石川一郎のレビュー一覧

  • 捨てられる教師 AIに駆逐される教師、生き残る教師

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    生成AIの登場により大きな衝撃を受ける分野の一つである「教育」の世界で、誰もが長年疑問にも思ってこなかった学校教育の枠組みが大きく音をたてて崩れ去っていく様子が目に浮かぶようでした。

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    2024年02月18日
  • 学校の大問題 これからの「教育リスク」を考える

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    学校の大問題という衝撃的なタイトルであるが、探究的な学習のすすめであると感じた。特にブルームのタキソノミ-の理論が取り上げているのが興味深かった。

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    2022年08月28日
  • いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革

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    中学受験の志望校選びの参考に。
    新しい大学入試制度に対応できる学びを提供してくれる中学校を選びたい。

    使える英語力を身につけられるか
    探究心をかきたててくれるか、探求型学習の機会が
    あるか
    ICT活用

    考えて、判断して、表現する
    思考力、判断力、表現力

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    2022年06月17日
  • 2020年からの新しい学力

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    2019/9/22 喜久屋書店北神戸店にて購入。
    2019/9/22〜9/23

    新しく始まる大学入学共通テストを受けてこれからの時代に必要とされる学力について論じた内容。子供が中学受験するので、色々な説明会に参加しているが、学校によってこれらの内容に対応できないところは淘汰されていくんだろう。想像力、デザイン力、自分軸がキーワード。最近の若い人達の想像力の欠如は私も感じていたが、最後の自分軸は、言われてみればその通り、という感じで良いサジェスチョンだった。

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    2019年09月23日
  • 2020年の大学入試問題

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    2017/2/4 ジュンク堂神戸住吉店にて購入。
    2017/2/12〜2/16

    世間を賑わし、かつ、不安に陥れている大学入試改革の新しい姿を高校サイドから分析、さらに実践をされている先生の力作。本書にも出てくる、
    「モヤ」っとした不安が実に明快になる。しかし、出題されるであろう問題の例「火星人に人間をどう説明しますか?」(ケンブリッジ大学の口頭試問)など、作題はある意味簡単だろうが、受験生以上に採点者の能力が問われそうな感じだ。いずれにせよ、色んな意味で日本も変わらないといかんのだろうな。

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    2017年02月16日
  • 2020年の大学入試問題

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    「アクティブラーニング」「高大接続」「SGH」…なんとなく使われている教育関係のキーワードの底流にある変革の本質に触れることができました。中教審の答申が出る前から高校教育の現場に立って自分なりの「モヤ感」に立ち向かってきた筆者だからこその本です。表紙扉の写真に何度、立ち戻ったことか…その度に自分も感じる「モヤ感」。きっとこの本で書かれていることは当事者のこどもや先生、親だけではなく日本という国の中身の入れ替えが激しく行われることを予感させます。よく言われる明治以来の教育改革、ってホントにそうなのだと思いました。もう始まっている、この流れを体感するために間をおかずもう一回すぐ読み返します。

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    2016年02月29日
  • 捨てられる教師 AIに駆逐される教師、生き残る教師

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    今の時代、調べればなんでも出てくる。そんな時に教師の役目というものはなんなのか。そして、教育はどう変わっていくべきなのかを説いた一冊。
    スマホでなんでも知ることができる=先生はいらない と感じていたが、スマホや生成AIが普及すれば、先生の役目も変わってくる。先生がいらない、AI教師に任せればいいというわけではないことがわかった。
    さまざまな意見があるかもしれないが、少なくとも知識詰め込み型の授業や教育はもう時代遅れだと感じた。

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    2025年07月22日
  • 2020年からの新しい学力

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    2020年時点での主に学生の学力について。

    学校関係者だけあって、その言説は説得力には説得力があった。

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    2024年08月10日
  • 2020年の大学入試問題

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    教師に求められる資質とは何か、体系的な知識を得ようと思って手を伸ばした
    正直、自分のレベルじゃ全く対応出来る気がしない、、、

    習った知識を組み込みながら小論文形式に落とし込む、くらいならできるだろうけど、それを哲学的な問いに持っていったり社会問題と絡めると難易度が段違いに上がるし、それを指導できるようになるとは思えない

    これからこの方向性で教育が進んでいくのなら、ほとんどの先生がついていけないような気がする

    言ってる事はめちゃくちゃ共感できるけど、採点の問題だったり指導の問題だったり、具体的にどう現実化していくかが見えなかった

    欧米はどうしてるんだろう?


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    2024年03月30日
  • 捨てられる教師 AIに駆逐される教師、生き残る教師

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     教師の存在意義、教育の目指すべき場所がこれからの時代、段々と変わっていくという内容の本であった。しかし、ファシリテーターとしての教師の役割、新たな価値を創造できる人材を育てるといった考えは、元々の教育現場で求められていたものであると思う。それが、入学試験の登場や、子どもの急増により、現在のような考えずにとにかく知識を詰め込む教育になっていったのだと思う。これからの時代に求められることは、戦後日本が求めていた教育の形に原点回帰したの形に近いと感じた。
     教師にはこれからの時代、深い知識を持った博士先生と、社会で実務経験のある社会人先生が活躍していくと書かれている。この二つのパターンの先生はもち

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    2024年01月31日
  • いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革

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    今年も大学入試共通テスト追試が行われた。今年は、「テロリスト」が出没したり、地震が起きたり、悪い方向に思考回路を駆使してカンニングを行う人間がいたりと、受験生のメンタルに良くないことが起こって大変だ。






    大学入試は、大きく変わっていく。と言うのも文部科学省が定めている学習指導要領は2020年の改訂で3つの柱を掲げている。



    1.実際の社会や生活の中で生きて働く「知識及び技能」


    2.未知の状況にも対応できる「思考力、判断力、表現力等」


    3.学んだことを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力、人間性等」




    ただ、インプットしたものをアウトプットすれば生きていける時代

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    2022年08月05日
  • 学校の大問題 これからの「教育リスク」を考える

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    <目次>
    第1章  コロナ禍で露呈した自律できない学校の問題
    第2章  未来の教育を予感させる学校~休校対応の差から考える
    第3章  入試問題の変化と学習評価の構造~ブルーム・タキソノミーと評価
    第4章  探究と評価の折り合いをつけるマインドとは
    第5章  学校における探究型の学びとPBL~ブルーム・タキソノミーの活用
    第6章  ICTと学校をつなぐためには
    第7章  いかにICTリテラシーを身につけるか~ブルーム・タキソノミーの新解釈
    終章   これからの教育でおさえておくべきこと

    <内容>
    新しい学校の姿を常に探求している著者の本。矢作邦彦(探究と学校を結びつけるための指導をしている人)

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    2020年12月20日
  • 学校の大問題 これからの「教育リスク」を考える

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    2020/11/29
    タイトルが気になって読んでみました。コロナの感染拡大で浮き彫りになった学校教育の問題点について的確に述べてくれているように感じます。
    従来のように、40人学級で、黒板を使ってチョークで書き、ノートをとる、部活動を行い大会に出場し、修学旅行や式典を行う…といったようなこれまでの学校の当たり前だったことが全て無になり、ゼロベースから今までの取り組みを見直さなくてはいけなくなりました。
    しかし、これはこれで良かったのではないかと思います。前例がないと決断できない意思決定の弱さ、スピード対応の遅さ、授業の動画配信の進展の無さなど問題点がいくつも浮き彫りになりました。これまでの当た

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    2020年11月29日
  • 2020年からの新しい学力

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    2020年から導入される新しい学力について述べた本。
    受験に受かる勉強力ばかり重視され、思考力・判断力・表現力に代表される学力を育てるべきだという考えには大賛成。
    また、自立を妨げるマイルドな管理についても述べていて、面倒見のいい学校の落とし穴について認識することができた。
    思考コードというツールも紹介されており、具体的な想像もつきやすかった。
    読みやすいうえに本質を突いており、お勧めできる一冊。

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    2020年03月13日
  • 2020年の大学入試問題

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    何が求められる可能性があるか、漠然としていたことだったが、お陰さまでみえてきた気がします。帆のないふねにならないように知識はしっかり習得し、思考力を鍛えようとおもう。しかし、嘉悦有明の生徒さんは、こんなに考えてくれてる先生がいてくれて、心強いね。

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    2017年03月01日
  • 2020年の大学入試問題

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    2020年から変わる・かわる、と言われている大学入試が、何を狙い、どうして変わらないといけないのかを明確に説明している一冊です。
    これでいいのかな、、、と思う反面、今のままの暗記中心の勉強が役にたつわけがないことは誰もが同意できるところと思います。
    子育て中、孫育て中の「旧世代」の勉強をしてきた自分たちには、反省と、変わらなければならないことを痛感させられます。

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    2016年09月20日
  • 2020年の大学入試問題

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    クリティカル・シンキングやクリエイティブ・シンキングが重要なことはとてもよくわかるのですが、その前提となる知識がなくては、やはり戦えないと思うのです。
    しかしながら、その知識の部分について、あまりにも軽視しているようで、不安になりました。
    また、著者の理系的なセンスには、かなり疑問をもちました。

    教育の方法については、いろいろと新しい手法が出てきますが、いずれも、デューイが100年前に『学校と社会』の中で言っていたことの枠を出ていないように思います。

    デューイすげぇ、と思うと同時に、古典の大切さを改めて感じています。

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    2016年08月09日
  • 2020年の大学入試問題

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    着々と迫ってくる入試改革。
    こうしてみると、改めて日本の入試の不思議が見えてくる。
    グルーバル社会に乗り込む若人たちのために
    大人は頑張るしかないのだろうな。

    でも、日本の入試がまったくだめだったわけじゃない。

    日本の良さを残しつつの意識改革。
    みちのりははるか遠いなぁ。

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    2016年06月26日
  • 2020年の大学入試問題

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    最近喧しくなりつつある?新しい大学入試。
    どんなのかと、好奇心で読んでみた。
    知識の理解とその応用、論理力、思考力を問うだけでなく、その上での創造力、主体性や協働性をとうものになるだろう、とのこと。
    これは、国際バカロレアやイギリスのGCSEなど、欧米の中等教育修了時の試験に匹敵するレベルの試験を目指すものだとか。

    文科省の思惑がそうなのだとして、しかし、2020年までに、そんな試験を作り上げられるのか?
    試験を作ることより、さらに採点基準を作るのが大変そうだ。
    創造性、協働性などをどうやって評価するのだろう。
    これは筆者自身も難しいと述べていたけれど。

    勝手な想像だが、問題だけ、例えばI

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    2016年06月04日
  • 2020年の大学入試問題

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    著者は、かえつ有明中学校・高等学校の校長先生。

    内容は単に大学入試にとどまらず、
    国際化グローバル化により、世界では
    どのような人材が求められているのか、
    日本の教育で果たして「自分軸」はしっかり
    育つのか?と言った教育論、人生論のような
    深みのあるものでした。

    本質的なことを何も理解しないまま、アクティブ
    ラーニングという学びの形を授業に取り入れる時の
    問題点も感じられるし、全国にいる何万人もの教員が
    このような知識と理論と技術を身に着けるには
    まだまだ時間がかかるだろうな、などと
    考えてしまいました。

    そして親も目先の点数にこだわらずに
    子供の中に育つ「もやもや」したものを
    時間をか

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    2016年04月30日