーを食べて「漱石のことを何も知らない」と酷評。作り直すよう指示してくる。一方で葉山は、とある作家のことを気に病んでおり、ついには自殺願望を抱き始めるまでに……。不自然なまでに葉山の鬱病が進行していくことに疑問と不安を抱いていた千晴は、漱石カレー改良のために読んでいた『三四郎』をヒントに、真相を突き止め――。さらに、おばあさんが店に忘れていった古書の謎、名店と同じ味がするカレーの謎、そして、千晴の祖父が残した遺産の謎。カレーを作り古書を読みながら、千晴と葉山が美味しいミステリーを作ります。

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神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読。まったく覚えていなくてビックリ!相当面白いし結構なミステリーも孕んでいるのに。読みやす過ぎる文体のせいか?しかし、続編が出たのをキッカケにもう一度読みたいと思えたのだから結果オーライ。

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    神保町にある喫茶ソウセキの店主が人気作家と共に、店に持ち込まれる様々な謎を解き明かしていく。解決後は新作カレーも増えていく…という、ちょっと面白い流れ。読んでいると文豪の作品も読みたくなるし、カレーも無性に食べたくなる。4話収録されているが、実は繋がっていて、後半から伏線がどんどん回収されていくのが

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    文豪と古書の話は私の大好物の一つです。
    さらにカレーと謎解きのスパイスも
    きいている。 
    もう、読書心と胃袋を鷲掴みされました。
    でも、なぜ神保町といえばカレーなのだろう?
    調べてみたら、明治時代に大学が多く創設されて書店が増えたことから、本を片手にスプーン一本で簡単に食べられるということで需要が高

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    葉山とちはるの素敵なコンビがどんどん好きになる作品。
    途中気持ちが中弛みしそうになったり
    おじさんが嫌な人すぎてモヤモヤしたりとあったけど、
    それも含めてちはるの日々を追体験しているみたいだった。
    料理のセンスが素敵だから、
    もっとたくさんのカレーを見てみたい!

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

     文豪の古書を巡る謎と舞台である喫茶ソウセキで出されるオリジナルカレーが魅力的で、ビブリオ×グルメミステリーの形は「『ビブリア古書堂』シリーズが好きな自分にピッタリだ。」「漱石カレー、百聞カレー、思ひ出カレー、石油カレー、全部のカレーが気になる。」という面白さと空腹感が一緒になった読後感だった。

    0
    2024年07月21日

    Posted by ブクログ

    お話は割と重苦しい感じがあるんですが、漱石をはじめとした文豪たちにちなんだ色々なカレーが登場して面白い。
    あとがきもないので作者が実際に作中のカレーを作っているのかわかりませんが、レシピを公開してほしい。

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    古書好きです。タイトル、装丁もいいですね。
    謎に深みもありますが、ほっこり感もありながら楽しく読ませていただきました。寝る前の読書にも◯。
    続編出ないのかなー。

    0
    2023年10月31日

    Posted by ブクログ

    文豪が愛した食材や料理を基に作るカレー…
    絶対に美味しいです!
    大家さんの作家先生の無気力ぶりがすごい…
    先生を取り巻く環境…色々ありすぎて情報整理が追い付かない…
    とりあえず、カレーは正義!

    0
    2022年05月20日

    Posted by ブクログ

    「ソウセキ(夏目漱石)」、「文豪」という言葉に惹かれて購入。

    「文豪」、「古書」、「謎解き」が【カレー】という一見結ばれなさそうな縁で結ばれている印象。1話完結のお話かと思いきやそれぞれの要素が絡み合って、1つのお話になっている構成。
    時折、文豪に関する知識も挟まれているため文豪とカレーの関係性も

    0
    2021年06月25日

    Posted by ブクログ

    神保町のビルで喫茶店「喫茶ソウセキ」をオープンした緒川千晴。ビルのオーナーは作家の葉山先生。

    喫茶店の店長と書けなくなった作家先生の物語は
    「喫茶ソウセキの漱石カレー」に作家先生が
    「これの、どこがどう漱石だ?」から始まる。

    短編を重ねながら、2人の関係は歩み寄られ
    関係と美味しいカレーが作られ

    0
    2025年01月13日

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