群馬県立自然史博物館のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
知らんかった…。
本当に地球から見れば、人間が積み上げてきた歴史なんてちっぽけなもんだね。あっけな〜い。
それはさておき、いろんな古代の生物の復元イラストも載っていて、本当に分かりやすかった。ある時、化石を見つける体験で三葉虫の化石を見つけました。2センチくらいの。ちっちゃいなぁ、って思いました。でも、こいつらの種類が昔は海を牛耳ったんだろうか、なんて思ったら、ちっこいけど「やるじゃないか」って思いました。
人間が滅びた後、なんらかの生物が新しい時代を築くと思う。その奴らが、人間をちっぽけでやわなやつだと思っていたとしたら、我々が作った文明を見せて「やるじゃないか」って思わせたい。そう -
Posted by ブクログ
恐竜の飼育本。
映画のジュラシックシリーズが大好きなので、「現代に恐竜がいたら」みたいな本が読みたいとずっと思っていた。
この本は妄想ではなく、化石や、爬虫類や鳥類、哺乳類などの比較研究で推定されたことなどを科学的な根拠できちんと書かれているので大人でも楽しめる。
「ペテロドントサウルス」を犬のように散歩したり、マンションの4階から「サウロポセイドン」に餌をあげたりするイラストは、夢があってジュラシックシリーズのようだ。
「飼いやすさ」が★で評価づけされているので、どの恐竜を飼うかとても参考になる笑
1番好きな「モササウルス類」はやっぱり飼いにくいらしい。
『ボクシングで使うサウンドバ -
Posted by ブクログ
このワクワク感は、子どもの時、初めて国立科学博物館に行った時と同じかもしれない…大興奮のブルーバックスです。映画「ジュラシック・パーク」が公開された頃、恐竜の復元図がだいぶ見直された記憶がありますが、過去の生物の復元図ってその時の研究が反映されるもので常に更新し続けるという意味では、この本に描かれた生物たちも、また何年後かには描き直されることでしょう。それでも、化石から推定してビジュアルを作り出すという作業は、絶滅してしまった生命を、現在の生命と等距離におく、という行為で、まさに「ジェラシック・パーク」的な意味があるのだと思います。この地球で、生命がどう生まれ、どう適応し、いかに繁栄を迎え、そ
-
購入済み
豊穣の古生代を知るための一冊
知らなかった生物がこんなにあったのかという驚きと、進化の複雑さ、自由な分化を知った。ほとんど絶滅した古生代の生物が最新技術でここまで解明されたことが良く判った。イラストと写真が豊富なのも素晴らしい。来年の続編も楽しみです。
-
Posted by ブクログ
水の中にいると、なんかすごく気持ちいというか、落ち着く、そう感じたこと、めちゃくちゃある。諸説ありますが、そう感じるには理由があって、羊水の中にずっといたから、元々、水中で暮らす生き物だったからとか。
もちろん、どちらが間違っているとかではなく、割と人間って覚えていないということを体が覚えていることがあるんだなあと。
そう思うと、他の動物もそうなのか、とか。考えるたりすると、進化ってもっと輝いて見える、、ような気がする。
昔、恐竜とか、三葉虫とかいたんだなあと思うとすごい。地球というちっぽけな星で、ちっぽけな命がずぅーっと存在してたって、それを知るだけで、宇宙で繋がってるような気がする。世界の -
-
-
Posted by ブクログ
約6600万年前の巨大隕石の衝突により恐竜をはじめとして地球上の生物の78%の種が絶滅した以降の歴史をビジュアルに解説してくれる本です。私たちが知っているのは、恐竜達が活躍している片隅でネズミみたいな小さな哺乳類が生き延びたということなのですが、恐竜が絶滅した後あまり時を置かずに、その哺乳類が大繁栄してまるで恐竜のように大きな哺乳類が出現するのです。
ホモサピエンスは出現からまだ30万年しか経っていませんが恐竜は1億6000万年も存続していたのですから、人類よりもずっと環境に適応し生存に適していたと言えます。それに比べて人間はわずか1万年足らずのあいだに多くの他の生命を絶滅させ、環境も悪化 -
Posted by ブクログ
子供の頃、恐竜が好きだった。古生物学の道に進むことはなかったが、買ってもらった恐竜図鑑を眺めてワクワクしていた気持ちは今も忘れられない。
とはいえその方面から離れて久しく、"昔の図鑑ではこうだったが実は〜"というのもよく聞く話なので、ここ十年程度で新たに発見されたことが手軽に知りたく本書を手に取った。
本書は体系立てて古生物学を知るための本ではなく、あくまで「こういうのって面白いよ!」というお楽しみのための本である。まさしくそういう本を求めていたので気軽に読むことができた。
なんとなく知っていたハルキゲニアの上下逆転や、カンブリア大爆発についても簡単にではあるが記載 -