とあるアラ子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
うわあああああああ!!!!!!!!!!
堂々簡潔!!!!!!!!!!
ルッキズム問題ってほんと苦しくてしんどくて、ジャッジされる側も、自分が当たり前のように推し(アイドルではない)のビジュを讃える瞬間も、しんどくて、罪悪感が伴って、いたけれど、なんか、なんか!!!!!!
好きになったら全部だろ、と思う人間なので、相手が自分の好みとかどうとか関係なく、ただ愛おしかったりするよな。ほんとな。
下げる意味で相手をジャッジしたくはないな。イラッとしたら「お前そんなんやから○○なんちゃうんかい」と思うことはあるけど、でも、顔にも口にも出さないでいたいな。 -
無料版購入済み
3Bさんがのし上がる、のかな
3B(ブス、貧乏、ボッチ)の女性が、高校時代にブスを理由に自分をイジメた美人同級生の会社に入社し、復讐するみたいな展開。
といっても、復讐メインと言うよりアンチ・ルッキズムへの賛同と反論、を漫画化した印象。
分冊1冊だけで内容濃いすぎて疲れちゃうくらい。特に「美人という強い立場の人間が、アンチルッキズム言ってるんじゃねー」という主張は、なるほどと思いました。環境保護もSDGSもその他色々、結局は強い立場、余裕のある人間だけが唱えてますしね。
色々と考えられる起点が散りばめられた面白い作品ですね。 -
ネタバレ 購入済み
急激な衝撃回
舞台はシェアハウス、そこの住人メインの話へ。
これまで仕事一筋だった梨花が密かに好意を持ったのはシェアハウスの管理人さん。
実はこの方、(梨花が苦手と公言した)萌え系のイラストが大好きだったりする。
萌え系のイラストに救われた過去があるんですよね。うぅ~ん。
少女漫画家さんの悩みも中々… 本当に大変。
自分の描きたいものと編集さんからの意見と板ばさみですね。
知子は小坂くんとの交際が上手くいってる、と思いきゃまた壁にぶつかる。
小坂くんとのお家デートでえっちするいい雰囲気にはなったが過去のトラウマ等々様々な思考がよぎり、
寸前で中断。知子は考え過ぎだと思うんだけどな。小坂くんいい人だしちゃ -
ネタバレ 購入済み
悩みは尽きない・・・
小坂くんと初のデートらしいデート!
梨花にメイクを教わっておしゃれをして行くが…小坂くんが変なモードに入っちゃってかなり嫌な態度で知子に当たる。
知子は、一度は解散するも戻って小坂くんに悪い所を指摘。小坂も謝ってデートをやり直す。良かったー
こういう事ができる知子ってやっぱりすごいな、と思う。
自分だったら辛くて帰っちゃうな。
後半では、メンズメイクに救われた美容ライターの男性の悩みなどのエピソードがはさんであります。
プラスサイズの奈緒美が梨花に言った言葉も刺さりました。
「自分が美人であることで受ける恩恵に無頓着過ぎじゃない?」・・・その通り!
でもそれを受け止める梨花も素敵だな、と -
ネタバレ 購入済み
とっても難しい問題
ルッキズム問題を語るに避けて通れないミスコンの話。
多様性を謳ったミスコン開催にあたって、審査員を依頼された梨花。
ただし梨花は自身の信念からいってもミスコン審査員なんてやりたい筈も無く、会社の業績の事を鑑みてしぶしぶ受けた仕事です。
たしかに、過去の受賞者たちはマイノリティー、芸術的才能に突出した人、太っている人…等々、従来のミスコンではあり得ないタイプの方ばかり。
これに対して梨花に放った知子の言葉がすごい。芯を食った意見ですね。
"だけど…だけどブスは一人もいなかった みんな可愛かった”
"ミスコンは見た目だけで選ぶべきだと思う 中途半端な「多様性」でこれ以上女の子 -
購入済み
すごい話だ
この作品を読むと、十人いれば十通り・百人いれば百通りの悩みや苦しみがあるんだなあ…という事を痛感します。
しかもこの悩み・苦しみって、他人に100%理解してもらえる事は困難。
そして自分自身も他人の悩み・苦しみを心から理解するのは難しい。
容姿が良くない為いじめられ続け、大人になっても顔を隠して生きてきた主人公・知子
飛びぬけて美形だった為、誤解を受けたり努力を認めてもらえにくい美容家・梨花
ルッキズムに対して厳しい目を向けられるこのご時世、今まで笑いを取ってきたブスネタを封印された元女芸人・山本
容姿はそんなに悪くないのに見た目が気になり過ぎて摂食障害で死にかけた過去があるプラスサイズモデ -
ネタバレ 購入済み
自分に自信が無かった
先に同作者さんの著書「美人が婚活してみたら」を読んでから、こちらの本も興味を惹かれて読みました。タイトルがまずもう作品の面白さをぷんぷん匂わせていて…わかりやすい絵柄とテンポの良い文の構成のおかげであっという間に読了しました。
「この頃は自分に自信が無かった」
話の序章で作者さんがこう書かれていて、この一言がマンガの全てを物語っています。
その言葉通りの紆余曲折見事な精神の荒れっぷりは読んでいて同感しスカッとするような部分が多々ありました。
自分に自信がない時ほど、他人と相対した時、心の奥にちらつきだす禁断の呪詛ワードがあって、それが「私って(今この人に)ばかにされてる?」と思うことで -
無料版購入済み
高校時代の美人同級生が営む美容系の会社に勤めることになったブスの主人公。確かにブスとかブサイクみたいな言葉は大っぴらに言われなくなったし、プラスサイズタレントなんかも活躍するようになったけど、実際には顔面偏差値を重視する風潮はまったく変わってないどころか、むしろ過激化しているようになったよなと感じます。ルッキズムという言葉を軸にこの二人が今後どう変わっていくのか見ものです。
-
ネタバレ 無料版購入済み
ちょっと面白そうな予感がするので、次の話も読んでみようと思います。主人公のことを「ブス」だと言い、虐めていた顔だけの女と再会。しかも…。