由羅カイリのレビュー一覧

  • かぎろひさやか 常磐

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    またもや恵美押勝が孝謙上皇の毒殺を試みるが、真那が犯人を見破る。恵美押勝と上皇の対立が深まる中、真那は強引に東子のところに連れていかれる。八尋は真那第一と行動を起こす。この後、実際の歴史どおりに恵美押勝と上皇の戦いが起こるが、さて二人の行く末は…。生真面目で可憐な真那と真那一筋の八尋が眩しい第3巻、最終巻でありました。薬師たちが扱ういろいろな薬草について出てきて、なかなか興味深かった。

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    2022年03月15日
  • かぎろひさやか 夕星

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    孝謙上皇に呼び戻されて吉備真備が都に帰って来て、藤原仲麻呂(恵美押勝)との対決の状況になる。薬師の真那は八尋に真備を紹介され、上皇とのつながりもできる。真那は、恵美押勝の息子に強引に連れていかれそうになったり、上皇暗殺の手伝いをさせられそうになったりして、政治のただなかで翻弄されるが、八尋や周りの人々に救われる。その中で、真那と八尋の絆はますます強くなっていく。奈良時代の実際の政争を背景としているところが面白い。道鏡も出てくる。

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    2022年03月14日
  • 封鬼花伝 雪花に輝く仮初めの姫

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    「成る絵」(完成すると動き出す)を描く女絵師の千寿は、一之皇子・刀火の仮妻にされてしまって、刀火に食ってかかる。刀火は千寿を自らの武器にしようと手元に置くことにしたのだ。千寿は刀火のお抱え絵師になることで、それから逃れようとするが、審査の日になって、刀火の中の魔王が暴れだす。千寿は刀火の体に絵を描くことで抑えようとするが…。刀火曰く「姫成分が蒸発した出がらしの、散らかし魔」という千寿だが、そのはちゃけた元気の良さとともに可愛らしさを千寿に見出した刀火の気持ちにも変化が訪れたようである。主人公千寿の言動や心の変化が魅力の物語だ。

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    2022年03月09日
  • かぎろひさやか 玉響

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    奈良時代ということと、主人公が薬師の女儒というのが目新しい。樒(しきみ・悪しき実ということから名づけられた毒の実)をネズミ捕りに使うために集めてきた場面があったんで、予想通り、この実が盗まれて事件が起こる。主人公の真那は、知り合った貴族の八尋に助けてもらって、事件をなんとか解決する。真那が抱えている家庭問題も八尋に聞いてもらって、一気に二人は親しくなる。めでたしめでたしーじゃなくて後何巻か続くらしい。面白い展開を期待しよう。

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    2022年02月26日
  • ネオアンジェリーク 1巻

    無料版購入済み

    逆ハーレム

    アンジェリークを巡っての逆ハーレム状態。みんなイケメンで甘々です。ゲームをやってないから詳しいことはわからないんだけど可愛いからいいかな。

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    2022年09月29日
  • 桜の花守 桜春国の鬼官吏は主上を愛でたい

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    設定はそれなりに重い部分もあるけど、出てくる人達がとことん温かくていいやつばかりなので穏やかに読めた。

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    2021年08月17日
  • 桜の花守 桜春国の鬼官吏は主上を愛でたい

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    ネタバレ

    国難の際には自らの体を「はじまりの火」にくべることで国を救うという王。
    事実、白妙の母はそうやって命を落とした。
    冒頭はそんな重い話から始まるのに、樒はどうしてああなった。
    カラフルな手燭はあれかな、サイリウムかな。
    主上の絵姿をあれだけ集めている姿は、アイドルオタクさんと何ら変わりなく。
    あれで成績トップだったんだよ、彼は。
    もう一度言おう。
    どうしてこうなった。

    樒の残念っぷりと同僚の性別逆転ぶりが非常に楽しい作品。
    粗筋からこんなコメディ調は想像していなかった。
    白妙も王としては破天荒だし。
    (でもいい王様だ)
    同年代の子たちが和気藹々としながら協力し合い、そして主上ラブすぎて残念がすぎる樒にツッコミを入れながら様々な問題を解決していくのは、学園ものを見ているかのような楽しさがあって、こちらも読んでいて心が弾んだ。
    みんないい子たちなんだよ。
    それでいて、ちゃんと有能なんだよ。
    性格はみんなそれぞれ難ありだけど。

    樒の身の上が存外早く分かったことにも驚いたり、各国の王もまた破天荒揃いで笑ったり、いざという時は前述通り命を投げ出さないといけない王様を描いているのに、重くなりすぎていない。
    寧ろテンポよく楽しい作品というのは稀有な魅力だと思う。
    また樒のあの残念っぷりにツッコミを入れつつ楽しみたいので、続きを待ちたい所存。
    まだ主従関係から抜け出していない二人だけど、最後に少し伏線も出てきたし、恋愛面に発展するのかも期待したい。
    そしてますます残念になってほしい樒くんである。
    (もう少し言い方はないものか)

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    2021年03月14日
  • 太陽と月の眠るところ 紫微国妖夜話

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    普段買わない小学館文庫。裏のあらすじを見て購入。キャラブンとの事で、キャラクター性に注目しつつも読んだ。一気に読み込めた。中に4話入っていて、読みやすい。ただ、個人的にあまり主人公が好きになれないかなぁ。いい所なしで終わったし、そういうものに好かれやすいって設定もあまり生かしきれていない。それでいてこう……周りとの関係も希薄で、なんというか、漫画では許されるけど小説でこの関係性の進み方はどうなんだろうって思った。とりあえず2巻が出たら読むけど、2巻の展開次第だな。

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    2019年01月13日
  • 皇太后のお化粧係

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    設定としては面白かったけれど、物語の展開が唐突すぎるというか呆気なさすぎるというか…。中盤までは楽しく読めていたけれど、皇太后と皇帝の対決が始まってきたあたりから置いてけぼり感が半端ない。鈴音のメイク術はなかなか面白かったんだけどな。黒曜が相手役なんだけど序盤から出てくる余暉も意味深だしスッキリしないまま終わってしまったのでWeb版も確認してつじつま合わせをしたりしてしまった。文庫版は皇太后に救いがある内容でそちらでは余暉の正体なんかも明かされてました。個人的にはWeb版の方がまとまってるように感じました。

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    2016年07月21日
  • 封鬼花伝 光綾なす千花の夢

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    シリーズ最終巻。
    封印したはずの春鬼が都で目撃され、成る絵を描く力がある千樹が疑われる。綾峰の手引きにより、隠れ家に逃げ延びた千樹は絵の魔力で春鬼が鬼界にいるか確認しようと試みる。一方、刀火はある決意を固め、千樹と何とか連絡を取りつつ、この陰謀の犯人を追い詰めようとする。

    なかなか読み進めることが出来なかったな〜。最終巻ということもあって内容が濃ゆかったからかな〜。詰め込まれ過ぎてた。だけどハッピーエンドだったし、2人が離れ離れにはならないラストだったから良かった。雅近にはけっこう終盤の方まで苛々させられた(笑)あとこのシリーズで一番成長したのは綾峰だと思う。私の中の好感度は刀火よりも高いww

    今度はどんなシリーズなのか楽しみです。

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    2015年03月19日
  • 封鬼花伝 雪花に輝く仮初めの姫

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    お互いのことを少しずつ意識し始めたのかな?
    ちょっとドキドキ。

    千樹の七夜の衣装をカラーイラストで見たかった☆

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    2015年03月04日
  • 封鬼花伝 飛花薫るうたかたの口づけ

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    ネタバレ

    シリーズ4巻目。刀火の正式な仮妻になったことで起こるやっかみや事件がメインの話。そして刀火のことが好きで大事だからこそ離れようと決意した千樹の想い。けれど千樹が自分の元から離れていくことを無意識のうちに拒む刀火。雅近の態度に苛立ち、突然現れた彼の兄・頼近も怪しすぎるし、千樹にとっては辛い試練の巻だったような気がする。刀火はこの巻あんまり活躍してないし、むしろ弟の綾峰が切なすぎて健気で応援したくなった(笑)刀火のラストの行動にちょっとキュンとなりましたが、次巻では千樹に対してもっと押せ押せで行ったらいいと思うww

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    2014年10月08日
  • 封鬼花伝 暁に咲く燐の絵師

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    絵には魔力が宿る。
    主人公は絵と対峙することで、自分を成長させていく。

    という話。
    最初に種明かしがくるので、設定を詰め込む余力はまだまだあった。
    これから増える登場人物と人間関係、絵師の禁忌、神話世界など、次巻期待。
    最後に由羅先生の挿絵は相変わらず麗しいです。

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    2014年09月13日
  • 封鬼花伝 春を恋う咲きそめの乙女

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    ネタバレ

    シリーズ3巻目。
    仮妻にしないと刀火に宣言され、暁宮から追い出されてしまう千樹。納得できない彼女は悩む中で刀火への恋心を自覚する。刀火の真意を知りたい千樹はニ之御子・綾峰の手引きを受け、何とか暁宮へと戻ってくる。しかし、宮の中は刀火に異変を生じさせた原因が「成る絵」だったことが判明し大混乱していた。成る絵を描けるのは今の所、千樹だけということもあり千樹が犯人として疑われてしまい・・・。

    刀火への恋心を自覚した千樹が何とかして刀火に会いに行こうと頑張る所が健気で愛おしい。けど、せっかく会いに来てくれたのに刀火は失いたくがないためにそっけないし。大事だけど、でも手放す覚悟も同時にしているなんて、なんというか複雑で難しい男(笑)切なすぎるでしょ。でも今までの生き方や人生が彼をそうさせたのだから、そんなに簡単に両想いにはならないよね。そんな刀火が千樹に対して本気になるのはいつなのかしら?嘘つきで本音を上手に隠す彼がその仮面を被れなくなるのはどんな状況?まぁ十中八九、千樹がらみでしょうが。
    賢夕の最後はなかなかに悲惨で、彼が犯人だろうとは早々に予想できたものの可哀想だった。純鉄の心も早く癒されればいいけれど・・・。彼もその後出てくるのかしら?そして可哀想といえば綾峰も(笑)彼は良い奴なのに不憫すぎるwwでも男を磨いて、千樹と刀火の仲にちょっかいをバンバンかけて欲しいわ。その方が面白くなりそう♪

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    2014年06月15日
  • かぎろひさやか 常磐

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    ネタバレ

    はや最終巻。終わるの早いかなって思うけど、ルルル文庫だとこれくらいかなぁ。押勝が出てきているところから、恵美押勝の乱が失敗するところで終わるんだろうなぁって思ってましたし。

    真那と八尋はすでに両思いだし、真那が連れ去られたりはするけど、「桜嵐恋絵巻」ほどのドキドキ感はなかったかな。

    まあ、真那が連れ去られたあとの八尋はちょっと暴走してましたけど、そこら辺のやり取りは流されてましたし、その後の話も真那が八尋父に認められるところとか結婚した後とかが読みたかったように思います。

    次作は大正時代だそうですが、また新作。できれば「乙女なでしこ恋手帖」の続きが読みたいなって思ってます。

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    2014年05月21日
  • かぎろひさやか 常磐

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    ネタバレ

    最終巻。
    八尋と恋人同士の甘い時を過ごす真那。けれど押勝の娘・東子の薬師として働いていることが八尋の立場を複雑にしていることもあり二人の結婚は未だ許されずにいた。そんな中、押勝と上皇の対立が表面化し、都の情勢は混乱する。八尋の立場を心配した真那は東子の薬師を辞める決意をするが・・・。

    押勝の勢いも前巻まででしたね。陰謀とか策略は2巻の方がすごかったので3巻はそこまでハラハラすることはなかったです。納まる所に納まった感じでハッピーエンドで良かった。
    次の深山さんの話は大正時代らしい。乙女なでしこみたいな感じなのかな?

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    2014年05月12日
  • 封鬼花伝 暁に咲く燐の絵師

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    ネタバレ

    イラストが由羅カイリさんだったんで、なんとなく男性陣が「彩雲国」っぽいって思ってしまいましたが、おもしろかったと思います。

    描き手の気持ちによって、たまに絵が動いてしまうことがある世界のお話で、滅亡した国から逃亡していた絵師の千樹と隣国の第一皇子の刀火の掛けあいがよかったです。

    あの絵をどんな風に封じるのかと思ったら、あの方法。そうか!って納得できました。正直絵を封じるタイミングは、例のごとくギリギリで、そこまでギリギリじゃなくてもいいんじゃないかって思いましたけど。

    あと、敵として出てきた彼ですが、えー、この人が悪役になったら、サブキャラいなくなるやんって思ってたら、憑依されただけで、いい味出してる人がいきなりいなくなるのはちょっと寂しかったんで、安心しました。

    おもしろかったから次巻も買うと思います。

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    2013年11月30日
  • 封鬼花伝 暁に咲く燐の絵師

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    彩雲国の一巻目を思い出した。
    いや、悪い意味ではなく、挿絵抜きにしても。
    最近ビーンズハズレばっかりだったので、‘首’並には面白かった。結構評価高いです。評価上は3だけど3.5位。
    私は、結構好みな話でした。
    次巻も購入します。

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    2013年10月02日
  • かぎろひさやか 玉響

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    ネタバレ

    奈良時代でお姫様と皇子様ではない、一般人という設定は珍しいかなって思いながらも、やっぱり深山さんの作品はおもしろかったです。

    キャラ紹介のところの八尋のイラストを見ると、ちょっと押しが強そうな感じがして、話し方とイメージが合わない感じはしましたが、最後に自室に連れ込んで・・・ってところはイメージ通りかなぁなんて。
    門が閉まったから真那と一晩過ごせるなんていう期待を持っていたのに、薬師だと門を通れるって聞いたときの八尋の切羽詰まった感じがちょっとかわいく思いました。

    恵美押勝とか大伴家持とか、昔日本史の教科書で見た名前だなって思いましたが、どんな最期だったかは覚えてなくて、続き楽しみにしています。

    「乙女なでしこ恋手帖」とか「愛染変化恋絵巻」は続き出ないのかなぁ。

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    2013年08月03日
  • かぎろひさやか 玉響

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    ネタバレ

    深山くのえ初の奈良時代物。ちょっとハードボイルド風味かな。
    真那の心配事と悩みも一応解決したし、八尋とも順調でめでたしめでたしだけど、シリーズ化されるといいな。

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    2013年08月03日