幸村アルトのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
さらっとした近年の少女漫画らしい可愛い絵柄と、ぱっと見ヘヴィーなタイトルの「コレットは死ぬことにした」。内容は大してヘヴィーでもなく、コレットのいる世界と冥王ハデスのいる冥府を頑張り屋さんの薬師コレットが、井戸から行き来するお話。
「働く女子に送るエール」と銘打ってるだけに、主人公コレットは働き者…なんだけど、せっかくのちょっといいお話も、なんだか浅いのがもったいない。ちょいちょいキラッと光るものを感じるだけに、よりもったいない。もったいない故に、なんだか読後感もあっさりしちゃって、読み返すほどじゃないのが、本当にもったいない。
そんな、もったいない少女漫画。 -
Posted by ブクログ
“「…これで対等か」
「最初からシャルは対等よ
わたしは結局 使役者になりきれなかった」
「市場でおまえを見たときからなんとなくわかっていた
だから俺を買えと言った。すぐに逃げ出せるだろうと」
「予想通りで嬉しかったでしょう」
「…どうかな わからない」"
間が空いての完結巻。
髪下ろしアンの可愛さたるや。
“あんなに今年にこだわってたのは寂しかったからだったんだね
ママがいなくなった寂しさをごまかして
走る目標が何かほしかっただけだった
わたしやっと
ママが死んだことを受け入れることができたよ
ママ わたし銀砂糖師になる
ママを越える銀砂糖師に なります" -
続きが気にならなくなった…
この後どうなるんだろう、わくわくという楽しみはもうなくなってしまいました。
ハデス様がハデス様らしくなくて、魅力がなくなったような気もしますし
コレットもただの女の子になってしまって、つまらないのかな…
私の中ではもう完結です。 -
ネタバレ 無料版購入済み
主人公コレットの言動があまりにも軽薄なので見ててひやひやします。
コレットを薬師として育ててくれた恩師は既に亡くなっていました。裁判で天国行きが決まりましたが、生前妻を誤診で死に追いやってしまった罪の呵責に苛まれ、ずっと天国行きを拒否してさまよっていました。それを偶然盗み聞きしたコレットは、死者でもないのに恩師のいる場所へ会いに行き説得、うまく行かなかったのでそれならと 天国にいるであろう恩師の妻を探してくれとハデスに頼み込む…。
地上にもまだ治療を待っている患者がいるだろうし、これじゃあただイケメンに可愛がられたいがために頑張る性格の悪い人間にしか見えないです。そもそも死んだあと