長谷川夕のレビュー一覧

  • 僕は君を殺せない

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    とても好きな作品。
    視点がよく変わり時系列もバラバラですが、読み終わった後に綺麗に頭の中で繋がるのでとても読み応えがありました。
    スカッとした終わり方ではないですが、それも物語に合っているなと思います。

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    2025年09月15日
  • おにんぎょうさまがた

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    幼稚な内容ではあるけど
    中身がしっかりあって怖さとか温かさとかを
    すごく上手にするから長谷川さん好き。

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    2022年05月21日
  • 月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人

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    表紙のイメージと随分違った。
    しっかり者の晶、かわいい弟雫。とてもいい関係で微笑ましい。
    晶は、自分の感情にとても自覚的で、やるべきことに忠実で、そういうところに好感が持てる。雫も素直ないいこ。
    マレビトの話は普通に怖い。

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    2022年01月09日
  • 僕は君を殺せない

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    すごく面白かったです!何度もページを往復しました。途中からオタク的な感想で申し訳ないですけど僕と君がエモかったです。

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    2020年07月06日
  • 僕は君を殺せない

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    こわい。
    想像力がとてつもなく働く。
    最後は少し ? が残るけどそれがしっくりくる。
    ミステリーは最後まで引き込まれて続けるところに
    良さがある。

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    2020年02月20日
  • おにんぎょうさまがた

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    5つの人形にまつわる話。どのお話もゾクッとして、でも人形に惹かれていく…不思議で怖くて魅力的なお話ばかりでした。

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    2019年02月23日
  • 花に隠す ~私が捨てられなかった私~

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    私の数少ない作者買い作品を積読から引っ張り出しました。
    ほの暗くもどこか美しい、ブルーアッシュの世界観に少しの毒気と哀。低めの温度感でスラスラ読めます。
    なんとも名前のつけがたい、泣きたくなるような関係性を表現するのがお上手です。
    わりと作品数入ってます。オーダーメードが1番好きです。

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    2025年02月20日
  • 僕は君を殺せない

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    表題作のやるせなさと切なさがなんとなくすきで再読。展開が二転三転するとか、重厚な謎が解かれるとか、予想外の結末が待ち受けているとか、そういうのがあるわけではなくてむしろさらっと読めるんだけど、そのあっさりさと物語の結末がいい具合に噛み合っている気がしてしまう。結局タイトルがすべてで、君が僕のやさしい弱みになっていたんだよなあって思うとしょんぼりするし、ほっとする。表題作含めてお話が3つ収録されているけれど、やっぱり表題作がすきかな。

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    2025年01月24日
  • 僕は君を殺せない

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    表題作は文句なしによかった

    Aさん もまぁ良い

    春の遺書 祖父の病死と祖父の弟の自死 
    祖父の遺品の謎 
    祖父の弟の自死の理由 若気の至りとはいえ、理解に苦しむ

    この作品がいいと言っている人たち ここんところ解って言ってます?私はムリ

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    2024年07月27日
  • どうか、天国に届きませんように

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    どうか、天国に届きませんように。
    それはどのような類いの願いなのだろうか。

    淡々とした文章が彼らの孤独を浮き立たせる。
    読んでいると、自分が色も音もない世界にいるような気分になる。
    想像力を働かせると、本当に恐ろしい思いをすることになる。
    名前も知らなかったこの著者の作品を、たまたまのめぐり合わせで読むことになった。面白かったので、他の本も読んでみようと思う。


    黒い糸
    超常現象が好きな少年は、自分にもそんな不思議な力があればいいのにと思っていた。スプーン曲げ、瞬間移動、読心術。そんな願いがなぜか叶い、ある日彼に特殊な能力が宿る。
    小指にいつの間にか結ばれている黒い糸。それを辿ると、必ず死

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    2023年10月11日
  • 僕は君を殺せない

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    文体にやや稚拙なところがありますが、面白かったです。カッチカチの本格ミステリや文学を好む人はあまり好きではないかも。でもライトノベル系が好きな人には刺さると思います。この空気感の作品はなかなかないので、求めている人は「これだ!」となると思います。ほの暗いけど変にエキセントリックにはならない。ハッピーエンドは面白くないけどバッドエンドを望んでいるわけじゃない。そういう人におすすめです。

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    2022年08月19日
  • どうか、天国に届きませんように

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    それぞれ短編の物語の登場人物がどこかで繋がっていて、最初はなんでこうなったんだろうと思ったところものちのち関係する人物が主の話が読めて、全体的にそういうことかってなる話。
    結構ファンタジー要素?あって、常に不穏って感じ

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    2022年08月04日
  • 月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人

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    初めて読む作家。
    兄弟二人きり、母は2年前に亡くなった。
    兄弟は父違い。

    ある時、母の地元に一人で暮らしていた祖父が死んで、連絡が入った。
    二人の他に血族はない、遺産を処理するために田舎に。

    母とは大喧嘩をして別れ、行き来はなく、一度も会ったことのない祖父だった。

    だが、長男の、主人公「晶」は外見も声も祖父に生写しだった。

    祖父はその田舎の郷土史などを研究していて、たくさんのじもとの、たくさんの地元の人々と交流があった。
    次々と葬儀にやってくる人々。

    ある日、祖父がまとめまとめた地元の怪異をまとめた本を見つける。




    次々と怪異と遭遇するのだが。。。
    不思議な話怖い話が続くが、決

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    2021年10月23日
  • 月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人

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    亡き祖父を慕って、あるいは頼ってくる来訪者の悩みに対して真面目に向き合う祖父そっくりの兄(そっくりと言われても20歳である)と、そんな兄を特殊能力(?)でアシストする弟の物語。
    弟が手のかかる子ながら能力がチート級に高いが、途中でそんな弟くんは学業があるため退場。
    この展開には驚いたけれど、亡き祖父を理解する上で兄には必要な期間だったのかなと思う。
    弟くんがいなくても兄のお人好しさは変わらなかったし、真実を見出す目は確かだったから。

    祖父が残した真偽のほどは分からない作り話に隠された真実。
    そして生前一度も会う機会のなかった祖父と母の確執、そして祖父の想いとは。
    民俗学的謎解きに、弟くんが絡

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    2021年05月16日
  • 月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人

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    行き来もなく、会ったこともない祖父の死。

    かれが残した小説の世界。

    泉鏡花っぽいなぁと思いつつ完読。

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    2021年04月29日
  • 僕は君を殺せない

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    読みやすかった!
    面白かった!
    でもちょっともう1回読まないと
    難しい?
    残りページめっちゃあるから
    まだ何かあるんか?と思ったら
    すぐ終わってしまって焦る

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    2020年11月19日
  • おにんぎょうさまがた

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    ホラー系ミステリ作家・長谷川夕さんの5体のおにんぎょうが女性達に災いを為す血も凍る怖さの連作短編集。本書の中で質の悪い極悪極まりないお人形は第1話の死を呼ぶミーナと第4話の死の映像を映すエセルですね。第2話のサマーは機械仕掛けでまだ可愛らしい方ですし、第3話の名前なし人形と第5話のクローディアはヒロインを解放してくれるだけましな方ですね。全てが破滅的でなく第2話と第5話には救いと希望が漂います。人間の憎悪が人形と反応して最悪の結末に至るダークファンタジーの達者な書き手の著者は今後も大いに期待できますね。

    唯、一点だけ非常に残念なのは去年までに集英社オレンジ文庫から4冊も著作を刊行されているの

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    2019年05月16日
  • おにんぎょうさまがた

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    全ての登場人物に外見を当てることができた。
    サマーのやつと最後のやつが好きだったかな。
    ドックフードのは少し気持ち悪かった笑。
    この人の本はわかりやすくて面白いから小説初心者に読んでもらいたい。
    怪談系のホラーっていうよりは人間の怖さみたいなとこあったかな。
    おにんぎょうはかわいいけど大事に大事にしなくっちゃね。

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    2019年04月13日
  • おにんぎょうさまがた

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    呪いの人形たちが人の生活に影響を及ぼすホラー短編集。表紙が恐ろしく、どんなホラーかと戦々恐々としていましたが、読んでみたらとても良い作品集でした。それぞれの主人公が癖がありつつも良心を持った人たちだったのが、この読後感に繋がったのだと思います。決して幸福なラストばかりではありませんでしたが、いわゆるイヤミスのようなモヤモヤは残りません。こんなおにんぎょうさまがたなら、一度くらい持ってみても良いような…いややっぱり遠慮します。ブルブル。

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    2018年04月23日
  • おにんぎょうさまがた

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    2025.08.04 (月)

    2作目、サマーはなおらないで が切なかった
    この作品全般外国のお人形がモチーフで良かった…日本人形なら読めなかったと思う……

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    2025年08月10日