群馬県立自然史博物館のレビュー一覧
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中生代のはじめから終わりまでを代表的な生きものを用いて解説している。今回も大変面白かった。特徴的なデザインを持っている生きものがどのような進化を遂げてそうなったのか、例えば流線型の生きもの(イルカ型)がいかに水中で有利だったのか、現代にも繋がっていく進化的特徴が既に現れてきていることにも驚いた。
日...続きを読むPosted by ブクログ -
このワクワク感は、子どもの時、初めて国立科学博物館に行った時と同じかもしれない…大興奮のブルーバックスです。映画「ジュラシック・パーク」が公開された頃、恐竜の復元図がだいぶ見直された記憶がありますが、過去の生物の復元図ってその時の研究が反映されるもので常に更新し続けるという意味では、この本に描かれた...続きを読むPosted by ブクログ
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生命の誕生から、ペルム紀の大量絶滅までを、わかりやすく物語調で解説している。全ページカラー掲載、300ページ超で税抜1600円。安過ぎる。初学者の私にとっては非常に楽しく、有意義な時間を過ごさせてもらった。読み終わるのが寂しいと思ってしまうほどだ。衰退や台頭を繰り返し、生まれ、あるものは滅びていく生...続きを読むPosted by ブクログ
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知らなかった生物がこんなにあったのかという驚きと、進化の複雑さ、自由な分化を知った。ほとんど絶滅した古生代の生物が最新技術でここまで解明されたことが良く判った。イラストと写真が豊富なのも素晴らしい。来年の続編も楽しみです。
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きっと、挑戦とは、
新しいことをやり続けること、
そのために学ぶこと、
なんじゃないか、と、内容とは全く違うことを思った。
中身も文句なく面白いPosted by ブクログ -
約6600万年前の巨大隕石の衝突により恐竜をはじめとして地球上の生物の78%の種が絶滅した以降の歴史をビジュアルに解説してくれる本です。私たちが知っているのは、恐竜達が活躍している片隅でネズミみたいな小さな哺乳類が生き延びたということなのですが、恐竜が絶滅した後あまり時を置かずに、その哺乳類が大繁...続きを読むPosted by ブクログ
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子供の頃、恐竜が好きだった。古生物学の道に進むことはなかったが、買ってもらった恐竜図鑑を眺めてワクワクしていた気持ちは今も忘れられない。
とはいえその方面から離れて久しく、"昔の図鑑ではこうだったが実は〜"というのもよく聞く話なので、ここ十年程度で新たに発見されたことが手軽に知りたく本書を手に取...続きを読むPosted by ブクログ -
進化って面白い。
恐竜がいなくなって、哺乳がその隙間を埋めた。
気候の変動によっても、それに適応する者がでた。
サーベルタイガーの武器は、やっぱり猫パンチPosted by ブクログ -
復元図が大きく変わるのはザラになってきてる。知らない人がパンダやシャチの全身骨格見て、まさか白黒の感じだとは思いもよらないだろうし。古生物も科学の醍醐味が存分に備わってる。なぜかこの一時期だけティランノサウルスになってた… 今更ティラノサウルスでよかろうPosted by ブクログ
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哺乳類の時代。地質時代としてはこれまでの巻と比較して一番短いが、身近な動物の多様な生き方が載っている。日本列島にも数万年前にはゾウもワニもオオツノジカも生息していて、それらを追ってご先祖様もやってきた。Posted by ブクログ
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中生代の三畳紀・ジュラ紀・白亜紀の生物の解説。2022年の最新の論文を紹介。古生物が日進月歩なのを実感できる。
新書サイズなのでイラスト・化石の迫力に欠けるのはいたしかたなし。
文章中に著者の自著紹介や小話がたまに交じる。このあたりは注釈でカバーできる範囲。レイアウトで工夫してほしい。
次の新生代編...続きを読むPosted by ブクログ -
中生代全般の最新の学説が盛り込まれた古代生物好きには堪らない内容。子供の頃の知識からはあれ?あれ?と戸惑う項目もあり、アップデートする機会が持てました。自然史博物館に行きたくなる本です。Posted by ブクログ
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タイトルが壮大なので硬い学術的な内容の本かと思ったら小学生でも読めるようなわかりやすさだった。正直ものたりなさはある。
化石と研究結果を踏まえた復元図の紹介の流れ。最新の研究成果をどんどん紹介していて科学の進歩を実感。Posted by ブクログ -
ゴジラだったティラノサウルスは、
しっぽがもちあがり、すばやく動けそうになった。
ステゴサウルスも、おしりがもちあがった。
研究が進むと、解釈が変わる。
ある説が有名になると、みんなそれを採用することもある。例えば、いろんな恐竜が羽でモフモフになったように。でも、また少しすると落ち着く。
これ...続きを読むPosted by ブクログ -
古生代末のペルム紀大絶滅で、生物の世界はその前後で様相をがらりと変える。その変わる前の、多様な種をつくり、今日の地球を彩る生物の前史といったところ。Posted by ブクログ
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もし恐竜が現代に現れて、飼ってみるとしたら。という視点で、飼いやすさ、用意する環境、エサは?注意点は?などを解説した本。
アラフォーの私が小学生ぐらいの頃読んだ恐竜図鑑などに比べると、取り上げられる恐竜の種類が格段に増えてるし、翼竜以外の飛べない恐竜にも羽毛があったとの記述など、この数十年間でいろん...続きを読むPosted by ブクログ -
なんだ、アトポデンタトゥスが発見された― つうて復元想像図が公開され、四年ほどたった頃、その種は顔が化石化の際にあれだったので修正されたとしてさう言ふ創造図がでた、とか、本著刊行後、さう言ふわけでむかわ竜に学名!!!!!ができたとか、恐竜なんてー なものが分かりやすく書かれててよい。
ツク之助...続きを読むPosted by ブクログ -
持ち歩きもしやすいサイズなので、長時間移動する時、待ち時間がある時などのお供にも
なかなか良いと思います。
子供だましでない、でもとっつきやすい、絵本と図鑑の中間という感じかなと思います。
大人も楽しく読めました。Posted by ブクログ -
歴史は既に終わったことを調査するのに、ここ50年の間でもころころと恐竜の姿形や分類方法が変わっており、とても面白いと感じた。
ものごとを多角的に見ることの重要性を学べた。
科学的なデータを元に仮説を立てて考えていく点は、古生物学でも同じなんだと感じた。
Posted by ブクログ -
子供たちが小学生の頃、一緒に幕張メッセの恐竜展に行ったことがあったけれど、自分の子供時代にあまり興味がなかったからか、差は感じなかった気がする。新たな発掘にコンピュータ技術でこんなにも事実がわかるのかと思うと科学者の楽しさがわかる気がした。Posted by ブクログ