長谷川夕のレビュー一覧

  • 花に隠す ~私が捨てられなかった私~
    シーズナル・マーダー夏の章 妻の計画
    シーズナル・マーダー秋の章 娘の計画
    シーズナル・マーダー冬の章 愛人の計画
    シーズナル・マーダー春の章 母親の計画

    トゥルー・ラブ
    祖母の心得を一生懸命聞いていた姉の行動と、力の存在に半信半疑だったが、途中から姉と同じ力を持った妹の行...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    「僕は君を殺せない」というお話の他に短編の小説が2編入ってた。本を読み慣れてないからかもしれないけど、中盤あたりまで話が飛んでよく分からなかった。だけど、徐々に明らかになる話の展開にドキドキした。
  • 僕は君を殺せない
    最後の「春の遺書」好きです。
    とても切ない、哀しい物語だったけど。
    生きていてほしかったな。
    どうか、兄弟妹一緒に幸せでいられますように。




    「僕は君を殺せない」
    迎えに来てほしかったな。
  • 僕は君を殺せない
    何年か経ってからの2回目

    1回目に読んだ時より色々把握したり
    気づくこと多かったけど、
    やっぱり一馬がよくわからないことと
    レイちゃんのことももっとかいてほしかった

    あと、残り二つも続いてるもんだと思ってて
    Aさんの途中で別の話だと思い出したけど、
    途中までなんの繋がりだったっけって
    すごい考え...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    想定外だったのは、これが短編集で、かつ連作ではなかった点。最初の話が終わった後、次の作品でどういう風に何を回収するのかと思いながら読んだけど、腑に落ちないまま終わっていく。

    メインとなる作品について、思った以上にどんでん返しがなくて、拍子抜けをした。だからこそ連作だと思ったんだけども。この作者の別...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    表題作「僕は君を殺せない」
    二人の語り手で物語が展開します。
    友人の代理で参加したミステリーツアーで猟奇連続殺人に巻き込まれて逃げてきた人物と、
    女子高生と半同棲する男子高校生と。
    この二人がつながっていきます。

    猟奇連続殺人のスリルは勢いがあって、ひきつけられました。
    一方で、女子高生に尻に敷か...続きを読む
  • どうか、天国に届きませんように
    オカルトとサスペンスが混じる恐怖の短編。
    それぞれはいつしか全てが一つの世界だったと知る。
    現代の児童虐待、ネグレクトも含む、人こそが一番怖いと思わせる物語。
  • 僕は君を殺せない
    わたしは好きなんですけど、レビューが低いことにびっくりしました。ただ、帯に書いてあるような売り文句で売る本ではないかなと。じっくり読んで、何ヶ月後かにふと思い出す。そんな読み方がこの本には合ってる気がします。
  • 僕は君を殺せない
    この作品って、サブタイトルの3つの話は繋がってないよね⋯⋯?
    全体的に淡々とした雰囲気で書かれていて、各作品の内容もそれにマッチしていたので統一感のある綺麗な1冊だった。

    最後の「春の遺書」が一番好きかな。悲しくて。飲み込んだ紙の内容がたまらない。

    「Aさん」はうっすら怖くてよかった。詳細が読み...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    表紙とタイトルに惹かれました。
    「僕」と「おれ」
    全く繋がりのなさそうな二人の視点から
    物語が語られて、意外なところで結びつく。
    少しずつ真相に迫っていく過程が
    自分的にはかなり怖かった。
    殺人鬼が、すぐ目の前にいる状況
    考えただけで冷やっとする。
    ただ、二度読み必至といわれる...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    一人称が「僕」と「おれ」の2人から交互語られる物語。最初は難しかったけど読んでいるうちにまさか、、と少しずつ分かった。色んな名前が出てくるので人間関係の図が1番分かりにくかった。
    君と僕とおれは一回読めばすぐにわかった。

    イニシエーションラブのミステリーホラーバージョンみたいな感じだった。
    感想見...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    こんな本、読まなくて良いですよ。
    そんな事、口が裂けても言えません。もちろん。
    ただ言えるのは、この本に興味を持っている
    のならば、優先度は低いものですよ、という事。
    表題作はあまりに面白そうな宣伝をされていますものですから、ハードルを上げるのも無理はないですよ。
    誰だってそうです。
    文章も何か...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    表題作含む3作品収録
    二度読み必至とあったが、まぁ人間関係が
    いまいちわかりにくくて読み返す感じかなぁ
    2作目もそれなりに楽しめました
  • 僕は君を殺せない
    バイト先の後輩に教えてもらって読んだ作品。1日で読み切れた。

    その子がお勧めする話だから優しそうな話かと思ったら人を殺す殺すでゆなへのギャップが強まった(笑)

    誰が僕で誰が君なのか、それを考えながら読めて、大掛かりな過ぎないトリックにゆるい気持ちで読めた。

    2人の男の子の視点によって書かれてい...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    本書は表題作を含む短編集です。物語の内容はそれぞれ異なります。

    個人的に一番好きだったのは表題作です。主人公の淡々と語る落ち着いた口調が好ましく感じました。また、賛否両論ありますが、どこか憂いを帯びた結末も好みでした。恐らく世間的に最も好印象なのは最後の短編作だと思います。

    内容は良いのですが、...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    初めましての作家さん。

    「誰も想像しない驚愕のラスト」「三浦しをん絶賛!」
    「二度読み必至」という帯の文言に踊らされました。
    期待度大で読んだのに、驚愕はしなかった。
    ってことで、本の帯や背表紙を無視して読む事をお勧めします。
    更に、3篇に分かれているのかとおもいきや、別の作品。
    3本の短編集でし...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    いや、短編集やったんかい。

    本のタイトルになってる「君は僕を殺せない」は、ミステリーとしてはかなり微妙。ロジカルな驚きはほとんどない。

    ただ、ビックリするくらい読みやすい。丁寧で、一文一文が短いからかな?
    いい意味で透明な文章って、そんな感じ。

    その文章が醸し出す雰囲気が凄く心地よかった。

    ...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    ミステリーツアーに参加し、猟奇的な連続殺人に巻き込まれた「おれ」
    周りで葬儀が続いている「僕」
    地元の遊園地に伝わる怪談話。
    だれが「僕」でだれが「君」なのか。

    語り手が一人ではないのに名前が出てこないので、誰が誰だかわからず序盤は混乱しましたが、途中で一本の線につながる瞬間があり。
    全体像が見え...続きを読む
  • どうか、天国に届きませんように
    少しずつ繋がって1つの世界を形作る短編集。
    表紙から中高生向けかなーと、あまり期待せずに読み始めましたが、思ったより楽しめました。
    淡々とした文体と仄暗い雰囲気がホラーっぽいですが、視点が変わることで絶妙に変化する世界観が単純なホラーとは違う読み心地。
    他の話との繋がり方もちょうどいい。しらけるほど...続きを読む
  • 僕は君を殺せない
    1冊かと思ったら3話の短編集でした。
    ・僕は君を殺せない
    ・Aさん
    ・春の遺書

    まず表題作ですが、
    まず文章が稚拙。
    人物の書き分けが不自然なですます調でしゃべる僕と
    普通の口調でしゃべる俺。
    もうちょっと書き分けに工夫がほしいところ。
    それでもストーリーがとびぬけて面白かったら
    それも気にないか...続きを読む