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神保町の一角で、駆け出しシェフの千晴が開店した喫茶ソウセキ。看板メニューは「漱石カレー」だ。イケメン新人作家として作品も大ヒットした小説家の葉山は、漱石カレーを食べて「漱石のことを何も知らない」と酷評。作り直すよう指示してくる。一方で葉山は、とある作家のことを気に病んでおり、ついには自殺願望を抱き始めるまでに……。不自然なまでに葉山の鬱病が進行していくことに疑問と不安を抱いていた千晴は、漱石カレー改良のために読んでいた『三四郎』をヒントに、真相を突き止め――。さらに、おばあさんが店に忘れていった古書の謎、名店と同じ味がするカレーの謎、そして、千晴の祖父が残した遺産の謎。カレーを作り古書を読みながら、千晴と葉山が美味しいミステリーを作ります。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年06月25日
「ソウセキ(夏目漱石)」、「文豪」という言葉に惹かれて購入。
「文豪」、「古書」、「謎解き」が【カレー】という一見結ばれなさそうな縁で結ばれている印象。1話完結のお話かと思いきやそれぞれの要素が絡み合って、1つのお話になっている構成。
時折、文豪に関する知識も挟まれているため文豪とカレーの関係性も...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月05日
カレー激戦区で、家主の意向により
絶対にカレーを出さねばならない店に。
それで借りれるならありがたいもの、ですが
何故カレー? と思っていたら、すぐに解けました。
人様の謎を解いていきながら、カレー商品増やしながら
家主と騒ぎながら、な、突っ込みがいがある話です。
最後の方、全伏線回収、という感...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月10日
葉山さんみたいな一癖あるキャラ大好きなんですよ。
それを餌付けする的な構図も大好物。
葉山さんがとっさの時に千晴に電話してしまったのは、胃袋をつかまれていたから?生きる=食べる的な連想?
関係性もかなり初期だったので意外だった。
いろいろ家族の謎も明らかになっていったものの、最後はかなりかけあし気味...続きを読む
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