肋兵器のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2巻から続いたゲームも3巻で終結しました。
読んでいる感じ、1巻と同じようなルートでゲームから抗うことになりました。
そして、今回のゲームでこのルートはもう行きつくところまで行ってしまった感じがありますね。
もう行き止まりですし、四巻は大きく物語が変わりそうな雰囲気です。
しかし、どうして今回は行きつくところまで行けたのか。
一巻と比較するとしたら、異なる点は「①世界が学校に来た。②おチヨが頑張った。」の二点だと思います。
おチヨが全力を出すとこうなるのですね。
こういった物語の定番としては登場人物の全員が全力で頑張らないと不条理を乗り越えられないもので、ユウキとおチヨが全力を出すだけでなく -
Posted by ブクログ
俺「あの、『ご愁傷さま二ノ宮くん』と『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』の作者である鈴木大輔さんが文句のつけようがないラブコメを書いたって」
友「そうなんだ、どんなタイトル」
俺「文句のつけようがないラブコメ」
友「えっ」
俺「えっ」
下手な寸劇はおいといて、『文句のつけようがないラブコ メ』、略して『もんラブ』を読み終わりました。
一言で言えば、いい作品だった。
有名作品の作者ってだけで気になるのに、そんな人が最高のラブコメを書くっていうだけで、読んでみたくなる。
そもそも、『ご愁傷さま二ノ宮くん』も『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』もある意味最高のラブコメと評しても -
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Posted by ブクログ
いや、マジか。
この終わり方はきついわ。
自らを犠牲にし世界を守っている神様少女と、彼女に捧げられ結婚した少年の話。
出逢いのプロポーズから、次第に心通わせていく様は定番のラブコメ。
少年が少女を救い出す展開は、まさしく王道。
……なのだけど、その後が違った。
確かにこれはある意味、愛の喜劇(ラブコメ)だろう。
でも、文句はたくさんあるなあ。
一体どうすればこのゲームはクリアになるんだ?
そもそもクリア条件はなんだ?
次巻もこれを繰り返すの?
そこに希望はあるの?
うーん、難しい。
次巻にその答えがあるのなら読んでみたいけど、
確認するのがちょっと怖い。 -
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Posted by ブクログ
“「いいや」
神様が首を振る。
「問題ない。とても素晴らしいな。うん。とても素敵だ。そうか、わたしは幸せにしてもらえるのか。世界中が敵に回っても関係ないのか」
こくこく頷いている。
噛みしめるように、ワインか何かを舌の上で転がしてゆっくり味わうように。
「うん。うれしいな。とてもうれしい。ふふ、ありがとうユウキ。わたしはとてもうれしいよ。心から感謝するよ」
そうしてにこりと。
花びらが咲きこぼれるように笑うのだった。”[P.82]
地の文章は少し淡々としつつ、登場人物同士の掛け合いが楽しい。
何か隠しているなと思いつつ読み進めていたら面白い展開が待ってた。
無人島でのシーンはどうしても泣く。 -