川口明百美のレビュー一覧

  • ぼくと数学の旅に出よう 真理を追い求めた1万年の物語

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    優しい言葉で数学の歴史を旅する。一万年前のメソポタミアから現代まで、著者と一緒に数学の旅をする。難しい数式は出てこないし、話し言葉で書かれているのでなじみやすい。でも、現代に近づくと、抽象的なことを説明するのが難しいように感じる。それはこの本を超えたところかもしれないが。

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    2019年07月10日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    未解決事件を再捜査するお話はどこの国のでも面白い。
    窓際部署に追いやられた警察官たちだけど
    決して無能ではなかった(一部除外) そしてキャラが濃い(笑)
    次第にチームとしてまとまっていく様子は読んでいて楽しかった!

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    2019年07月04日
  • マプチェの女

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    アルゼンチンにおける過去の圧政、軍事独裁政権、あるいはファシズム時代の負の遺産の発掘と同じく先住民族に対する差別をテーマにしたミステリー。フィクションには違いないが、アルゼンチンの暗黒部分が圧倒的なスケールで押し寄せてくる。

    次の殺人を防ぐための事実の調査が、結局次の殺人を生み出してしまうという負のスパイラルの連続。読んでいて気が重くなる一方だ。しかもその合間に触れられるアルゼンチンの酷い歴史とそれに紐づく警察や宗教界の対応。

    しかし、それでも次々読み進めてしまうのは場面転換や、ジャナやルベンが遭遇する少しの光が前向きに展開していくからだろうか。

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    2018年06月23日
  • マプチェの女

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    なかなか掘り出し物。南米舞台は新鮮やし筋はオーソドックスやし理解しやすい。
    表紙の女性はもうちょい胸なくてもいいんちゃう(描写的に)

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    2016年03月24日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    問題児ばかりを集めた新しい捜査チームで、テンポ良く様々な事件が解決される。物語が煩雑な印象だが、軽く読め、読後感も良い。

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    2022年11月04日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    パリ司法警察署で厄介者ばかりを集めた特別捜査班が組織された。同僚を不幸にさせる疫病神、アル中、スピード狂、ハッカー、脚本家もどき、ギャンブル依存症等、警察官として不適格な集団を一纏めにして蓋をした。
     その班長は、精神異常者を逮捕時に誤って射殺し6ヶ月の謹慎をくらったカペスタン警視正。

    ・厄介者達の掃き溜め特別捜査班
    ・オフィスも古ぼけたアパート
    ・扱うのは陳腐な未解決事件
    ガラクタの警察官達とガラクタオフィスにガラクタな事件。の筈が、事件資料の中に2件だけ殺人事件が混ざって居りカペスタン率いるガラクタチームは手分けしてこの2つの事件を再捜査する。

    今まで警察署で日陰の人生を送ってきた怠惰

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    2021年05月02日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    さくさく読めるフランス捜査班シリーズ。
    個々のメンバーのキャラクターが立っていて、
    楽しい。
    事件も意外な展開でおもしろかった。
    次回作も期待!

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    2021年04月23日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    ネタバレ

    警察のあぶれものたちがチームを作って未解決事件を解決する。特捜部Qシリーズに通じる感じ。 ミステリーとしては少しあっけない気がしたけど次作に期待。

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    2021年03月06日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    フランス版『特捜部Q』と言われると読まないわけにはいかない。フォローしているレビュアーさん方のレビューを読んでさらに気になった。
    手にしてみると案外薄い。『特捜部Q』に比べれば三分の二程度か。だがメンバーは『特捜部Q』の倍以上いる。

    組んだ相手が次々怪我したり死んだりする通称〈死神〉トレズ、ゲイであるゆえにはじかれたルブルトン、書いた作品がドラマ化されるほど有名作家でもあるが仲間たちを小説に書きすぎたロジエール、アルコール依存症のメルロにギャンブル依存症のエヴラール、タレコミ屋のオルシーニにスピード狂のレヴィッツ、ボクシングのやり過ぎで落ち着きを失ったダクス。
    今作登場しただけでも八名だが、

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    2020年10月19日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    ネタバレ

    組織の奇人、変人、問題児ばかりを集めた体の良いお荷物置き場特別捜査班。
    とある捜査の過程で容疑者を射殺したことを過度の防衛行為として扱われ処分されたエリート女性警察官カペスタンはこの組織の責任者を任されることに。
    問題児達の過去を受け入れキラリと光る一芸をうまく利用しながら未解決事件の再調査に乗り出す。

    フランス版特捜部Qと名打たれるようにあるあるの警察物の設定、展開のシリーズもの。

    第1作目だけあって登場人物のキャラを説明するのに多くのページが割かれ土台づくりをしている印象。
    おもしろくないわけではないが、特捜部Qにはアサドという強烈なキャラがいるのが特徴的だがこのシリーズでは何がリーダ

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    2020年08月02日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    厄介者扱いされたメンバーでつくられた特別班が未解決事件を追う話。

    メンバーがちょっと多い上にフランス名なので覚えられないかなと思ったけどキャラひとりひとりにしっかりした個性があるので大丈夫だった。
    キャラと読みやすさやテンポの点では良かったけど、謎の部分は大した驚きもなく案外すんなりと犯人が捕まった感はあった。
    終わり方は爽やかな感じで良かった。

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    2019年10月28日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    キャラクターは抜群でワタシのお気に入りはもちろんエヴァ・ロジエール。ロジエールが警部で売れっ子小説家なのをもう少しいかして欲しい。あと、パリのことが分からないので地図つけて欲しい。ちょっとあざとい登場人物紹介に☆は3。でも一気読みするくらいにはポップで面白かった!

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    2019年08月21日
  • マプチェの女

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    エグい描写もありながら、テーマは人間の残酷さを抉る所から、マプチェ族の血を引くヒロインと探偵が権力と戦うハードボイルドを描く。闇を抱えながらも再び立ち上がった人間は強い。せこい倫理観を超えた所に、真の生命力があるのだろう。

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    2019年06月01日
  • ぼくと数学の旅に出よう 真理を追い求めた1万年の物語

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    数学の面白さを様々な手法で伝えている著者が、数学の歴史を語ります。
    口語で綴られ取っ付き易く、なるべく数式に頼らない努力を感じました。
    数学の黎明から今に至るまでを浅く広く扱っていますが、数学への興味がないと少々難しいであろう印象を受けました。
    ゆっくり読み進めていただきたい一冊。

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    2019年05月03日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

    nao

    購入済み

    映像化を狙っているのかなー
    海外ドラマのノベライズを読んでいる感がどうしても拭えない
    これに音楽と映像を付けて出せばいい感じでしょ!どう?みたいな
    ミステリーの批評サイトで高評価だったので読みました
    この話が気に入った人には申し訳ないですが、正直ガッカリでした
    捜査側のあれこれや、犯人側の事情を見せるのでも、もうちょっと何とかならないのかー…全然感情移入できないぞー…うまく言葉に出来ませんが、私は連続ドラマの一話目を見せられているようで、はっきり言って面白くなかったです
    あと、私は犬好きですがここに出てくる犬は御免ですね、ちゃんと躾ましょうね

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    2019年09月27日