あらすじ
収録話/
第1話「ブスはここにいる」
第2話「決行の日」
ルッキズムは、彼女たちがぶっ潰す――!
『美人が婚活してみたら』の著者が描く、反ルッキズム×シスターフッドの物語!
「ブス」と言われ、学生時代にいじめられていた知子。大人になった彼女は、自分をいじめていた“美人”の同級生・梨花が美容家として成功していることを知り、怒りに震える。知子は、梨花への復讐を決意する――。
連載開始直後からSNSで大反響の話題作!
感情タグBEST3
3Bさんがのし上がる、のかな
3B(ブス、貧乏、ボッチ)の女性が、高校時代にブスを理由に自分をイジメた美人同級生の会社に入社し、復讐するみたいな展開。
といっても、復讐メインと言うよりアンチ・ルッキズムへの賛同と反論、を漫画化した印象。
分冊1冊だけで内容濃いすぎて疲れちゃうくらい。特に「美人という強い立場の人間が、アンチルッキズム言ってるんじゃねー」という主張は、なるほどと思いました。環境保護もSDGSもその他色々、結局は強い立場、余裕のある人間だけが唱えてますしね。
色々と考えられる起点が散りばめられた面白い作品ですね。
高校時代の美人同級生が営む美容系の会社に勤めることになったブスの主人公。確かにブスとかブサイクみたいな言葉は大っぴらに言われなくなったし、プラスサイズタレントなんかも活躍するようになったけど、実際には顔面偏差値を重視する風潮はまったく変わってないどころか、むしろ過激化しているようになったよなと感じます。ルッキズムという言葉を軸にこの二人が今後どう変わっていくのか見ものです。
ちょっと面白そうな予感がするので、次の話も読んでみようと思います。主人公のことを「ブス」だと言い、虐めていた顔だけの女と再会。しかも…。
匿名
1
主人公の山井知子は33歳の女性。
通勤中も仕事中もなるべくマスクをはずさず他人との関わりをさける人生を生きている。
見た目がよくなく学生時代に派手目な女子たちにいじめられていた知子はその後不登校になり、高校卒業後最低賃金の仕事をしながら小さく生きていくしかなかった。
しかしそんな知子にも少しの希望があった。
それはルッキズムという言葉が世の中に浸透してきたことだった。
そういったことを良くないというネット記事が大きな反響を呼ぶというのを繰り返しているくらいにはそれに悩まされている人が多いのだと実感するからだった。
ある日知子が手に取ったファッション誌にルッキズムに関する記事が掲載されていたのだがその記事に出ていたのは知子をかつてブスだといじめていた白根梨花で…。